【May'n インタビュー】
楽しい楽曲をタイアップのシングルで
ずっと出してみたかった
自分自身や周りを信じる気持ちは、
どんな夢でも仕事で絶対に大切
そんなこだわりからMVにはお芸人のきつねのおふたりが出演することに?
はい。きつねさんはネタが面白いのはもちろん、同級生ということがきっかけで始まっているので若い時からおふたりの仲が良くて、とにかく笑顔が多くてお互いを信じ続けているコンビだと思ったんですね。だから、自分が前に出るよりも、おふたりのドラマとか人間性を出させてもらったほうが、この楽曲のメッセージは届くんじゃないかと思って、お名前を挙げさせていただいたんです。
その結果、きつねさんのお仕事風景が大部分を占めていて、May’nさんの登場するカットがほとんどないという前代未聞のMVになったんですね。
こんなに短時間で終わったMV撮影は初めてでした(笑)。きつねのおふたりには『きつねのぶらり旅』という架空の番組のロケをしていただいたんですが、もう本当に面白くしてくださったんですよ! そのボケの内容とかも最初は全部MVに入っていたんですけど、そうなると「あはっててっぺんっ」のMVというよりも“きつねさんのPV”になってしまうんですね。一応は楽曲のMVなのでネタの部分はカットさせていただいて、仲の良いふたりがとにかく笑顔で頑張ってきて今に辿り着いて、“これからも頑張ろうね!”っていうところが伝わる映像にしていただきました。
今の時点でも十分“きつねのPV”になってません? おふたりの昔の写真が出てきたらウルッときちゃって、“いったい私は今、何に感動しているんだろう?”と思ってしまいました。
あははは! あれも、こちらからお願いして写真をいただいたんですよね。『きつねのぶらり旅』のロケも、“行きます! 見たいです!”と言って行かせてもらいました。もう本当に中身が面白いんで、いつかどこかで発表していただきたいです。
そううかがうと単に楽しくてハッピーになれる曲というだけではなく、お笑いの魅力を深堀りすることで、誰かと一緒に何かを作り上げることの素晴らしさを伝える曲なのかもしれないですね。
すごく嬉しいです。お笑いだとか歌手だとかに限らず、たくさんの方々に共感してもらえるメッセージでありたいというのは、すごく願っていることなんですよ。どんな夢もお仕事も、自分自身や周りにいる人を信じる気持ちって絶対に大切で、それこそカップリングの「蒼の鼓動」みたいに“歯を食いしばってがむしゃらに頑張る!”っていう気持ちも大切だけど、肩の力を抜いて何が楽しいのかを考えることが必要な時もあると思うんですね。楽しくなきゃ続かないし、周りもつらくなってしまうから、やっぱり笑顔って大切で。“あはっててっぺんっ”っていうタイトルには、そんな想いも込められているので、たくさんの方が笑顔で前に進んでもらえるきっかけに、この曲がなってほしいです。
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