岡咲美保

岡咲美保

【岡咲美保 インタビュー】
希望をたくさん叶えていただいた
アルバムになった

昨年9月にアーティストデビューを果たした岡咲美保が待望の1stアルバム『BLOOMING』をリリース! お馴染みのポジティブでキュートなナンバーのみならず、ダークなナンバーも歌いこなす歌唱力と表現力の高さには、改めて驚かされるばかり。新録曲10曲で“やりたい曲やテイストをふんだんに入れた”と語るフルボリュームの一枚から、果たしてどんな花が咲くのだろうか?

アイディアの芽をお花に育ててもらい、
そこに水をやって伸ばしていく感覚

1stアルバムで新曲が10曲とは、すごいボリュームですね。

そうなんです! とても幸せな制作期間だったんですが、こうして取材などで驚きの声をいただくたびに“すごいことだったんだなぁ”と改めて思いました。すごくボリューミーで濃厚な作品になりました!

その濃厚さってスタッフの期待の表れだとも思うんですよ。デビューから一年も経っていない新人でも、きっと岡咲さんならできるっていう。

そうだと嬉しいです。実は制作前の打ち合わせで、“こういう曲を歌ってみたいです”というお話をプロデューサーさんにさせていただいたんです。例えば、今まで元気でエネルギッシュな楽曲をお届けしてきましたが、ダークな感じにも挑戦してみたいとか、もともと声優を目指した理由のひとつが“現実世界ではあり得ないファンタジーな世界に飛び込みたい”というものでしたので、ファンタジーな曲もやってみたいとか。今回のアルバムはそういった希望をたくさん叶えていただいた作品になりました。

ご自身で選曲にかかわったり、アイディアを出した曲もあるんでしょうか?

4曲目の「Dream In Wonderland」はデモの段階で選ばせていただきました。とにかくメロディーが強くて、印象的な曲だったんです。なので、“ドラマチックな曲だからファンタジー要素を入れたいです”という意見をお伝えしたりもしました。

まさしく王道アニソン的な曲ですもんね。

そういう主題歌みたいな曲がアルバムに入っているっていうのも豪華ですよね! あと、5曲目の「ファンタジック♡ファンファーレ」は作詞の志村真白さんと一緒に相談しながら、私がタイトルを考えました。歌詞の内容についても“あまり人間っぽさや日常っぽさは出さないでほしいです”というお願いをさせていただきました。普段の声優活動でも創作されたものを表現するということをやっているので、自分のちょっとしたアイディアの芽みたいなものをお花に育てていただき、そこに水をやって、さらに伸ばしていくみたいな感覚が、レコーディングでもありましたね。

ちなみに、歌えて一番嬉しかった曲はどれになりますか?

DECO*27さんが作詞作曲してくださった6曲目の「ミラー」です。

やっぱり! アルバムの中でも異色というか、幕開けから比較的明るいイメージなのに、ここでガラッと色が変わりますよね。一気にダークになる。

そうなんですよ! もともと私がDECO*27さんの大ファンで、そこからデビュー曲の「ハピネス」だったり、2ndシングルのカップリング曲も書いていただいたんですが、どちらも明るく前向きで可愛らしさのある曲だったんですね。ただ、DECO*27さんのバチバチにカッコ良いボーカロイド曲も好きなので、そういった曲も歌ってみたいという欲が出てしまって。それでお願いしたところ、リモートで打ち合わせをさせていただくことになり、私の好きなDECO*27さんの曲や要望をお伝えしたと同時に、歌詞に私らしさを入れ込むためのインタビューも受けたんです。例えば、“声優•岡咲美保として活動しているのが昼の私だとして、夜、帰宅しての第一声は何ですか?”とか、“ひとりでいる時はどんな感じですか?”や“怒るのはどんな時?”とか。

帰宅して最初に言うひと言って何だったんですか?

何も言わず、無言です(笑)。そういった話から歌詞を膨らませていただいて、例えばサビの《ずっとずっと鏡に鬱ってハイチーズ》っていうフレーズは、“小さい時はよく鏡の前で踊っていて、今でも自分のパフォーマンスをチェックする時はひとりで鏡の前でやります”っていう話がもとになっているんです。歌い出しの《ひとりぼっち お似合いじゃ、ヤ》にしても…私、すごく寂しがり屋なんですよ。友達3人でいたら、できれば真ん中にいさせてもらえると不安じゃないみたいなところがあって、そのお話はDECO*27さんにはしていないんですけど、きっとインタビューで掴まれたんでしょうね。《足りない自分は嫌いじゃん》とかも自分自身に対して飴と鞭が多いタイプなので、すごく共感できたんです。ちょっと違う世界線の私を演じるような感じでとっても楽しくて、レコーディングでは世界観に浸って歌うことができました。

低音で歪みの利いたヴォーカルは本当に新鮮ですし、歌い回しも投げやり風なんだけれど伸び伸びとしていて、楽しんで歌っているのが伝わってきましたよ。

揺れながら歌っていたり、前のめりだったりしたところに楽しんでるオーラが出ていたのか、プロデューサーさんも“あっ、ずっとやりたかったんだね”みたいな反応でした(笑)。“早口のパートが歌いたい”という要望も叶いましたし、やってみたかった歌い方を全部入れ込ませていただいたので、ぜひ気に入ってもらえたら嬉しいですね。
岡咲美保
岡咲美保
アルバム『BLOOMING』【CD+Blu-ray盤】
アルバム『BLOOMING』【通常盤】(CD)

OKMusic編集部

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