東京女子流

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【東京女子流インタビュー】フルアル
バム発売までの7年間、メンバーそれ
ぞれの思い

4人組ダンス&ボーカルグループ・東京女子流がおよそ7年ぶりとなる6枚目のオリジナルアルバム『ノクターナル』8月3日にリリース。インタビュー後半では、このアルバムが出るまでの7年間の思いにも触れてくれた。

アルバム新曲について詳しく語ったインタビュー前半はこちら
--前回新曲それぞれの魅力を教えてもらいましたが、全体としての聴きどころを改めて教えてもらえますか。
新井ひとみ「今回のアルバム、全体的にメンバーそれぞれの声がたっぷりと聴けるなと思いました。ソロのパートがしっかりとあるので、それがすごく耳に残るというのがありますし、曲によってはハモリやコーラスがたくさん入っているので、より声の厚さや盛り上がりを感じられるんじゃないかなと思います」
--そんなコーラスワークや声の厚みを特に実感できる曲って?
4人(そろって)「『Viva La(恋心)!』」
--声がそろいましたね(笑)。
山邊未夢「メインボーカルとともに、コーラスもいい感じで際立っていて、そのハモリはイヤホンで聴いていると自然にフワッと入ってくる感じで。聴いていてコーラスが体に染み込んでくるのが『Viva La 恋心』で、ライブのパフォーマンスでもぜひ注目していただきたいです」
新井「一番の終わりは2:2に分かれてて」
山邊「私と友梨が主旋律で」
新井「私とめいてぃん(庄司)がハモリで、そこもどういう形で歌っているのかなと、耳を傾けてもらいたいです」
--これまで以上に歌の魅力を実感できる?
庄司芽生「ほかの曲でもそうで、コーラスの厚みに魅力があって、今までの倍くらいの量でコーラスも録っているので、レコーディングのときに次にどこの部分を歌うのかわからなくなることもありました(笑)」
新井「(レコーディングのための)歌詞カードが大きいんですよ。いつも以上に」
山邊「スタッフさんもハモリのレコーディングに参加してくれました。『Viva La 恋心』で“ヘイ!”という部分があるんですけど、メンバー、スタッフみんなで叫んだり、クラップで参加してくれたり、チーム女子流全員で曲を作り上げているって感じがして楽しかったです」
庄司「デビュー当時のレコーディングってそんな感じで、みんなでガヤを入れたりだとかして。“ああ懐かしい”と思って、そういうところでも改めて歴史を感じました」
--今回のアルバムはオリジナルとしては約7年ぶりのリリースとなります。前作のリリースからいろんなことがありましたね。
庄司「この7年間は私たちの状況が目まぐるしく変化していった気がして、メンバーが5人から4人になって、私たち自身もどういう女子流になっていくべきか、そういういろんな面での進化、変化を求められてきた中で、ようやく自分たちの見せ方をみつけられてきたのかなと思い、今それをこうしてアルバムという形でみなさんに届けられることがすごく嬉しいし、この7年間があったからこそ、今自信をもって届けられることになったと思います。本当に一人でも多くの方に聴いてもらいたいし、私たちを知ってもらいたい一枚だなと思っています。歌に関しても曲に関してもビジュアルに関しても、すべて自分たちの今の最高のものをつめこんでいる一枚になっていて、まさに東京の街のようにめまぐるしく変わってきたというのを体現している一枚になっていると思うので、ぜひ聴いてください」
--この期間には、アイドルフェスへの出演再開、今回のアルバムに収録されている『ラストロマンス』以降多彩な楽曲への挑戦、中野サンプラザなどでのホールライブ、結成10周年、そしてコロナ禍など、いろんな出来事がありました。
中江友梨「デビューしてからライブを大事にした活動をしてきて、絶やしたことがなかったのですが、コロナ禍になってライブが届けられなくなったとき、不安にもなりましたし、ライブのパフォーマンスをしないことで、誰が待っていてくれるんだろうと思ったりもしたんですけど、その時期に自分自身女子流の歴史を振り返ったり、女子流の全ての楽曲80曲くらいあるんですけど、それを聴き返すという1日があったりする中で、マイナスな気持ちになるより、見えたものがたくさんあったので、次にライブができたときにはこうして伝えようとか、この時間がもったいないものにならないようにしようとか、そんな気持ちになりました。昔の女子流も今の女子流も後悔しないように、これからもちゃんと続けられるようにしないと、という責任感が、最近25歳にもなったので出てきたのかなと思います」
新井「デビュー当時、こんなに歴史が作られるとは思いもしなかった。この12年間でいろんな私が構成されたというのがあるし、女子流として成長してきた12年間ではあるけれど、楽曲の中の主人公も成長して大人になってきたというのがすごくわかるなという思いもあります。楽曲のイントロを聴いていると、その主人公たちが集まってくる感じがして、それが集まって完成して『Viva La恋心』が披露されて、優しい気持ちになったりだとか、『お母さん、ありがとう』という感謝の気持ちも伝えつつ、でも大人になったから金曜の夜にちょっと遊んでみたり……」
--それは、一人ではなく、それぞれの主人公が?
新井「はい、いろんな主人公がいると思うんですけど、その主人公たちがいろんな思いを得て、成長していっているというのが見受けられるなと思います。一曲を通していろんな表情から主人公として成長していってるなとわたし的には感じました」
山邊「アルバムを出させていただくのは7年ぶりということで、この期間もファンの方から“アルバム出して”とか“アルバムいつ出るの?”と聞かれることも多くて、ついに7年ぶりに出せるということで、(CD2枚組+映像盤に付いてくる)DISC2も併せると『ラストロマンス』からシングルが全曲入っていて、どの曲も魅力的で、いい意味で全然違う曲たちなので、飽きずに、あっという間に一枚を通して聴けちゃう作品になっています。DVDも今までのムービーが入っていたり、あと、今回のアルバムのために特別に撮った『流Tube』(東京女子流のYouTube)の映像も(映像盤に)収録されていて、かっこいい感じの女子流を味わえる楽曲やMVの一方、その映像では素の私たちが観れます。2022年下半期これでずっと楽しめるくらい、濃い作品になっているので、ぜひみなさんに手に取って楽しんでいたければと思います!」
東京女子流(とうきょうじょしりゅう)
山邊未夢(やまべ・みゆ)●1996年6月24日生まれ、千葉県出身。
新井ひとみ(あらい・ ひとみ)●1998年4月10日生まれ、宮城県出身。
中江友梨(なかえ・ゆり)●1997年6月28日生まれ、大阪府出身。
庄司芽生(しょうじ・めい)●1997年7月2日生まれ、山形県出身。
2010年に結成され、シングル『キラリ☆』でデビュー、今年結成12周年を迎える。
<コーナーカットメモリーズ>MV衣装協力
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ニューアルバム『ノクタール』は8月3日にリリース。
購入はこちらから
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