【カノエラナ インタビュー】
“アニソンを歌いたいです!”という
自己紹介盤みたいなものにもなった
さまざまなアニメを観ながら得た“オープニング、エンディングを作ったらどうなるんだろう?”というインスピレーションをもとにして制作されたアルバム『歌楽的イノセンス』。作風と歌唱法が多彩なカノエラナの魅力が存分に発揮された作品となった。
アニソン感覚って
私の中にあるかもしれない
“カノエラナ的アニメオープニング主題歌集”をテーマとしたアルバムですね。
アニソンが好きだというのは前からよくおっしゃっていましたしね。
「キンギョバチ」はアニメ『永遠の831』のオープニングテーマですが、それ以外は“このアニメだったらこういう曲を作りたい”と考えて架空のアニソンを作っていったということでしょうか?
アニメや映画とかが好きなミュージシャンは“自分だったらこういう主題歌を作るな”と想像することが結構あるんでしょうね。
アニソンならではの魅力として何か感じていることはありますか?
おっしゃるとおり、アニソンは多様ですよね。
カノエさんが多彩な声で表現できるシンガーだというのは、このアルバムを聴くとよく分かります。
「キンギョバチ」の前にアニソンを書き下ろしたことはありましたっけ?
『永遠の831』の主人公の浅野スズシロウは時間を止める能力の持ち主だから、「キンギョバチ」も時間に関する描写が盛り込まれているんですね?
今回のアルバムは夢を実現に近づけるための作品になるかもしれないですね。
このアルバムが完成したことによって、“カノエラナというアーティストは作品に沿ったこういう曲を書けるんですよ”とスタッフのみなさんもアニメ業界の各方面にアピールしやすくなるかも。
アニソンは番組で流れる時は90秒、厳密には頭と最後に0.5秒ずつの余白を作って89秒に仕上げる職人的な技を求められる世界でもありますよね。“89秒の枠にバシッとハマると達成感がすごくあります”とクリエイターの方々がよくおっしゃっていて。
偶然なのかもしれないですけど、今作の大半の曲は1コーラスが89秒の枠にうまくはまりそうな構成なんですよね。
体内時計にアニソンのテンポ感、構成、尺が染みついているんですかね?
今作の曲をアニソンの尺に編集して自作の絵で映像を作ってみたら面白いかも。動画投稿の『歌ってみた』『踊ってみた』もあるわけですから、『作ってみた』もありですよ。
今の時代は動画投稿からプロになる人がいますから、このアルバムの『描いてみた』から素晴らしい才能が世に出るかもしれないし。
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