『グラブル』8年の軌跡をたどる！初
の体験型アート展『グラブルミュージ
アム 蒼の追想』の美しき世界観に浸
る

ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー（以下グラブル）』初の体験型アート展『GRANBLUE FANTASY✕NAKED, INC. グラブルミュージアム 蒼の追想』が、8月28日（日）まで、東京ミッドタウン・ホールにて開催。アート展開幕前日の29日（金）には、オープニングセレモニーが行われ、本展覧会公式アンバサダーのガチャピンとムックが登場し、一足早く体験した感想やおすすめポイントを語った。

ガチャピンとムックは、2017年に『グラブル』のキャンペーンプレゼンターとして登場して以来、毎年コラボを実施している。本展覧会の感想を訊かれたガチャピンは「すてきな映像演出とリアルな造形物が実現されています。グラブルを知っている方はもちろん、知らない方でも飲み込まれるほどの圧倒的な世界観が楽しめます！」と大絶賛。おすすめポイントについては、「楽しくて時間を忘れるほどでした」とウキウキのムックが機神「セスラカ」の巨大フィギュアを挙げ、「驚きのクオリティーでしたぞ〜」と身振り手振りを交えて解説。サイズ感に圧倒されたという「セラスカ」は、ファンならぜひともチェックしておきたいところだ。セレモニーの締めでは、ガチャピンとムックが株式会社Ｃｙｇａｍｅｓ木村唯人専務取締役、グラブルリアルイベントチーム間宮小百合とともにテープカットも行い、『グラブル』初の体験型アート展の幕開けを華やかにお祝いした。

本展覧会は、ヒロイン・ルリアの“夢”を通じて、『グラブル』8年の冒険をたどる展示イベント。初の体験型アート展の注目ポイントは、豪華書き下ろしイラスト、世界観の再現、さらに、プロジェクションマッピングによる圧倒的美しさと迫力の映像演出、インタラクティブなコンテンツを通じて、ゲームの世界を巨大な空間で堪能することができる、まさに“没入できる世界観”を実現している。

ホール入場から、こだわりを発揮。“除菌アート「NAKEDつくばい」グラブルver.“で除菌をしてから場内へと足を進めるのだが、ただ、除菌用のアルコールが噴出されるだけではない。ボックスに手を入れると”ガチャ“でおなじみのクリスタルがプロジェクションマッピングにより映し出されるのだ。色の種類は、青、黄色、虹色となっており、感染症予防対策だけでテンションが上がる演出でお出迎えしてくれる。

『グラブル』にまつわる原画や資料の展示エリアを抜け、スモークが漂う空間に足を踏み入れると、目の前にルリアノートが登場し、ページがどんどんめくられ、幻想的な映像が映し出されていく。そしていよいよノートの中へ。宙に浮かぶノートの断片には、ゲーム中のイベントで登場したキャラクターたちの姿が浮かび上がり、さらに、「四騎士イベント総集」など、全8種のシナリオイベントがスクリーンに登場し、ルリアが冒険で出会った人々や物語を追想体験できる仕掛けが次々と現れる。『グラブル』ファンの思い出も蘇るようで、「あのときは…」とトークが盛り上がり、なかなか次のエリアへと足が進まない様子だった。続く「Marionette Stars」のエリアには“獅子王戦拳”、“ジュワユース”、“グラーシーザー”、“虹の弓”、“クリムゾンフィンガー”といった「占星武器」のレプリカも登場。武器そのものにも目を奪われるが、ここにも演出のこだわりが。エフェクトが走ると天井に星座が現れたりするなど、適合者たちの“願い”をテーマに光、映像、そして声での演出が堪能できる。

次は、円形状の壁に囲まれた空間「追想：空に集う意思 ‐Will，Strength，and Amebition」をモチーフにしたエリア。壁面には”十天衆”の映像が映し出され、中央には初公開となる“十天衆を総べし者”の衣装が展示されている。包み込まれる空間で、ダイナミックな映像と音声の迫力を体いっぱいに堪能できる。続く、模型型コンテンツ「アーカルムの転世」をモチーフにしたエリアでは、床までをも大胆に使用した描写で、世界観を演出。全10種類の演出を見比べ、長い時間止まっていたい空間となっている。続いて現れるのはイベント「STAY MOON」をテーマにした展示。ここで目を引くのは、“ジョイ”のしゃべるオブジェ。ちょこんと佇む姿に、思わず笑みが溢れる空間だ。

そして、次のエリアがムックもおすすめの機神「セスラカ」の巨大フィギュア。全長約3.5メートルという大きさに目を奪われていると、突如、エリア内に警告音が鳴り響き、空間は真っ赤に染まる。ここで堪能できるのは、フィギュアの迫力だけではない。プロジェクションマッピングや、スモーク、サウンド、そして壁面にインタラクティブな仕掛けが施され、敵を攻撃したり、組織のメンバーの情報を入手するなど、自身が作品の中に入り込み、この世界を体験できるのだ。この巨大フィギュアの他に、ヤチマ＆レイベリィの等身大フィギュアも展示されている。

プロジェクションマッピングによる美しさと、ヤチマ、レイベリィのちょっぴり切ない会話にグッと心を奪われる展示エリアとなっている。続くエリアには、本展示会のおすすめでもある“組織”描き下ろしポスターがマッピングで登場。スタッフさんによると、色彩や動きの変化を楽しむのがおすすめの空間なのだそう。

ラストは「どうして空は蒼いのか」の舞台となった「カナンの神殿」を再現したエリア。ルシファーとサンダルフォンの特別なストーリーを3DCGと4DX演出で体感できるライドアトラクションへ案内される間、「カナンの神殿」の神秘的な造形美を存分に堪能しよう。ため息が出るほど美しい空間となっているおすすめエリアだ。

展示堪能後は、ショップで記念品をゲット！　購入できるグッズは全70点。グラブルミュージアム入場者のみが購入可能だが、一部の商品は受注商品専用サイトにて期間限定で取扱中なので、あわせてチェックしよう。ショップ隣には“デジタル寄せ書きコーナー”もあるので、アツい想いを書き残してみよう！

取材・文=タナカシノブ