LOCAL CONNECT、バンド最大キャパの
ツアーに挑戦ーーアルバム『絶対的予
感』で打ち立てた新たなスタイルで、
集大成を世に放つ

京都・長岡京市発のバンド、LOCAL CONNECT。2015年から現メンバーで活動を開始しメジャーデビュー。2018年からセルフマネジメントでの活動に切り替え、2019年には会社を設立。長岡京という土地から一貫して音楽を発信し続けてきた。そんな彼らが約2年半ぶりにリリースしたセカンドアルバム『絶対的予感』には、シングル曲や新曲、全編英語詞バージョンの楽曲を含む全11曲が収録。ISATO(Vo.)とDaiki(Vo.Gt)のツインボーカルならではの新たな挑戦も盛り込まれ、壮大な世界観を表現した前向きな1枚に。ISATOは「大阪城ホールという目標はずっと抱き続けているけど、月日とともに色んな目標ができている。地元に恩返しもしていきたい」と語っていたが、5人全員で模索し続けたスタイルが実を結び、目指す景色への第一歩を明確に示す作品になった。ツアーファイナルはリベンジも兼ねて、自身最大キャパの渋谷WWWと梅田CLUB QUATTROに挑む。今作とツアーに対する強い想いをメンバー全員に聞いた。
「Regulus」は自分たちが目指す景色を明確に想像できる曲(Daiki)
ーー今作『絶対的予感』は、全員での曲作りを行なった前作『NEW STEP』を経て、壮大な音作りになっている印象です。前作から変わった部分はどういうところですか。
Daiki(Vo.Gt):このアルバムを作るにあたって、何か新しいことに挑戦しようと生まれたリード曲「Regulus」ですね。自分たちが目指す景色を明確に想像できる曲が作りたくて、サウンド感をすごくこだわりました。あとはボーカル2人がひとつに絡み合うようなサビになってるんですけど、それはNatsukiの提案がキッカケで。確かに今までそういう曲はなかったし、ミュージカルで男女がやってる掛け合いは、僕らも全然できるのにやってなかったなと。メロディラインを考えるのがすごく大変だったんですけど、ただハモるだけじゃなくて、2人がいないとできないサビを作りたかった。そこが新しいポイントだと思いますし、多分これからそういう曲はどんどん増えていくんじゃないかな。可能性はだいぶ広がったと思います。
【MV】LOCAL CONNECT - Regulus
ーーこれまでやらなかったのは、そこに視点がいかなかった?
Daiki:いつかできたらいいなと思ってたんですけど、その時は多分それより優先したいものがあったんでしょうね。
ーーこの曲は3ヶ月かけて作ったそうですね。
Daiki:ほんとは3か月以上かかってますよ。途中で「Regulus」を一旦置いといて、他の曲も作ったりしていたので、多分全部で半年ぐらい。できた時は嬉しかったですけど、大変でしたね。
ーーどういうところが大変でしたか。
Natsuki(Dr):僕的には「ボーカルこうしたらいいんじゃない?」と提示したものの、サンプルになるような曲がなくて。自分たちの新しい姿を作らないとダメだったので、「こうかな? こうかな?」と手探りで探し当てるのが大変でした。そもそも僕が曲を作れるわけではないので、脳内のイメージをDaikiさんに伝えて、それを再現するんですけど、当たり外れを選別するのに結構時間がかかったイメージがあります。
LOCAL CONNECT
ーーすり合わせていくのに時間を要したと。
Daiki:ある程度形になってからの「こういう音を入れようか」とか「ここでこういうイメージに音を広げたいね」という、細かいサウンド面では結構時間がかかったんですけど、構成やメロディは僕がとりあえず手数を出しまくって選んでもらったので、そんなに苦労はしなかったかなと思います。僕的にはスムーズだったかな。
Natsuki:印象が違うかもしれないですね。僕は言うだけなので「すみません」と思いながら(笑)。
Daiki:1番大変なのは、イメージがあるのに「うーん」と言われることなんです。進まなくなるので。Natsukiはまあまあ鮮明にイメージを伝え続けてくれていたので、数を出して2人で選別してやっていきましたね。
ーーサビの最後のビブラートが重なるところがとても綺麗でした。ボーカル面で苦労したことやエピソードはありますか。
Daiki:ボーカルは僕がおおよそ声を2つ入れて、あとは歌いやすいようにISATOに調理してもらいました。僕の癖があったりもするので、「ISATOのフィルターを通して、自分が歌いやすいように変えてくれていいよ」という感じで渡したので、割とのびのびやってたかなと思います。合わせてくれたらいいなと思って、僕がビブラートを結構ハッキリ入れたところも、バッチリハモりで合わせてくれたので、「ああ、ツインボーカルやな」と思いましたね(笑)。
LOCAL CONNECT
ISATO(Vo):「Regulus」は英詞も混ざった曲で、歌うにあたり緊張してしまう部分もありました。でも英詞はモノにしたらものすごくカッコ良いですし、何より楽曲の世界観にピッタリハマっていたので。難しいチャレンジをどんどんクリアしていく中で、僕とDaikiの住み分けや存在価値ができる。今までバンドでやってきたものをぶち壊して、「新しい自分たちを探す作業や」と思って歌入れもしていました。自分の中でパチッとハマってしっくりきだすと、すごく楽しくて。皆これをどういうふうに受け取ってくれるかなと。中途半端なことはしたくないと思っていたので、100%注ぎ込んだものを評価してほしかった。楽しかったです。ワクワクしながら歌ってました。
ーーギターソロを聞いていてもワクワクしました。
まーきー(Gt):ありがとうございます、光栄でございます。この曲を2人からもらった時は、形がほぼできあがってたんですよ。自分の好きなジャンルで、明確にエレキギターでドシッと出せる自信があったので、何も考えずに好きなようにやった感じです。あと、Natsukiがサウンドのテーマが戦争と言ってて。
ーー戦争。
Natsuki:ちょっと廃虚感が欲しくて。エモーションな部分をギターソロで出してほしいと思ったので、とりあえず汚い音で弾いてくれと伝えました。
ーーめちゃめちゃカッコ良いし、ライブで気持ち良さそうですね。
まーきー:1番気持ち良いポイントかもしれん。エレキギターとしてはすごくやりやすい環境で、僕はこの曲はあまり苦労してないです。
ーーしゅうまさんはベース、いかがでした?
しゅうま(Ba):『NEW STEP』の時から楽曲の幅がすごく広くなって、自分の持ってる知識や能力だけじゃ補いきれなくなって。Natsukiがリズムの解釈に対してすごく詳しいので、色々教えてもらって。リズムに関してはサンプルがたくさんあるので、教わった曲を聞いて、自分の中に吸収して演奏しました。今回のアルバムは半分以上そういう曲です。基本的にベース全体苦労したイメージはあるんですけど、おかげ様で上手くなりました。
海外に届けるため、楽曲のEnglishバージョンにトライ
ーー「デイライトブルー」の<いやちょっと待って>は、ツインボーカルじゃないとできない歌い方ですよね。
Daiki:この曲は、元々基盤をこの3人(しゅうま、ISATO、まーきー)が形成してくれてて、一旦お蔵入りになったんですけど、僕がリメイクさせてもらいました。良い意味でLOCAL CONNECTっぽくない、若々しさを感じるサウンドやと思ったので、歌詞もそこにこだわりたいなと。今まで結構大人の恋愛を描いてきたので「今から恋愛を知ります」みたいな年代の子たちの初恋をロック調に乗せて、LOCAL CONNECT的青春パンクみたいな形で落とせたらなと意識して、歌詞も書きました。後半はどんどん文字数が増えていくんですけど、抑えられない気持ちの高ぶりを表現できたらなってことで、メロディーも攻めぎあっていく感じになってますね。
ーー個人的にお気に入りです。
Daiki:ありがとうございます(笑)。<いやちょっと待って>は僕が歌ってるんですけど、自然に出てきました。ISATOが歌ってて、それを遮る何かが欲しかった。最後は自分の気持ちと抗う歌詞にしたかったので、ストレートにいきました。
ーー「デイライトブルー」のEnglishバージョン「DayLight Blue」で初めて全編英詞に挑戦したそうですが、どうして英詞にしようと?
Daiki:「デイライトブルー」を作った時くらいからコロナ禍でライブが全然できなくなって、その時に配信ライブとか、デジタルの力を頼るポイントが多かったんですよね。それで、曲だけでも海外にどんどん届けていけるんじゃないかという話がずっと出ていて、配信シングルで「デイライトブルー」を出すことも決まっていたので、「じゃあ英語にしてみようか」というところから始まって。ISATOの知り合いの外国の方に頼んで英訳してもらいました。面白かったのが、この曲は恋愛に億劫な男の子の歌なんですけど、英訳してくれた人からすると「そんな男はうちの国にはいない」みたいなことを言われて(笑)。
Daiki(Vo.Gt)
ーーちなみにどこの国ですか。
ISATO:オーストラリアです。
Daiki:カルチャーの違いで、意味はわかるけど理解できないみたいな。「好きなら好きやと、伝えたらいいのに。独特だね」と言われました。
ISATO:梅田のジャンカラで怒られましたね(笑)。
Daiki:5時間ぐらい2人で指導を受けた。
ーー5時間! 男として、みたいな話ですか?
Daiki:それもですし、発音の話もですね。
ーー英詞の中で、<君と>のところだけ日本語なのが面白いなと思いました。
Daiki:それがほんとに外国の方に頼んで良かったなと思ったポイントで。全部英語詞だったら、現地のアーティストを聞いてればいいやんという考えの方やったんですよ。意外と外国の方って日本語の曲を聞くそうなんです。で、「日本のアーティストが海外進出を目指して頑張ってるところをしっかり伝えた方がいいから、海外のフェスに出た時に、皆で叫べるような日本語のポイントを作っておいた方がいいんじゃない?」と言って下さり。<君と>はすごく言いやすいし、カッコ良いから英語にする必要ないよと言われて。
ーー日本人にはない発想ですね。しかも現地のフェスで歌うことも見据えてくれているのが嬉しいですね。
Daiki:ですね。そこはイメージしてくれてたみたいで、「この曲は盛り上がるよ」と言ってくれました。
ーー英語にすると文字量が増えると思いますが、歌いにくさはなかったですか?
Daiki:全て歌いにくかったですね。
ISATO:あはは(笑)。
Daiki:めっちゃ楽しかったんですけど、やっぱり英語と日本語は母音の数が違うし、まず舌が回らない。ずっとレクチャーしてもらって、それを僕がパソコンで歌に入れて持ち帰ってISATOにレクチャーする形だったんですけど、歌っては「違う」と言われ続けて。昔、英語を勉強してたので割と歌える気ではいたんですけど、発音1つでも思ってたのと全然違っていたので、そこで頭抱えましたね。
ーー何回も歌って。
Daiki:何回も何回も歌って。ほんま偶然の産物で録れたものを持ち帰って、死ぬほど練習するみたいな(笑)。
ーー他にもEnglishバージョンの曲がありますが、別の曲も展開していこうとなったのは、やはり「DayLight Blue」が上手くいったからですか。
Daiki:それも結構あります。自信になりましたし、1曲作ったらどんどん届けたいよねということで、英語にしたら良さそうな曲を抜粋しました。「Regulus」は最初から英語バージョンにすることも決まっていたので、そこも意識しつつやりました。
ーー完成度がすごく高いですよね。英語になるとより壮大に聴こえる気がしますが、演奏は変えてないですもんね。
まーきー:同じです。
Daiki:カップリングのつもりで作ってたんですけど、英語版の方が苦労して、やりがいもあった感じがするので、今やもうメイン11曲みたいな。別の曲として聞いてもらえたら嬉しいです。
本当の意味でこの曲が輝く瞬間は、大阪城ホールでやる時だと思う(ISATO)
ISATO(Vo)
ーー「Kiseki」の<遠回りした 道のりは大切な軌跡 きっとあなたなら 気付く事ができる>という歌詞は、LOCAL CONNECTだから歌えるのかなと思いました。
ISATO:この曲は、夢を追いかけて東京に上京した友達のことを思いながら書いたんですけど、書いてる途中に自分たちの夢がわーっと頭の中でイメージが膨らんできて。友達のことを書いてたのに、半分ぐらいそっちが攻めてきて、半々ぐらいの頭で歌詞を考えてたんです。夢が大きければ大きいほど、周りの人に笑われることが多いけど、真剣に真正面から受け止めてくれる人が絶対いると思うんですよね。そういう人たちがいることを彼に伝えたかったのに、自分にも返ってきたような曲になりました。
ーーなるほど。
ISATO:しょっちゅうやれる曲じゃないと思いますし、やりたくないのもあります。本当の意味でこの曲が1番輝く瞬間は、大阪城ホールでやる時だと思うので。その時がきたら僕はもう号泣して、一行も歌えなくなると思います、気持ちが入りすぎて。
Daiki:あかんがな。
ISATO:泣くために書いたんじゃないので、えるためにちゃんと歌い続けたいです。僕の純度100%で書かせてもらったし、このアルバムに入れてもらったと思ってるので。
ーー「再会の花歌」のキッカケは、しゅうまさんとまーきーさんだそうですね。
まーきー:しゅうまが僕の家に来て「曲を作りたい」と言ってきて。「幸福感」とか出てくるワードをバーっと言ってもらって、それを僕が形にした感じです。
しゅうま:全員で作ると言いながら、僕の曲がなかったので責任感を感じて。
一同:あはは(笑)。
しゅうま(Ba)
しゅうま:本当に何もしてなかったので、1曲ぐらい何かせなあかんなと、急遽まーきーに連絡して。ある程度頭の中でコードや曲のイメージ、流れを思い浮かべて、それをそのまま持って行って全部形にしてもらいました。
ISATO:僕が歌詞を書かせてもらったんですけど、しゅうまとまーきーが作業してる姿を見て、しゅうまの熱い気持ちを聞いて、元々あったメロディーと書こうと思ってた歌詞をぶち壊したんです。コロナで会えない間、バンドとお客さんの間ではがゆい時間が続いたんですけど、この曲を聴くのは多分イヤホン越しかライブハウスで生で受け取る時だと思ったので、会えなかった時のことは2番ぐらいまでに収めて、最後はその場にいる実感や幸福感、「やっぱり自分の居場所はここや」みたいなものを感じてほしくて、少しシンガロングするところを入れたり。「再会の花歌」はツアーでずっと1曲目にやってるんです。けど未だに完璧なパフォーマンスでは1回もできてない。声は出せへんけどその分拳を掲げてくれとか、アクションをこっちからも伝えてます。やればやるほどビジョンが鮮明になってきました。
ーー完成してみて、しゅうまさんはいかがですか。
しゅうま:自分が持っていったものより良くなったので、頼って良かったなと思いました。
ーー全員で作詞作曲を行う体制に入って、今作は2作目ですね。
Natsuki:皆の責任感がちゃんと等分になるというか、思い出もできますし、逆に言い逃れもできないですよね(笑)。
まーきー:僕はメロディとかは考えられないんですけど、サウンド面に関しては結構いじれる楽器が増えてきました。例えば、しゅうまが「こういうのやりたい」と言った時に、ある程度その場で形にできるスキルは上がってきたと思います。あと今までは自分の好きな音ばかり入れてたけど、客観的に見れる意識は前より上がったかな。1人が凝ってしまうと周りが入ってこれなくなるので。頼る時は頼るスタンスになってから、めちゃめちゃ楽になりました。
僕らが変わり始めた、この瞬間をたくさんの人に見てほしい(まーきー)
まーきー(Gt)
ーー『絶対的予感』、改めてどういう作品になったと思われますか?
Daiki:タイトル通りですね。これからを示すためのアルバムです。いつもアルバムのタイトルはISATOが決めるんです。ISATOは曲が揃ってからタイトルをつけたい派だったんですけど、今回は先にテーマがあって、そこに曲を揃えていく方法を1回やってみようということで「先にタイトルつけてくれへん?」とお願いしたら、『絶対的予感』という良いタイトルが来たんです。『絶対的予感』を掲げて、これからの自分たちをもっと示せるような作品にしようという流れで「Regulus」が完成しました。これから僕らが見せていく景色は、曲を聞いてもらえると分かるんじゃないかなと思います。それに伴ってステップアップしていきたいなと思います。
ーー現在『予感的中ツアー』真っ只中ですね。既に終えられている公演もありますが、手応えはいかがですか。
Natsuki:ざっくり今のところ総括で言うと、毎度1本ずつ更新できています。やりきった感がすごい増してる。その分トラブルだらけなんですけど(笑)。
まーきー:そやな、トラブルはあるな。
Natsuki:仙台でライブハウスが停電した時は、さすがに焦りました。でも強くなった(笑)。停電してもライブはできるんやなと。
ーーできたんですか!?
Natsuki:やりました。対バンやからできた感じですね。僕らの前のI-RabBitsさんが「音出なくてもやれるっしょ」みたいな感じでやって、それ見てたらいけるかと。途中で復旧したんですけど、それはそれでトラブルが起きてもどうとでもなるんやなと。
ーーお客さんも記憶に残りますよね。
Natsuki:その時のお客様には満足していただいたみたいです。
| Natsuki(Dr)
ーーファイナルシリーズワンマンライブが8月5日(金)渋谷WWWと8月11日(木祝)梅田CLUB QUATTROということで、バンドにとっては最大規模のキャパになります。これは挑戦ですか。
Daiki:挑戦です。
ISATO:これを発表した時、自分たちの予想以上に反応してくれる人がすごくたくさんいました。LOCAL CONNECTを応援したい人からしたら、単純に嬉しいじゃないですか。キャパが100%に戻ってるライブハウスもあれば、そこまでしないライブハウスもありますけど、お客さんもそこはよくわかってると思うんです。こういう状況下でも、僕は自分たちが見せたい景色、ここでライブをしてる姿を見せたい。「いつか行けたらいいね」とか「もっと人が増えてから行こう」じゃなくて、「ここでやりたいんだ」という目的を明確にしました。梅田CLUB QUATTROも渋谷WWWも前回のツアーで唯一できなかったワンマンなので、リベンジです。そういう意味でも、この場所がファンと僕らのより強い意識を生み出してくれると思います。ソールドアウトさせたい。最後まで諦めへん。すごくモチベーションの高いツアー、そしてファイナルになってると思いますね。
まーきー:僕、今まで出した中でこのアルバムが1番好きなんですよ。というのも、「新しいことがやりたい」ってどのバンドも言うと思うんですけど、僕の中でやっと今回その形がちゃんと見えてきた。第1歩目という実感を得ていて。だからこそ、僕らが変わり出したこの瞬間をたくさんの人に見てほしい。広い会場で圧倒させたいです。
しゅうま:僕はLOCAL CONNECTは大きいハコでやればやるほど、すごいバンドだという自信があります。僕自身もすごく楽しみですし、来てくださる方にも楽しんで帰ってもらいたいと思っております。精一杯やりますので、ぜひ遊びに来てください。
Natsuki:個人的には最近親戚が亡くなったり、色々あって。僕らもそうですけど、バンドもいつまであるかわからないですし、応援してくれる人もそう。見れるうちにちゃんと見てほしいですし、僕らも見てもらえる人がいるうちに、自分たちの姿を見せたいなと思ってます。ツアーは今できるその1つですね。ぜひ見に来てください。
Daiki:『絶対的予感』は、本当に5人が心から良いと思えた作品だと思います。自分たちが自信を持って「このアルバムを聞いてほしい」と思えるものなら、あとは伝染していくだけだと思う。僕たちを支えてくださる方もたくさんいて、やっと今日があります。そこをファンの方たちにも感じてもらいたいですし、このファイナルは一旦僕らの集大成だと思う。ファイナルが終わった後には、またこれからの自分たちが絶対見えてると思うので。これからもずっと長いスパンでついて来てください。まずはファイナル、僕たちが心から「今のLOCAL CONNECT、ほんとに良いでしょ」と言えるライブに絶対なるので、それを目に焼き付けに来てもらいたいです。
LOCAL CONNECT
取材・文=ERI KUBOTA 撮影=Satoki Nishidono

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