11本目・『ワンス・アポン・ア・タイ
ム・イン・ハリウッド』:杉作J太郎の
DVDレンタル屋の棚に残したい100本の
映画…連載36
DVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画
が、とりあえず戻り梅雨である。
全国的に来週も雨が多いらしい。
窓外に雨音を意識しながらの在宅映画鑑賞。
いいね。
こんな夜は時空を越えることができる。
そして長尺。作品の時間が長いものを見てみたいね。
架空の人物と実在した人物が交錯するタランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。
若きブルース・リーやスティーブ・マックイーンが実名で出てくる。
主役はディカプリオ。そしてその仕事仲間というか相棒のブラッド・ピット。ディカプリオが演じるのはハリウッドで落ち目のスター。でもプール付きの大きな家に住んでいる。独身である。架空の人物である。モデルはいるのかもしれないが何人か複合されているようだし架空の人物として見たほうがいい。いや、実在したか、架空の人物か、そんなことは別にどうでもいいのだ。とにかく落ち目のスターがいる。その相棒。ふたりのボンクラがいる。どこに出しても恥ずかしいボンクラがいる。それでいい。
そしてもうひとりの主役がマーゴット・ロビー。
落ち目のとなりに引っ越してきた女優。人妻である。夫はのぼり調子の人気監督。実在した人物である。ロマン・ポランスキーとシャロン・テートである。知らなくていい。知っていてもいいが知らなくていい。このシャロン・テートという人物がどういう人生を送ったか、アメリカでは知らない者はないのだろう。ワイドショーで何週間もトップ扱いするレベルの出来事が起きる。でも、知らなくていい。知っていてもいい。
ただ、とにかく圧巻なのは。
見れば一目瞭然なのは。
マーゴット・ロビーがかわいい!
きれい!
かっこいい!
いい人!
性格もいい!
とにかく画期的にかわいい。
時空を越えてかわいい。
私もながいあいだいろんな美女を現実、映像、雑誌などで見てきたが、このマーゴットは凄い。
ここから先、この作品自体に触れることはやめておこう。
ネタバレになるからだ。
以上。
戻り梅雨。
ずっとこのままでいいのに。
出演/レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、カート・ラッセル、
ゾーイ・ベル、ダミアン・ルイス、マイク・モー、ジュリア・バターズ、マーティン・コーヴ、マイケル・マドセン、ブレンダ・ヴァッカロ、クルー・ギャラガー、アル・パチーノ
監督・脚本/クエンティン・タランティーノ
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すぎさく・じぇいたろう
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める(男の墓場改め)狼の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。
https://books.rakuten.co.jp/rb/15332613/
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