[Alexandros]「無心拍数」歌詞の意味は?アクセル全開な「アオアシ」主題歌を考察

[Alexandros]「無心拍数」歌詞の意味は?アクセル全開な「アオアシ」主題歌を考察

[Alexandros]「無心拍数」歌詞の意味
は?アクセル全開な「アオアシ」主題
歌を考察

TVアニメ「アオアシ」オープニング主題歌

『閃光』や『風になって』、『月色ホライズン』など、これまで多くの映画主題歌やCM曲を提供してきた [Alexandros]
攻撃的なロックチューンから甘美なメロウチューンまで、日英混合の詞が織りなす多様な楽曲が幅広い層に支持されている大人気ロックバンドです。
そんな [Alexandros] が、2022年6月3日に新曲『無心拍数』を配信リリースしました。
『無心拍数』は同年7月13日発売予定の8thアルバム『But wait. Cats?』の収録曲で、TVアニメ『アオアシ』のオープニングテーマに起用されています。
アニメとコラボしたMVは、再生回数が150万回を超える人気ぶりです(6月22日現在)。
▲[Alexandros]-無心拍数【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
『アオアシ』は、弱小サッカー部のエース「アシト」の挫折や成長、仲間との友情を描く青春サッカー漫画をアニメ化した作品。
作詞作曲を手がけた川上洋平(Vo./Gt.)は、「“無心拍数”はフィールドをぶっちぎっていくアシト達を表現した曲」とコメントしています。
今回は、そんな疾走感あふれる楽曲『無心拍数』の歌詞を考察していきましょう。
悩みや不安を蹴り飛ばせ!
まずは1番の歌詞から見ていきましょう。
無心拍数 歌詞 「[Alexandros]」
https://utaten.com/lyric/hw22040521
どうやら「無心拍数」の主人公である「僕」は、自身の存在意義について悩んでいるようです。
『アオアシ』のストーリーを踏まえると、「ここにいる理由」というのはフィールドに立っている理由のことかもしれません。
心の隅っこまでその「理由」を探し回るものの、なかなか見当たらないみたいですね。
「空を 蹴り上げ仰いだら」という状況は、考え疲れてゴロンと地面に寝転んだときの様子ではないでしょうか。
そして「夢がこぼれ落ちて 夜に溢(あふ)れていった」からは、「目標も分からずに訳もなく出た涙が夜空をぼやけさせている」というような情景がイメージできます。
川上洋平のコメントも考慮すると、主人公は「日が暮れても練習に熱中する、悩めるサッカー少年」だと仮定できそうです。
そして「足元をくぐり抜けていく」ような「名前のない感覚」は、フィールドに出たときの足がすくむような不安感を表しているのではないでしょうか。
続いてサビの歌詞を見ていきます。
無心拍数 歌詞 「[Alexandros]」
https://utaten.com/lyric/hw22040521
得体の知れない不安感を「無い 無い 無い」と掻き消すような歌い出しですね。
おそらく「揺るがない感情」は、闘志や情熱、サッカー愛のような前向きな感情でしょう。
「呼吸がそっと心のスピードに沿って」は、呼吸数や心拍数が上がっていく高揚感を表していると考えられます。
熱い感情のあふれるままにフィールドを駆け回るプレイヤーが目に浮かぶようです。
続く「キリがない願望」というフレーズは、「ここでゴールを決めたい」や「この試合に勝ちたい」といった勝ちへのこだわりだと思われます。
それらの願望を全て実現すべく、言葉すら介入できない一瞬の感情に従って「誰にも譲れない居場所」に立ち続ける主人公。
「居場所」とは自身のポジションのことでしょうか。
いずれにせよ、闘志を燃やしながら、涙をのんだ過去を振り切ろうと走り続けます。
「名前の無い感覚蹴り破っていけ」は、フィールドに立ったときの得体の知れない不安感を蹴散らして走れ!というメッセージかもしれません。
気持ちを1つに仲間と走れ!
次に、2番以降の歌詞を見ていきます。
無心拍数 歌詞 「[Alexandros]」
https://utaten.com/lyric/hw22040521
フィールドを駆け回っているときは強気な主人公ですが、それ以外の時間では迷いがちな様子です。
「ためらい空」は雲行きが微妙な空のことでしょうか。
今の心情と重なったような空の下、主人公はうなだれているようですね。
しかし、うなだれた先に見えたのは「いくつもの矢印」。
まだまだ多くの可能性があることを予感させます。
主人公は「嘆いてたって 変われもしない」と、何も成し遂げないままやめることができず再び立ち上がったみたいです。
そしてサビの歌詞に入ります。
無心拍数 歌詞 「[Alexandros]」
https://utaten.com/lyric/hw22040521
「二度と無い感覚」は「いくつもの矢印(=可能性)が見える今だけの感覚」だと解釈できそうです。
それを自分の物にした主人公は、自分の存在意義が「心の隙間」にあったと気づいた様子。
もしかしたら「心の隙間」にあったのは、一人では埋められない弱点を補ってくれるチームワークや友情なのかもしれません。
仲間たちと支え合う中で、「シュートを決めたい!勝ちたい!」という勝ちへこだわりがオンリーワンの個性として錬成されていくイメージが湧いてきます。
そしてそのようなイメージが、主人公の胸の高鳴りに合わせて言語化されていっているようです。
最後のサビに入ります。
無心拍数 歌詞 「[Alexandros]」
https://utaten.com/lyric/hw22040521
闘志や情熱といった「揺るがない感情」が意味を成したとのことです。
「何となく勝ちたい」から「このチームで勝ちたい!」というように目標が具体化し、主人公はチームの中に存在意義を見出したのではと考えられます。
また、チーム全体の雰囲気が「心のスピード(=心臓の高鳴り)」に合わせて高揚しているかのようにも読み取れそうです。
主人公が見出した闘う理由は、「大切な仲間と追い求める勝利のため」なのではないでしょうか。
きっと仲間と闘志を燃やしながら充実したプレーができたときに「夜は明け出していく(=かつて泣きぬらした夜が報われる)」のでしょう。
フィールドに立ったときの漠然とした不安が消え、自身の心拍が聞こえないほど仲間に意識が向いている状態こそ、チームプレーに不可欠な『無心拍数』状態なのかもしれません。
それぞれのフィールドを駆け抜けろ!
今回は、[Alexandros]『無心拍数』の歌詞の意味を考察しました。
何かに思い悩む部分と振り切って走り出す部分と、静と動が交互に展開される「拍動」のような楽曲でしたね。
サッカーに限らず、チームで何かを成し遂げようと奔走している人にとっては、強力な応援歌になりそうです。
もちろん、現在1人で何かに挑戦している人や何かを始めようとしている人もいることでしょう。
『無心拍数』は、そんな個人プレイヤーにさえ、得体の知れない不安感を蹴り飛ばす勇気を与えてくれると思います。
皆が皆それぞれのフィールドで、ぶっちぎっていけばいいのです。

UtaTen

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