SEKAI NO OWARI「Dragon Night」って結局なんの歌なの?歌詞の意味を紐解きます!

SEKAI NO OWARI「Dragon Night」って結局なんの歌なの?歌詞の意味を紐解きます!

SEKAI NO OWARI「Dragon Night」って
結局なんの歌なの?歌詞の意味を紐解
きます!

元ネタは「クリスマス休戦」

SEKAI NO OWARI - 『Dragon Night』【OfficialMusicVideo】
「ドラゴンナイト」と聞くと、トランシーバーを片手に持ち、モッズコートを羽織った赤髪のFukaseを思い出す…という人は少なくないはず。
とにかくインパクトの強い歌でしたが、何について歌われた曲なのかご存知ですか?
実は『Doragon Night』のテーマとなったのは「クリスマス休戦」。
第一次世界大戦中にクリスマス前後だけ両軍とも争いをやめ、クリスマスを祝ったという実話をモチーフにしているそう。
それを踏まえて冒頭の歌詞を見てみましょう。
Dragon Night 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/sa14121808
1行目は実際の太陽の動きを歌っているのではなく、おそらく「珍しいこと」を表す比喩。
長い戦争の中、全員がクリスマスを祝う今宵がいかに珍しいものかを歌っているようです。
Dragon Night 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/sa14121808
続く歌詞はクリスマス休戦中の兵士たちの気持ちでしょうか?
「人はそれぞれの正義に基づいて生きている」というのは、現代を生きる我々にも響くフレーズですね。
「ドラゴンナイト」の意味とは?
Dragon Night 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/sa14121808
クリスマス休戦の話を知った上で歌詞を見ると、両軍の兵士たちが戦いを忘れ、まるで友達同士のようにクリスマスを祝っている様子が思い浮かびますね。
とはいえ謎が残るのが、タイトルでもある「ドラゴンナイト」。
そして「ムーンライト」「スターリースカイ」「ファイアーバード」という歌詞です。
まず、「ドラゴンナイト」は直訳すると「龍の夜」。
龍は神話上の生き物で、実際にいるかいないかはわかりません。
つまり「ドラゴンナイト=龍の夜」は、「あるかないかわからない夜」という意味ではないかと解釈できます。
続いて「ムーンライト=月の明かり」「スターリースカイ=星空」「ファイアーバード=火の鳥」と訳すと、それぞれ兵士たちの目の前に広がる光景のように思われます。
「火の鳥」だけ謎ですが、もしかすると戦火やたいまつを表しているのかもしれません。
これらを踏まえて考えると、サビは「兵士たちが戦いをやめ、夜空の下で仲良くクリスマスを祝った伝説の夜がある」ということを表していると考察できそうです。
楽曲中で戦争は終わったの?
Dragon Night 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/sa14121808
この歌詞で注目したいのは「休戦の証の炎」というフレーズ。
もしかしたらこれが「ファイアーバード」なのかもしれませんね。
Dragon Night 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/sa14121808
いっときでも戦うことをやめた兵士たちに、相手を理解しようとする気持ちが生まれたのでしょうか?
戦争は個人の人間の都合で行うものではなく、国の都合で行うもの。
そして、その国にもそれぞれの主張があります。
自分が「正しい」と思ったことも、時には相手を傷つけてしまうことがある…。
1番同様、戦争のみならず現代を生きる我々にも響くメッセージですね。
Dragon Night 歌詞 「SEKAI NO OWARI」
https://utaten.com/lyric/sa14121808
2回目のサビは「コングラッチュレイション=おめでとう」「グラッチュエイション=卒業」というフレーズに変わっています。
クリスマスを祝っているだけのようにも思えますが、そうすると「卒業」が当てはまりません。
そこで注目したいのが次の「戦いは『終わる』」というフレーズ。
「終わる」が強調されていることから、おそらく戦争を自分たちの力で終わらせる、つまり「戦いから卒業する」という希望がここには込められていると考えられそうです。
真実はSEKAI NO OWARIのみが知る!
以上、『Dragon Night』の歌詞の意味について解説しました。
とはいえ「ドラゴンナイト」というフレーズや楽曲全体の真の意味を知るのは、作詞作曲をした深瀬のみ。
みなさんもそれぞれの考察を楽しんでみてください。
また、同曲には英語バージョンもあります。
語学が堪能な方はそちらから考察を楽しむのもありかもしれませんね。

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