SKE48 荒井優希 赤井沙希とタッグで
初のチャンピオンベルトに涙

SKE48のメンバー 荒井優希が、東京・大田区総合体育館で開催された東京女子プロレスの大会で、赤井沙希とタッグを組み、坂崎ユカ&瑞希組に勝利。プリンセスタッグ第10代王者のベルトを手に涙した。

坂崎ユカ&瑞希組(マジカルシュガーラビッツ)は、プリンセスタッグ第9代王者として6度目の防衛戦。赤井沙希と荒井優希(令和のAA砲)はタッグ歴は浅いものの、ともに「プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定)新人賞受賞、京都府出身、血液型A型、芸能活動とプロレスの二足のわらじといった共通点がある。

坂崎と瑞希からの容赦ないダブル攻撃が続く中、荒井は坂崎にスリーパーホールドでつかまるも赤井に救われた。マジカルシュガーラビッツ(以下マジラビ)優勢で試合が進む中、赤井が瑞希に狙いを絞り攻めていく。

荒井もドロップキックを連発し、サソリ固め、さらに力強いエルボーを見舞うが、フェイスロックをかけられ脚を使ってなんとかロープに逃げる場面も。マジラビ2人が並んでロープに上ったところを荒井が瑞希を投げ落とし、さらにその瑞希の上に赤井が坂崎を投げ落とした。

荒井は坂崎からの赤井への攻撃を阻止し、瑞希の後頭部にFinally(踵落とし)を決め、さらにカバーに入った坂崎にも振り下ろした。最後は赤井からのケツァルコアトルにふらふらになった瑞希に荒井と赤井がダブルの新人賞(二段式顔面蹴り)を決め、3カウントダウンで、見事ベルトを獲得。

約2年ぶりに声援、紙テープ、横断幕がOKとなった会場で、昨年無観客試合でデビューした荒井にとっては初めての声援を受けての試合。勝利を祝福する紙テープを受け。初のタイトルに涙があふれた。

試合後荒井は、「自分ではまだまだだとか思ってしまうことが多い」としつつも赤井の助けもあり、「今日は今までで一番の姿をみんなに見せられたんじゃないかなと思います」と胸を張りました。また、「ベルトを獲るところがゴールじゃないので、これからもっともっと成長して、もっともっと東京女子プロレスのひとりとして引っ張っていけるように頑張りたい」と意欲を燃やした。

荒井優希 コメント

初めてベルトを持つことができました。自分にはまだまだだとか思ってしまうことが多くて。試合中も本当にマジラビさんの勢いにのまれそうで、何度も苦しい場面があったんですけど。赤井さんという本当に素敵な先輩が近くにこうやっていてくれて、たくさん助けてくれて。今日は今までで一番の姿をみんなに見せられたんじゃないかなと思います。でも、ベルトを獲るところがゴールじゃないので、これからもっともっと成長して、もっともっと東京女子プロレスのひとりとして引っ張っていけるように頑張りたいと思いました!

(ベルトについて)
触ったこともなかったので、こんな感じなんだっていう。もちろん本当の重みもだし、今までのこれを持ってきた先輩たちの歴史も背負っているので、そういう重みもものすごく感じるので。このベルトに恥をかかせない存在でありたいなと思います。

(SKE48のファンには)
SKE48として、こうしてチャンピオンになったメンバーはいないので、みんなに見てもらいたいです!
©東京女子プロレス

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アーティスト

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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