『娯楽百貨5周年記念興行』~豪華出
演陣によるヴァラエティ豊かな落語の
連続イベント開催
■ここなら誰にも ~平日昼間に喬太郎、ゆるる~
出演:柳家喬太郎 助演:田辺いちか
無名の主催者、会場は撮影スタジオ、抽選制で観客を募るという小規模なスタイルにもかかわらず《チケットが最も取れない落語家》である喬太郎が出演したことで話題となる。
今回は注目の若手講談師田辺いちかを助演に迎え、より充実した内容でお届けする。
なお当公演はチケット発売開始2分で完売。期待の大きさをうかがえる。
出演:三遊亭兼好
演目:「PTAブルース」ほか
「氷上滑走娘」や「アロエヨーグルト」など、二ツ目時代から創作していたという兼好の新
作落語は新作派顔負けのクオリティ。現在では限られた会でしか遭遇することができない。
だからこそ今回の新しき哉!!は大変貴重な落語会といえる。
ネタ出しの『PTAブルース』は2014年下北沢にわか寄席で披露された一席で、娯楽百貨
主催者で劇作家の黒川麻衣と共同製作した創作落語である。
出演:春風亭柳枝 立川寸志
その二人が落語にまつわるトークを配信しているのがYouTube娯楽百貨チャンネルの人気コ
ンテンツ「柳枝・寸志の《落語がやりたい》」。コロナ禍限定コンテンツだったこの配信のライブ版が《落語ができました》である。
古典落語各一席と、舞台に簡素な楽屋を再現し、噺家が高座に上がるまでどう過ごし、前座に着物を着せてもらうのかをライブで実演するほか、落語好きならば避けて通れない《落語四天王》にまつわるディープなトークを展開する。
当公演のみオンライン配信あり。7月30日までアーカイブでも楽しめる。
出演:三遊亭遊雀
演目:「心眼」ほか
寄席で見せる軽妙洒脱なイメージとは一転、みずからの人間力と繊細な表現力で、深く静かに人間の闇を描き観客の心を魅了する。まさに《ここでしか体験できない遊雀》が存在する。
今回は「新宿遊楽座」と銘打って、按摩の梅喜が願掛けの末に目が見えるようになることで人間の暗部を炙り出す古典落語『心眼』を披露する。
出演:雷門音助・柳家小はぜ[黙黙派]/弁財亭和泉・立川寸志[労働者たち]
音助も元銀行員、小はぜも元医療機器メーカー営業から落語家に転職した経験があり、今回は出演者全員によるトークが予定されている。
出演:林家きく麿•瀧川鯉八
演目:[5年目]をテーマした創作落語ほか
そんな新作落語界を牽引する二人が競演する待望の新作落語会である。
今回は《5周年記念興行》にちなんで[5年目]をテーマにきく麿と鯉八がそれぞれネタおろしする。同じテーマからの創作だけにきく麿と鯉八の個性がぶつかりあい、刺激的で緊張感のある高座が期待される。記念興行のフィナーレを飾るにふさわしい伝説の一夜となるに違いない。
【ご挨拶】
シアタートップス復活のニュースが飛び込んできました。
私にとっては聖地のような空間です。
SPICE
SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。