魂揺さぶる歌に感動を覚えながらも、
音が止まるまで、ずっと騒ぐことをや
めたくない。Zeke Deux、ツアーファ
イナル公演をレポート。
先に近況を伝えると、完売した1stミニアルバム『Advance to Glory』の2ndプレス盤を8月3日に発売することが決定した、こちらもチェックしていただきたい。
続く『Forbidden Chain』では、凄まじい音の弾丸が、舞台の上から次々と撃ち放たれる。激しく攻める演奏に刺激を受けた観客たちが全力で飛び跳ねれば、気持ちを熱く揺さぶる歌に合わせ、両手で大きく大輪の花を咲かせていた。Kakeruの「飛べー!」の声を合図に、一斉にフロア中の人たちが飛び跳ねる光景は、傍目で見ていても圧巻だ。気持ちと気持ちをぶつけあうことで生まれる熱気。早くも身体中から汗が滲みだしていた。
続く『Majestic Defiance』は、歌始まりのアッパーチューン。冒頭から「オイ!オイ!」煽る場面が飛び出せば、終始攻め続ける演奏に刺激を受け、頭上高く突き上げた拳がずっと揺れ続けていた。途中、身体を折り畳み熱狂する場面も登場。激しく攻める中にも、メロディアスでドラマチックな展開を持った楽曲だ。
次のブロックは、Zeke Deuxお得意のアニソンコーナー。この日は、『微笑みの爆弾』『うまぴょい伝説』『CHA-LA HEAD-CHA-LA』と、新旧織りまぜた人気曲を演奏。どの楽曲もヘヴィメタル・アレンジし、 原曲以上に荒々しくドラマチックな表情に変化させていた。フロア中の人たちも耳馴染んでいる理由もあるのか、楽曲に合わせ飛び跳ねれば、クラップしながらも、ここでも一体化ノリでカバー曲の数々を楽しんでいた。
最後にZeke Deuxは魂を熱く掻き立てる『Awake-From the Darkness-』を突きつけた。Kakeruの動きに合わせ、フロア中の人たちも眼前で両手をクロスする。その様を見ているだけで、胸熱だ。『Awake-From the Darkness-』は、本来ならライブでヘドバンだけでなく逆ダイの景色を作りあげてゆく楽曲。今は制限もあり過度に暴れることは出来ないが、変わりに、フロア中にヘドバンや折り畳みに興じる姿が広がっていた。何度も煽るたびに、ヘドバンをしたり、その場で大きく飛び跳ねる観客たち。ライブという環境にどんな制約や制限があろうとも、その環境に合わせブチ上がる楽しみ方がある。Zeke Deuxは『Awake-From the Darkness-』を通し、それを示していた。
アンコールは、1stミニアルバムのタイトル曲『Advance to Glory』からスタート。Kakeruの「胸張っていこうぜ、拳!!」の言葉を合図に演奏が飛び出したとたん、フロア中から無数の拳が突き上がる。メンバーらも、フロアを埋め尽くした観客たちも、沸き立つ思いを本気でぶつけあっていた。メロディアスでドラマチックな曲調に心が騒ぐ。楽曲が描く物語に合わせ、観客たちの見せる振りも印象深く目に映っていた。終盤、たくさんの人たちが両手を翼に変え、Zeke Deuxの演奏に合わせ大きく羽ばたかせていた。
「すべて出しきれよ!!すべて出して、この場所へ置いてけよ!!」。Kakeruの煽る声が熱い。Zeke Deuxは最後に『Phantom Pain』を演奏。ハード&シンフォニックな楽曲に刺激を受けた観客たちが、理性を忘れ、無我夢中で暴れていた。これぞ、ライブ。魂揺さぶる歌に感動を覚えながらも、音が止まるまで、ずっと騒ぐことをやめたくない。まさに、最高のひとときをZeke Deuxが見せてくれた。
photo by @a_kwsk_1985
明け星/LiSA Covered by Zeke Deux
★インフォメーション★
Zeke Deux 1st Mini Album[Advance to Glory(セカンドプレス)]
「過ぎ去りし時を責め否定するくらいならば 今ある現実と夢 輝くことに自分を捧げる」
※予約商品をあわせてご注文されますと、それらの商品のうち、最長の発送可能時期(発売日)にまとめて発送されますので、単品でのご注文をおすすめします。
型番:SWZD-004
CD収録曲:
ご購入方法:
全国のCDショップでのお取り寄せ:
INFORMATION:
7/25 恵比寿club aim
7/29 仙台spaceZero
8/10 恵比寿club aim
関連ニュース
Myuu♪
フェスティバルをテーマにしたWEBマガジン。フェスティバルの最新ニュースや役立つ情報、最新のフェスカルチャーを発信していき、これからのフェス文化をさらに盛り上げてまいります。