コミック『チ。―地球の運動について
―』×amazarashi コラボ楽曲「カシ
オピア係留所」 MV公開

コミック『チ。―地球の運動について―』(著者:魚豊)とamazarashiのコラボによって生まれた楽曲「カシオピア係留所」のMVが公開となった。
「カシオピア係留所」MV
amazarashiの秋田ひろむが『チ。―地球の運動について―』を読み感じた作品の持つ力を楽曲として仕上げた今回の「カシオピア係留所」。MVは板橋区立教育科学館のプラネタリウムで撮影され国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトの協力のもと、流れ星のモーションと共に『チ。―地球の運動について―』に登場するセリフと歴代キャラクターが映し出されamazarashiの歌詞と交差するMVとなっている。
本件について魚豊、秋田ひろむからのコメントも到着している。
■魚豊 コメント
苦悶や寂寞や悴みがamazarashiを媒介にして出力されると、こうも輝くのかと改めて驚きました。そして、その煌めきの根拠が"痛み"なのだとしたら、僕達の痛点は人間性の一つなんだと気付かせてくれる。そんな曲が聴けてただただ嬉しいです。
■amazarashi秋田ひろむ コメント
チ。の壮大な物語に主題歌的なストーリーに沿った歌を作るのは無理だと思った。完全に負けたと思った。
「信念に従い行動し、それを受け渡す」という主題だと解釈したが、それは書き手自身の信念にも感じられた。創作の覚悟や執念。最終巻は発売前の原稿を見せてもらったが、セリフの推敲の跡などをみてもそれらを感じた。
そしてそれらは僕自身の創作の苦労と似ていると気付いた。なのでそういうことを歌にしようと思った。
チ。の主人公たちと魚豊さんと、僕とに共通するのは「痛み」と仮定した。そこだけは分かりあえるのでは?と思った。
amazarashiは海外のファンもいるが、言葉は通じなくても「痛み」を通じて理解しあってる、と感じることがよくある。
チ。は歴史の物語だが、「痛み」は時代も超えるのだろうと思う。
『この世にあるほとんどのものが 成し遂げた奴らの血の跡としたら』という歌詞は魚豊さんがインタビューでそういうことを言っていたので、思いついた。(スマホは歴史の積み重ねみたいな話だった?曖昧ですが)
魚豊さんの成し遂げたものから受け取って、僕の信念で作り、次に手渡す、というような想いで作った。
両ファンにとって見逃すことのできない今回のMV、是非試聴してほしい。

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