山西アカリ、和歌山アンテナショップ
でソロデビューイベント「第2章が始
まるなというフレッシュな気持ち」

デビューシングル『拝啓 みかんの里』を6月29日に発売した和歌山県有田(ありだ)出身の山西アカリが同日、東京・有楽町にある和歌山県のアンテナショップ「わかやま紀州館」でデビューイベントを行った。

山西は、2017年にデビューし、4年間で4枚のシングルと4枚のアルバムを発売し、2021年9月30日に解散した女性3人組「水雲ーMIZMO-」の元メンバー。主旋律・高音・低音の3つのハーモニーで演歌を歌う“本格派演歌ガールズグループ”で、「主旋律」のメインボーカルを担当。

同ユニットでは「AKANE」という芸名で活動していたが、今回「山西アカリ」に改名し、ソロデビュー。2007年、NHK「のど自慢」(和歌山県田辺市)で優勝し、その年のグランドチャンピオン大会に出場。作曲家・水森英夫にスカウトされた実力の持ち主だ。
店頭には、和歌山観光PRキャラクター「わかぱん」も応援に駆けつける中、山西自身がセレクトした当日限定の和歌山物産品詰め合わせ「みかんセット」(税込み1500円)と「アカリセット」(税込み2200円)の2種類を各限定20セット販売。自らも接客に参加し、来店客一人ひとりに手渡した。
この日、ソロデビューした山西は「これまでは水雲という3人グループで活動していたのですが、今回はソロで活動することになったので、これから第2章が始まるなというフレッシュな気持ちで今日を迎えることができました」とニッコリ。

グループ時代のメンバーとは、解散後も頻繁に連絡を取り合っているそうで、「いつも相談に乗ってくれているので、大切な仲間であることに変わりはないです。私にとって、メンバーの存在は偉大です」。

ソロデビュー曲は彼女の故郷、和歌山に思いを馳せたさわやかな楽曲で、「私の故郷が和歌山県の有田というみかんが有名な町でして、恩師の水森英夫先生が『望郷演歌をアカリに歌わせたらどういうふうになるのか』ということで曲を作ってくださいました。歌詞がすべて私のいまの等身大の姿を描いてくださっている作品になっています。一番の歌詞にある『段々畑に 咲く頃ですね』というのもすごく情景が浮かびますし、5月頭にはみかんの小さなお花が一斉に咲いて、町中が甘い香りに包まれる。そういう風景も歌いながら浮かびます。冬になるとみかん取りのお手伝いも実際にしていたので、その情景を思いだしながら故郷への感謝、夢を追って都会で頑張る姿を見守っていてね、という気持ちになっています」。
記者から「ライバルは誰ですか?」という質問に「いつもライバルは自分自身だと思っているのですが、一歩でも近づきたいと目標としているのは、同じ事務所に所属の山内惠介さんです。その山内さんは私のあこがれの存在でして、実は今朝早くラインで『ソロデビューおめでとう。これからみかんの季節だね。フレッシュで頑張れ!』というメッセージをくださって、すごくうれしかったです。大きな背中ではありますが、全力で追いかけていきたいです」と大張り切り。

また、「目標は紅白ですか?」という質問には「演歌歌手に本気でなりたいと思ったきっかけが、NHKのど自慢チャンピオン大会に出場してNHKホールに立ったときだったので、今度は年末のNHK紅白歌合戦でその舞台に立ちたい」と意欲を燃やしていた。

(提供:サンニュース)

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