【超ときめき♡宣伝部
インタビュー】
今作で“ハギュッ”とできるまで
みなさんとの距離を縮めたい
私を全部あげるから
君を全部ちょうだいという想いを込めた
「Memories」は「エンドレス」(2020年12月発表のアルバム『ときめきがすべて』収録曲)に続き、KANA-BOONの谷口 鮪さんによる提供楽曲ですね。
坂井
何かを頑張っている人、青春している人にぴったりな曲だと思います。汗水垂らして一生懸命に頑張っている時間が特別な日になるという。それは学校生活もそうで、普段は何気ない日常でも卒業で誰かと離れ離れになる時に、その普段の何気ない日常が特別な思い出になっていく。この曲はその一瞬一瞬を歌詞にしている感じがします。実際にライヴで歌ってみたら自分のプライベートや改名前のとき宣時代のこととかも思い出して、それがエモかったです。“これぞ青春!”という感じがするので、歌詞も大好きですね。
小泉
歌詞が等身大な感じだよね。だから、私たちと同い年くらいの人に刺さりそうな気がする。「エンドレス」はここまで胸が締めつけられる感じではないし。
辻野
だけど、この曲をライヴで歌っていたら、私は《振り返れば涙が出るよ/悲しいんじゃない 戻りたいんじゃない/ただ眩し過ぎて》のところで、これまでの7年間の活動を思い出して、過去が悲しいわけじゃないのに活動初期の頃が眩しく蘇ってきて胸がアツくなり、なんだか泣きそうになったんですよね。
過去に思いを馳せるこの曲と「Dear friend」が収録されているから、一瞬超とき宣がこれでいなくなってしまうのかと思っちゃいましたよ。
吉川
あれ? 今、気づいたんですけど…海外のファンの方が増えたから英語のタイトルが増えてきたのかな?
辻野
少し子供っぽいタイトルが多かったけど、私たちも少しずつ“Memories”や“Dear friend”みたいな英語を使わせてもらえるようになったんだね~。
でも、その中に「なんでもいいから」とひらがな全開ナンバーもあって。
吉川
この曲は女の子だったら、誰しもが思うことだよね。
そう! 女の子あるあるな歌詞、きらめきアイドルソングは超とき宣の得意分野ですし、得意なサウンドに乗せて歌う王道チューンだと思います。
吉川
女の子はデートの前、私たちだったら宣伝部員さんに会うライヴの前は何でもいいから、1ミリでも可愛くなってステージに上がりたいと思うんですよ。
宣伝部員さんに会う前はそんな気持ちになるのですか?
ロックオンフリータイムの時も宣伝部員さんがみなさんをカメラで狙っている時は、1ミリでも可愛く写りたいと。
吉川
そうですね! 半目の時もあるとは思うんですけど、ちょっとでも前髪がきれいでいたいとか。汗が出ているのも嫌だと思うから、あの時間の前はタオルで汗を拭きまくっていて(笑)。
(笑)。小さなことから努力をされているんですね。
吉川
ライヴの時も前髪をきれいに保つセットの仕方をヘアメイクさんに教えてもらったので、最近はすごくいい状態で前髪をキープしていられるようになりました!
歌詞にも出てきますけど、女の子は前髪や顔の角度までも超重要ですからね。
吉川
はい。私たちもそうです。だから、宣伝部員さんの女の子たちには“可愛くなりたいよね!”というこの曲の想いをより共感してもらえると思います。
最後の《あたしの全部あげる》は菅田さんが歌唱されていますが、どういう気持ちで歌っているんですか?
菅田
“もう、私の全部をあげーーーーるっ!”という気持ちですね! 大好きな人がそこにいて、私を全部あげるから君を全部ちょうだいという想いを込めました。