『大阪・関西万博』ほぼ1000日前イベ
ント『Road to 2025!! TEAM EXPO FE
S』開催、DJみそしるとMCごはんや恐
竜くん、鳥羽周作ら登場

2025年に大阪の夢洲で開催される『大阪・関西万博』の約1000日前となる7月23日(土)〜24 日(日)に、万博の共創プロジェクトの一環として大阪大学箕面キャンパスにて『Road to 2025!! TEAM EXPO FES』が開催される。DJみそしるとMCごはんによるワークショップ、恐竜くんや鳥羽周作のトークショー、恐竜や宇宙への理解を深めるプログラムなどを通して、持続可能な未来や世界の多様な価値観について考える場を設ける。
DJみそしるとMCごはん
『大阪・関西万博』は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、持続可能な未来、世界の多様な価値観の交流を目指して開催される。開催前には、アーティストやデザイナー、企業や政府、自治体、大学、研究機関など、多様なチームが手を組んで、「ワクワクすること」をエネルギーに、新たなアイディアを次世代につなげるべく「共創プロジェクト」を行っている。その代表的なプログラムとして「TEAM EXPO2025」プログラムが立ち上げられている。
同プログラムのコンセプトのひとつは、「見るだけじゃない、あなたが主人公になる万博」。大人もこどももみんなが「参加」できる共創プロジェクトを多くの人に体感してもらいたいという思いをもとに、『Road to 2025!! TEAM EXPO FES』の開催が決定した。7月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり「グローバル人材の育成拠点」を目指す大阪大学箕面キャンパス、箕面市立船場生涯学習センターを会場に行われる。
会場では音楽と恐竜、宇宙、食、スポーツ、アート、Special、学びの8つのジャンルで、年齢を問わず楽しめるコンテンツが企画されている。その第1弾として、音楽、恐竜、宇宙、食、スポーツ、学びの一部コンテンツが発表された。アート、Specialコンテンツの詳細は、後日発表。
「音楽」コンテンツでは、誰もが簡単に演奏できる「ゆる楽器」を創る『ゆる楽器ハッカソン2022 in大阪』や、DJみそしるとMCごはんによるワークショップ、万博応援ソングを歌うゆるミュージックほぼオールスターズや現役高校生ウクレレプレイヤーの近藤利樹によるウクレレライブなど、野外ステージでのライブも開催。
恐竜くん
「恐竜」コンテンツでは、最新の科学に基づいた奥深い恐竜の世界を楽しく伝える恐竜くんが登場。トークショーや恐竜をレゴブロック(R)でつくるワークショップも実施し、恐竜がいた時代を振り返りながら地球についても考えていく。そのほか、化石の発掘体験も楽しめるという。
「宇宙」コンテンツでは、ソニーが東京大学、JAXAと共同開発している超小型人工衛星について紹介。シミュレーターを体感できるチャンスもあるそうだ。
鳥羽周作
「食」コンテンツでは、3年連続ミシュラン1つ星を獲得し、食の視点から常に新しいアイディアを発信する料理人、鳥羽周作のトークショーや、アイマスクをして食べることで、自分の中の先入観など新しい発見を得られる「暗闇ごはん」のコーナーも。
「スポーツ」コンテンツでは、年齢や性別、運動神経に関わらず誰もが参加できる「ゆるスポーツ」の体験コーナーが登場。「しりもじ」による陣取りゲーム「オシリウスの塔」や、やさしいバスケットボール「ベビーバスケ」、攻防の作戦が結果を左右する「シーソー玉入れ」など、気軽に楽しく体を動かせるプログラムとなっている。
「学び」コンテンツでは、大阪大学大学院教授らによる未来を担う子どもたちを対象にした「大阪の未来を描くコミュナリウムワークショップ」を開催するほか、最新の電気自動車を展示し未来の車と生活のあり方を考える。
■「ゆる楽器ハッカソン」参加者を募集、最優秀チームには賞金10万円!
「ゆる楽器ハッカソン」
「音楽」コンテンツのひとつとして、2日間にわたって開催される『ゆる楽器ハッカソン2022in 大阪』。
「ハッカソン」とは様々なジャンルのプログラマー、クリエイターたちが集まり、短い期間で集中的にソフトウエアの共同開発などを楽しむ企画のこと。今回は「誰もがすぐに演奏できる「ゆる楽器」」の開発を目指す。エンジニアやクリエイター、デザイナー、アーティスト、ミュージシャンも参加し、チームを結成。それぞれのアイディアをもとに、世界でひとつだけのオリジナル楽器制作にチャレンジする。
最優秀チームには、賞金10万円が贈呈されるとのこと。審査員には、「ゆる楽器」バンドのゆるミュージックほぼオールスターズのメンバーも参加。FM802『ROCK KIDS 802』からDJ落合健太郎(23 日)と高樹リサ(24日)も参戦し盛り上げる。イベントの最後には合同演奏会も実施予定。
同ハッカソンに参加できる約50名は現在募集中。『TEAM EXPO FES』オフィシャルサイトから申し込めるとのことなので、チェックしよう。
■DJみそしるとMCごはん ワークショップ(両日開催)
DJみそしるとMCごはん ワークショップ
「プログラミング✕音楽」でDJ体験ができる。まずは好きな「ごちそう」を自由に描き、ソニーのアイディアを形にできるIoTブロック「MESH™」を使って、自分だけのDJセットを作っていく。完成後はDJみそしるとMCごはん(おみそはん)と一緒に、レコードに見立てたごちそうプレートを演奏してDJになりきって演奏会を実施。プログラミング、工作、食が組み合わさったクリエイティブな体験を楽しめる機会となっている。
■野外ライブ&トークステージプログラム(出演時間など詳細タイムテーブルは後日発表)
ゆる楽器ほぼオールスターズ
『ゆる楽器ハッカソンin TEAM EXPO FES』の審査員としても参加するゆる楽器バンドの、ゆる楽器ほぼオールスターズ(略して、ゆるほぼ)や、ワークショップを行うDJみそしるとMCごはんが野外でライブステージを披露。高速テクニックでウクレレをかきならす現役高校生ウクレレプレイヤーの近藤利樹も登場する。
FM802 DJの大抜卓人、落合健太郎、土井コマキ、樋口大喜、高樹リサも来場予定。
■恐竜くんが登場
トークショーイメージ
恐竜の研究が盛んなアルバータ大学で、古生物学を中心に広くサイエンスを学んだ恐竜くんが登場。
23日(土)は単独トークショー「恐竜の不思議おしえます!」を実施。恐竜の基本から、ティラノサウルスに秘められた恐るべき能力や海外の恐竜発掘現場の最前線など、バラエティにとんだトピックをイラストやクイズを交えてわかりやすく解説する。
24日(日)は「恐竜とと地球のはなし(仮)」として、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー舩橋真俊を迎えてスペシャルトークセッションを予定している。推奨年齢10歳以上で、恐竜をキッカケ生き物や自然、科学など、世界の様々なことを知ってほしいと考える恐竜くんと、生態系の仕組みを活かしながら地球環境の回復、拡張を研究し、世界各地で実装している舩橋真俊が対談する。
さらに両日とも、恐竜くんによるワークショップ(各日限定50名、有料)も開催。23日(土)は海の王者「モササウルス」をブロックでつくりながら、他の海生爬虫類との違い、海の動物の背中が暗い色でお腹が明るい色である理由などを、恐竜くんの解説を通して科学的な謎に迫る。
24日(日)は「ティラノサウルスが生きていた白亜紀の森」として、ティラノサウルスがどのような世界で暮らしていたのかを想像しながら、自分だけのミニジオラマを完成させるワークショップを実施。
さらに化石発掘体験プログラム(両日開催、有料)や、その他にも恐竜ワークショップを予定。参加方法など詳細は後日発表される。
■ ソニーが描く 宇宙感動体験とは? ~あなたも人工衛星を操作できる時代です!~
超小型人工衛星
ソニーが東京大学、JAXAと共同開発している超小型人工衛星について紹介。参加方法など詳細は後日発表とはなるが、シミュレーターを体感できる貴重なチャンスもあるという。
■ 鳥羽周作トークショーや「暗闇ごはん」実施も
「暗闇ごはん」
食の視点から常に新しいアイディアを発信する料理人、鳥羽周作のトークショーを開催。ユーグレナ(ミドリムシ)入りバナナケーキも販売が決定した。
さらに薄暗闇の中アイマスクを着用し、何が入っているのか想像しながら視覚に頼らず精進料理3〜4品を食べる「暗闇ごはん」も実施される。
■ 「ゆるスポーツ」体験コーナー(両日開催、参加方法など詳細は後日発表)
年齢、性別、運動神経に関わらず、だれもが楽しめる「ゆるスポーツ」。超高齢社会でスポーツ弱者が多い日本だからこそ生み出せるみんなのスポーツ。勝ったらうれしい、負けても楽しい、多様な楽しみ方が用意されているスポーツ。足が遅くても、背が低くても、障がいがあっても大丈夫なスポーツ。100競技以上あるゆるスポーツの中から今回は3競技が登場する。
1)オシリウスの塔 対象年齢:3歳前後〜(0〜2歳は大人が抱っこで参加可能)
オシリウスの塔
「しりもじ」でまるをかくと、画面の上からおしりがふり、たくさん大きなおしりをうんだほうが勝ちとなる、世界初の、尻文字で戦う陣取りスポーツ。
2)シーソー玉入れ 対象年齢:小学生以上(未就学児童は大人との参加可能)
シーソー玉入れ
カゴがシーソーのようにグラグラする玉入れ。入れ過ぎるとカゴがひっくり返って玉がゼロになるので、自分の攻撃の時にはカゴをひっくり返さないように、相手の攻撃の時にはカゴをひっくり返すように、チームで協力して勝利を目指す。
3)ベビーバスケ 対象年齢:小学校高学年以上
ベビーバスケ
ベビーバスケは、激しく動かすと大声で泣き出す特殊なボールを使ったバスケットボール。叩いたり、勢い良く投げたりするのはNGのため、ドリブルも不可能。泣かせないように、そっとパスして、そっとキャッチするなど、プレイヤーの母性が試される。
■ 大阪の未来を描くコミュナリウムワークショップ
コミュナリウムワークショップ
大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻担当教授陣による、大阪の将来を想像してその姿を創造する、未来を担う子ども達を対象としたワークショップ。将来世代になりきって未来を考えるフューチャー・デザイン(※1)思考を取り入れ、想像した未来を模型で表現するコミュナリウム(※2)形式で開催する。
※1 フューチャー・デザイン…持続可能な社会の構築を目指し、将来世代の視点を取り入れて、社会の将来像を決めるための手法やシステムのこと。現在と将来のニーズの葛藤の中から、まちの未来を構築していくという手法を提案。近年各地で実践が行われている他、G7の準備会合であるT7(Think 7)にも、その手法が提案されている。 (参考)西條辰義編(2015):フューチャー・デザイン 七世代先を見据えた社会,勁草書房
※2 コミュナリウム…コミューン(commune:共通の価値、共通の賦課、相互の贈物)+リウム(arium:場所)の造語。「価値を共有する場所」という意味を持たせている。参加者には地域の未来の景観模型(コミュナリウム)を作成することで、それぞれ自身の頭の中にあるまちの将来像を他人に認識可能な形にする。
■ 未来と車を考えよう!
ホンダeとトヨタC+pod
未来の車と生活のあり方を研究する大阪大学大学院ビジネスエンジニアリング専攻。最新の電気自動車であるホンダeとトヨタC+podを展示する。

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