パイロキネシス=発火能力を持つ超能
力少女はなぜ30年をへて蘇ったのか 
映画『炎の少女チャーリー』制作陣が
語る

6月17日(金)公開の映画 『炎の少女チャーリー』から、制作陣のコメントが到着した。
1984年のオリジナル作品である『炎の少女チャーリー』は、スティーヴン・キングの小説『ファイアスターター』を原作に、当時子役だったドリュー・バリモアが主人公チャーリーを演じた。生まれながらにしてパイロキネシス(発火能力)もった少女の数奇な運命を描いた同作は、現在まで数々の映画やミュージック・ビデオなど、多くの作品に影響を与え続けている。本作は、そんな『炎の少女チャーリー』を、『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』などのブラムハウス・プロダクションズ製作のもと、新解釈でリメイクしたもの。『ザ・ヴィジル~夜伽~』のキース・トーマス監督がメガホンをとり、『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズ氏が脚本を担当。主人公の少女チャーリーに、『ブラック・ウィドウ』『トゥモロー・ウォー』などの子役ライアン・キーラ・アームストロングが演じている。また、チャーリーの父親・アンディ役で『グレイテスト・ショーマン』『テッド・バンディ』などのザック・エフロンが共演者に名を連ねている。
『炎の少女チャーリー』は、オリジナルの公開から30年たった今、なぜ現代に蘇ったのか。その理由を、プロデューサーのジェイソン・ブラム氏は「オリジナル映画のタイトルは知っているが、見たことはない若い世代の映画ファンが存在する。だからストーリーを少し現代的にアレンジして、新しい層に訴求しようと思った」と明かしている。本編はすべて最先端のシネフェード・システムによって撮影され、躍動感のあるアクションシーンもふくめ、21世紀最先端の技術で再構築されている。
長年にわたってブラムハウスとタッグを組み、近年が『ハロウィンKILLS』を手掛けた脚本のティームズ氏は、キングの原作を新たに解釈することについて、「今回の映画化にあたって幸運だったのは、原作のストーリーにかなり忠実な映画作品がすでに存在する点だった。おかげで、新たなアプローチを試みることができたんだ。ストーリーは同じだが、解釈の仕方が違う。結局のところ、これは親になることを描いた作品だ」と、振り返る。また、ブラム氏は「スリラー映画が苦手でも、あらゆる人、特に親世代はこの作品に共感できると思う」と語り、「結局のところ、これは我が子を守るためなら何でもするという両親の物語なんだ。大勢の人が登場人物に自身を反映するはずだ」とアピールしている。
『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)全国ロードショー。

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