フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮 
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団&樫
本大進 公演開催

2022年7月、指揮者・フランソワ=グザヴィエ・ロトが率いるケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(1827年設立)が、オーケストラとして初来日を果たす。
歴史的には、メンデルスゾーン、R.シュトラウスやマーラーという作曲家自ら指揮台に立ち多くの名曲を初演、また歌劇場管弦楽団として年間160公演をこなすケルン・ギュルツェニヒ管。2015/16シーズンに知性的な指揮者としてオーケストラファンを魅了し続けるロトが音楽総監督に就任し、バロックから現代まで幅広いレパートリーに果敢に挑んでいる。
初の来日公演でオーケストラは、一部の作品にピリオド楽器を用いて演奏し、ギュルツェニヒ管独自のサウンドを届ける。
7月2日ミューザ川崎、7月4日サントリーホール公演のソリストは、ベルリン・フィルの第一コンサートマスターとして、ソリストとして、世界の第一線で活躍中の樫本大進。また、兵庫県で『ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路』を音楽監督として率いている。
樫本が奏でるサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲では、信頼を寄せるロトとの間にどの様な化学反応が起こるかに、大きな期待が寄せらる。
ロト自身の来日は2年半ぶり。ドイツ音楽を熟知するギュルツェニヒ管とともに、どんな演奏を披露するのか期待したい。

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