手塚治虫の「アラバスター」をベース
にした、オリジナルミュージカルを上
演 宮原浩暢(LE VELVETS)、古屋敬
多(Lead)、涼風真世ら出演
その他、亜美の養い親である元検事の小沢ひろみ役と力仁役の親子をAKANE LIV、馬場良馬がそれぞれ演じる。さらに、治田敦、田村雄一、遠藤瑠美子、穴沢裕介、岩橋大が名を連ね、歌とダンスに一層深みを与える。
そして、ヒロインの亜美役を、宝塚歌劇団・月組トップスターとして活躍し、退団後も舞台や映像で幅広く活躍する涼風真世が務める。透明な身体を持つ亜美を、七色の声を持つ涼風がどう表現するのか、新たな表現方法にも注目だ。
とある時代の日本。人や動物が透明あるいは半透明にされる奇妙かつ無差別なテロルが蔓延っている。正体不明の、まさに見えない敵であるテロリストは、ただ自ら名乗りを上げて大胆に犯行声明をぶちまける。その名はアラバスター。黒衣の下に半透明の身体を隠す男。アラバスターの仲間には眼球以外は透明な肉体を持つ少女・亜美がいる。
謎めいた存在のアラバスターと亜美を中心に、愛憎に翻弄され、運命の渦に巻き込まれていくのは、亜美に思いを寄せる少年ゲン、亜美の養い親である元検事の小沢ひろみと力仁(通称カニ平)の親子、そしてアラバスターを追う冷酷無慈悲な捜査官ロック。
まだ偏見と差別に満ちた世界に、「異形」に生まれたが故の懊悩が価値観や美意識に対する反逆となり、やがては苛烈な攻撃へと転じ、狂気に蝕まれた悲劇へと暴走していく。―――アラバスターの哀感に溢れた挽歌が、いま慟哭のように深く鳴り響く……
宮原浩暢(LE VELVETS):アラバスター役 コメント
そして、魅力溢れる役者達と共に、皆様をアラバスターの暗い影の世界へ誘っていきます。
僕は小学生の時に図書館で手塚治虫先生の漫画を読み漁っていた時代があるので、この作品に出演出来る事とても嬉しく思っています。
ミュージカルに出演する機会があまり無いので不安もありますが精一杯努めて、この『アラバスター』の素敵な世界観を皆様にお届け出来る様頑張ります。
今回演じるロックは美醜に異常な拘りを持った捜査官です。
ロックはとんでもないナルシストなので、その発言に負けないように今からお肌のケアなどもしっかりしていこうと思います。皆さんにいい意味で嫌われるように頑張ります。
今作も、人間の深い内面、闇を描いた作品。
素晴らしいスタッフ・キャストの皆様と共に手塚先生ワールドに参加できる事を感慨深く嬉しく思います。
皆様、ミュージカル『アラバスター』ご期待ください。
SPICE
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