BAK「パラレルワールド」の歌詞の意
味を考察！別れを切り出した女性の気
持ちとは

表現力抜群のBAKとYO_COが歌う切ないラブソング

▲BAK - 『パラレルワールド（前編）』【OfficialMusicVideo】

『パラレルワールド』は2021年8月に配信が開始されました。

楽曲を手掛けたのは、優里の大ヒット曲『ドライフラワー』などのアレンジや有名アーティストへの楽曲提供で知られるCHIMERAZです。

BAKの配信開始日にYO_KOも同曲「パラレルワールド」を同時リリースしています。

Mステへの出演やYouTubeで優里とのカラオケ対決が配信されたことで、BAKの人気が2022年に入り急加速。

それを受けて「パラレルワールド」はリリースから半年以上たった今も再生数を伸ばし注目されています。

「パラレルワールド」は彼氏と別れを決意した女性が主人公で描かれています。

この女性がどのような気持ちで今を過ごしているのか。歌詞の意味を考察していきます。

BAKが描く「パラレルワールド」とは

パラレルワールド(前編) 歌詞 「BAK」
https://utaten.com/lyric/mi21101701

冒頭の歌詞は、今女性がどのような場面にいるかを表しています。

「眠っている君」が隣にいる状況で、もう泊まりに来ることはないと思っているということは、まさしくこれから彼氏に別れを告げようとしていると解釈できます。

パラレルワールド(前編) 歌詞 「BAK」
https://utaten.com/lyric/mi21101701

別れを決めたからこそ、楽しかった思い出が蘇ってきてしまうようです。

彼のことが嫌いになったわけではないようですが、なぜこの女性は別れを告げようとしているのでしょうか？

パラレルワールド(前編) 歌詞 「BAK」
https://utaten.com/lyric/mi21101701

「君ではなく違う人を好きになってしまった」

ここで決定的な言葉が出てきました。

女性は彼以上に好きな人ができてしまい別れを決めたようです。

パラレルワールド(前編) 歌詞 「BAK」
https://utaten.com/lyric/mi21101701

愛していると思っていても、他の人に気持ちが移ってしまうことはよくあることでしょ。

と開き直っている言葉が並んでいます。

ですが後半の歌詞を見ると、それが女性の本心ではないことがわかります。

自分の好きな気持ちが、全く次元の違う2つの世界＝パラレルワールドと現世界で同時進行してしまっているようだと表現されています。

違う人を好きになってしまったけど、彼を好きという気持ちも消えておらず楽しかった思い出が未練となって苦しくなってしまっているようです。

そんな女性の心情を考察することができました。

2人の男性の間で揺れ動く女性の葛藤を考察

パラレルワールド(前編) 歌詞 「BAK」
https://utaten.com/lyric/mi21101701

2番のこの歌詞から時間軸がすでに別れを告げた日の夜に移ったと解釈することができます。

彼からメッセージが送られたようですが、すぐに送信が取り消されたようです。

パラレルワールド(前編) 歌詞 「BAK」
https://utaten.com/lyric/mi21101701

自分から別れを決めたはずなのに、彼とよりを戻すことを考えてしまっているようです。

客観的にみたら自分勝手であることもわかっているけど、考えることを止めることができないのでしょう。

それぐらい頭と感情がバラバラになってしまっている様子からも、女性の葛藤が切ないぐらいに伝わってきます。

パラレルワールド(前編) 歌詞 「BAK」
https://utaten.com/lyric/mi21101701

「向き合えてたら違ったのかな」という歌詞は、彼としっかりと向き合えていなかったことへの後悔が感じられます。

それと同時に、もう一度彼と向き合いたいという気持ちも強くなってきていると解釈することができるでしょう。

別れを告げてしまったけど、これまでの楽しかった思い出や好きだった感情を捨てきれない彼と、新しく好きになってしまった別の人。

2人の間で揺れ動く女性はこれからどのような決断をするのでしょうか？

MVでさらに歌詞解釈を深められる！
YouTubeのCHIMERAZのチャンネルで配信されているMVは、BAKが前編・YO_KOが後編とリンクしており、一つの短編ストーリーを見ることができます。

歌詞では明確に語られていない部分もMVと合わせてみることで、より深く「パラレルワールド」の世界観を知ることができます。

ぜひそちらもチェックしてみてくださいね！