声優木村昴「君ほど下手な人はいない
」10年目の真実【輪るピングドラム】

2011年に放送されたテレビアニメ「輪るピングドラム」の劇場版「Re:cycle of the PENGUINDRUM」の公開直前特番が、4月20日に配信されました。この特番には、高倉冠葉役の木村昴さん、高倉晶馬役の木村良平さん、高倉陽毬役の荒川美穂さん、監督を務める幾原邦彦さんが出演。『輪るピングドラム』について改めて語りながら劇場版の見どころを伝えるトーク番組だったのですが、当時のアフレコやオーディションの話など、幾原監督のぶっちゃけ度合いがとても面白かったです。輪るピングドラムのSTORYは…これは、ある兄弟妹と、突然やってきたペンギンと、この世界の過去と未来についての物語であるーーー。病気の妹・陽毬の命を救うため、謎のペンギン帽の命令により「ピングドラム」を探す高倉家の双子の兄弟・冠葉と晶馬。自身の運命を信じて日記に書かれた出来事を実現しつづける荻野目苹果。新たな運命を導くため萃果の日記を手に入れようとする夏芽真砂子。大切な運命の人を取り戻すために目的を果たそうとする多蕗桂樹と時籠ゆり。彼らはそれぞれの運命と大切な人の為に「ピングドラム」を追い続けたのだった。あれから10年。かつて運命を変える列車に乗り込んだ冠葉と晶馬が、運命の至る場所からひととき戻ってきた。(KING AMUSEMENT CREATIVE公式チャンネルより)当時のアフレコ話や監督へクレームも飛び出す!序盤でいきなり幾原監督にクレームを言った木村良平さん。それは、見てない人に説明できないというもの。作品を見た人には伝わるけど、見てない人には全然伝わらない、ということで取材のとき困ったそうです。今回の劇場版のアフレコで、ペンギンの声をリテイクされた話も披露。晶馬はスッと録れたのに、ペンギンは幾原監督自らダメ出しがあったそうで、ペンギンのほうを大事にしてないですか?というクレームも…。木村昴さんは、オーディションで幾原監督に、君ほど下手な人に会ったことない、と言われたというエピソードを話すと、当時監督がどう思っていたのか告げられ、10年目にして真実を知った木村昴さん。当時聞かなくてよかった、と笑いながら話せるのは今があるからですよね。それにしても、木村昴さんの進行がうますぎて、それにも驚きっぱなしでした。出演者みなさんの信頼関係もあるとは思いますが、トークの流れも自然だし、みなさんの言葉もきちんと拾っているしで、感動でした。木村昴さん木村良平さん荒川美穂さんがそれぞれ名シーンを選んで紹介するコーナーもあったのですが、3人ともアニメ1話目から選んでいたのが印象的でした。ピンドラの話をまた聞けるなんて感激で、アーカイブ期間ずっと見ていました。劇場版がとても楽しみです!※個人の感想を含みます。

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