ミオヤマザキ、4人体制での活動を休
止 9月から東京ドームシティホール
を皮切りにラストツアー開催決定

4人組ロックバンド・ミオヤマザキのtaka(Gt)とShunkichi(Ba)が12月24日のZeppHaneda公演をもって脱退することが発表され、同時に4人体制でのラスト全国ツアーの開催が決定した。
9月4日の東京ドームシティホール公演を初日に、12月の最終公演までの3ヶ月間で全国12箇所を巡るツアーが予定されている。
2014年にSONY MUSIC Epic Records Japanより不倫をテーマにした「民法第709条」でデビューを果たし、それ以降「女に浮気がバレる26の法則」や「水商売」などの過激な歌詞とハードなロックサウンドを届けてきたミオヤマザキ。“ファンとの記念日”として毎年ライブを行ってきた4月28日にLINE CUBE SHIBUYAのステージ上でmio(Vo)から直接ファンに向けて活動休止の発表がされることとなった。
takaとShunkichiの脱退をもって、12月24日で4人体制での活動が休止となるが、mioとHang-Changはミオヤマザキとして活動を続けていくことを約束しており、「少しの間待っていて下さい。簡単な事じゃないけど、やってみるよ。ちゃんと戻ってくる。」とミオヤマザキが終わるわけではなく、準備を整えるために少しの間お休みをする、という旨のメッセージをファンに届けた。
メッセージコメント
ーmioコメントー
大切なお知らせをしました。
2022年12月24日を持って、
タカとシュンキチが脱退します。
それに伴ってミオヤマザキは一度、
活動休止する事にしました。
先に言っておくと、
私が歌ってる限り、
ミオヤマザキはなくならないからさ。
ミオヤマザキは続けるよ、それは安心して。
ただ、皆とした”ずっと一緒だよ”ていう約束、
嘘をついてしまった事には変わりなくて。
守れなかった。
ごめんね。
私にとってメンバーは家族でも、友達でもない、
だけど仕事仲間という感じでもない、
ほぼ毎日一緒にいるとても不思議な存在でした。
悲しくないって言ったら嘘になるし、
悔しくないって言っても嘘になる。
でも選択を尊重したいと今は思えてる。
ミオラーの皆にとってミオヤマザキはどんな存在なんだろう。
皆はきっと、
ミオヤマザキの音楽が好きで、
ミオヤマザキのライブが好きで、
私達に逢いに来てくれていると思うけど、
皆そうやって過ごしていくうちに、
SNSで繋がり合って、
ライブ会場が待ち合わせ場所になって、
いつしか日常で遊ぶ友達になって、
それが人生になっていって。
私は音楽を届ける事は勿論、
そうやって皆が幸せに触れる瞬間や場所を見つけるきっかけになれる事、
皆が泣いたり笑ったりする姿を目の前で見れる事が嬉しかった。
だけど、4人のミオヤマザキじゃなくなる。
皆にとっての、悲しいとか淋しいって気持ちは、
いつか時間が解決してくれるのかもしれない。
2人が脱退する事で、
色んな事のバランスが崩れるくらいなら、
いっそ解散にした方がいいのかもしれない。
そう考えたりもした。
だけど、
この前まで周っていた全国ツアー、
もらった手紙、
ツィッターを開くたびに、
ミオヤマザキを必要としてくれているミオラーが沢山いて。
私は辞める事が出来なかった。
私はミオヤマザキが好きで、
守りたいって思った。
ごめんね。
続けるを選択したって、
永遠なんてモノはきっとないけど、
やっぱり私は少しでも長く皆と生きていきたい。
新しい形になる。
離れる人もいると思う。
私には引き留められないけど、
変わらずあなたの居場所を守っていくつもりです。
少しの間待っていて下さい。
簡単な事じゃないけど、やってみるよ。
ちゃんと戻ってくる。
また皆で笑い合える場所を作れる様に頑張ります。
ごめんね。
いつもありがとう。
これからもよろしく。
最後に、
4人でのラストツアーやります。
逢いに来てね。
ーHang-Changコメントー
記念日にこんなお知らせをしてしまい、
本当にごめんなさい。
takaとShunkichiからバンドを抜けたいと言われて、正直、実感が湧かず、
夢であってほしいと何度も思いました。
mio、taka、Shunkichi、僕。
この4人での形はずっと変わらないものだと思っていたし、このままずっと続くんだろうなって思ってました。
だから二人がいない活動をこのまま続けていくことが正しいのか。
4人じゃなきゃダメなんじゃないか。
何度も悩みましたが、
それでも続けていく道を僕とmioは選びました。
4人のミオヤマザキが好きだったミオラーのみんなにとっては、今まで通りに応援するのは難しいことかもしれない。
でも、それでも、僕は進みたいです。
ミオヤマザキはミオラーと育てた大切な場所だから。
ミオヤマザキは今年で9年目になります。
楽しいときも辛いときもいろいろあったけど、ここまで続けられているのはメンバー、スタッフのおかげであり、
今日まで僕らに寄り添ってくれたミオラーのおかげです。
そんなみんなと一緒に作ってきた大切な場所を失くすことはしたくない。
だから活動休止という道を選びました。
解散はしません。
どれくらい止まるかわからない。
けど、準備を整えて、
また絶対にみんなの前に戻ってきます。
辛さも痛みも苦しみも、別れも、
全部力に変えてやってみます。
ずっと一緒にいたいから。
12/24まで4人のミオヤマザキをよろしくお願いします。
ーShunkichiコメントー
まず初めに、
活休・脱退発表なんて聞きたくなかったよね、ごめん。
何よりミオラーのみんなに対しては今でも心苦しい思いがあります。
このバンドを始めて沢山の人と出会い、支えてもらい、幸運にも今日までこうしてここにいられました。
色々な事を学んだし、時には頭を抱えながらもチーム一丸となって毎日を乗り越えて。
貴重な体験もいっぱいあった。
また人前で喋る事が苦手な僕にとって、ベースでスレで音楽で自分を伝えられるこの環境は本当に幸せだった。
それもこれもみんなのお陰です。
"じゃあ辞めなくてもいいじゃん。"て思う人もいるかもしれない。
実際辞めなくても良かったのかも正直わからない。
でもバンドと僕の目指す先がお互い徐々にズレていった事、
そして自身の思い描く未来像にミオヤマザキのメンバーとして居続けられる余地がもはやなかった事、
これが俗に言う"方向性の違いによる脱退"と言う表現になるのか。と苦々しくもしみじみ感じている次第です。
全て理解してくれとは流石に言えない。
でもほんの少しでも分かってもらえたら僕の中の一粒の良心も救われるのかな。なんて思ってもいます。
そして音楽自体は続けていこうと考えています。
ただメインバンドメンバーとしてステージに立つ事はもう無いかと思います。
つまり今年いっぱいで表からは姿を消す事となるのかな。
まあなんだかんだ色々書いたけどさ、最終的にここに尽きるのかなと思っているんです。
僕は"ただ音楽が好きでただベースが好きでただライブが好きでただミュージシャンでありたいだけなんだ"と。
そしてこれまでお世話になった人達にこれからは僕が支える側となって恩返しもしていきたい。
それがここまで生きてきてやっと見えてきた僕が目指すべき未来なんです。
だからどうかそっと見守っていてください。
また決してメンバー仲による脱退でない事は念を押しておきます。
3人とも心から尊敬し応援もしています。
あわよくば全員上手くいく事を願っています。
最後に僕等に関わってくれた全ての方々へ最大級の感謝を胸にここを離れる事を許してください。
今までありがとう。
こんな僕ですが2022年12月24日まであと少し、お付き合いお願いします。

ーtakaコメントー
ミオヤマザキを応援して下さる皆様へ。
まず初めに今まで出逢ってくれた全てのミオラー。ずっと支え続けてくれたチームスタッフ・関係者様。この様な発表になってしまい
本当にすみません。
ミオヤマザキ。
mio、俺、Shunkichi、Hang-Chang。
この4人でのバンドを組んで約10年が経ちました。正直、全員変わり者で大変でした。
“喜怒哀楽”という言葉じゃ到底片付けられない感情の中、無茶苦茶な時間を
この4人で必死に走ってきました。
ミオヤマザキの作曲者でありリーダー。
自由奔放な俺に信じてついて来てくれて、
メンバーや周りのチームスタッフに
本当に心底助けられた日々でした。
そしてこんな俺らに着いて来てくれた
"皆の為"にも
"俺らの為"にも生きていく場所を守ってきた。
なのにこの様な発表になってしまって
本当にすみません。
皆を守れなくてごめん。
脱退理由としては
ミオヤマザキと言うバンドの在り方に
それぞれの価値観のズレを感じた事でした。
そしてリーダーとしてこの先も守っていく為に、もっと大きくする為に、本気で全勢力をかけてコロナ禍のこの2年間走った分、
見えてしまったのは自分への不甲斐なさと、
価値観のズレ、俺がミオヤマザキのメンバーとしてステージから届ける楽曲達とLIVEへの気持ちの違和感が大きくなった事でした。
色々な意味で
心がついて行けなくなりました。
無責任だ。
勝手だと言われてしまうと思います。
ただ勝手でありながらも、
この先メンバーそれぞれが選ぶ道を
俺は心から尊重したいと思ってます。
そしてこれからもミオヤマザキという場所を
mioとHang-Changが守ってくれます。
二人をどうかこの先も愛して支えてあげて下さい。
この約10年間関わってくれた全ての人、
ミオラーには感謝しきれない程の想いです。
今までの人生の中でかけがえのない10年間でした。本当にありがとうございました。
そして俺はこの先も俺なりの音楽を続けます。
新しい挑戦をする為に、
厳しい環境を選ぼうと思います。
またどこかでみんなに逢える事を信じて。
"音楽で人の心を動かせる"ように
これからも俺は生きます。
年内の活動にて、
俺とShunkichiは脱退となりますが、
12月24日のその日までみんなが今までくれた愛を少しでも返させてください。
そして必死にこの4人で生きてきた、
ミオヤマザキというバンド。
みんなを守る為の場所。
その場所は来年からも残ります。
最後のワガママを言わせてください。
“これから”も宜しくお願いします。

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着