ヴォーカリスト・麻衣、
コーラスグループ・
リトルキャロルをフィーチャーした
ニューアルバムを発売
ジブリ作品への参加でも知られるヴォーカリストの麻衣(まい)。自身が音楽監督を務める女性のみのコーラスグループ・リトルキャロルをフィーチャーし、新たにプロデュースしたアルバム『Beautiful Harmony』がCDと配信でリリースされた。
リトルキャロルは、麻衣が、現NHK東京児童合唱団の卒団生により1996年に結成した女性コーラスグループ。2022年で結成26年になる彼女たちの一体感のあるハーモニーは、各地のコンサートなどで好評を博している。かねてより麻衣は、リトルキャロルのアルバム制作の構想を温めていたが、コロナ禍でオンラインでの練習を重ねる中で方向性が定まり、分断され、傷つけられた人々の心を癒やす究極のハーモニーを届ける作品として結実した。
今作では、麻衣が父である作曲家久石譲の作品を3曲取り上げたことも注目される。麻衣は「父ですが、私にとって音楽家としては一番怖い存在。今回も出来上がった音を一番先に聴かせましたが、いいじゃないかと言ってくれて、ホッとしました」と語る。他に、村松崇嗣やデヴィッド・フォスターなどの心に残るメロディーを、全11 曲を集め、麻衣の透明感あふれる声とリトルキャロルの美しいハーモニーを、気鋭の作曲家・篠田大介が作り出すポストクラシカルなサウンドで包む作品となった本作は、いつどんな状況にあろうとも人々の心に寄り添い、「祈り」のような存在としていつまでも何度でも聴き継がれるであろう。
さらに、麻衣が出演するコンサート『sings ジブリ』が4月23日からスタート。島本須美、麻衣、角野隼斗、菊池亮太がジブリの楽曲を上質にお届けするピアノと歌のスペシャルコンサートだ。東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川ステージガーデン)での公演を皮切りに、全国7カ所での公演が予定されている。
リトルキャロルは、麻衣が、現NHK東京児童合唱団の卒団生により1996年に結成した女性コーラスグループ。2022年で結成26年になる彼女たちの一体感のあるハーモニーは、各地のコンサートなどで好評を博している。かねてより麻衣は、リトルキャロルのアルバム制作の構想を温めていたが、コロナ禍でオンラインでの練習を重ねる中で方向性が定まり、分断され、傷つけられた人々の心を癒やす究極のハーモニーを届ける作品として結実した。
今作では、麻衣が父である作曲家久石譲の作品を3曲取り上げたことも注目される。麻衣は「父ですが、私にとって音楽家としては一番怖い存在。今回も出来上がった音を一番先に聴かせましたが、いいじゃないかと言ってくれて、ホッとしました」と語る。他に、村松崇嗣やデヴィッド・フォスターなどの心に残るメロディーを、全11 曲を集め、麻衣の透明感あふれる声とリトルキャロルの美しいハーモニーを、気鋭の作曲家・篠田大介が作り出すポストクラシカルなサウンドで包む作品となった本作は、いつどんな状況にあろうとも人々の心に寄り添い、「祈り」のような存在としていつまでも何度でも聴き継がれるであろう。
さらに、麻衣が出演するコンサート『sings ジブリ』が4月23日からスタート。島本須美、麻衣、角野隼斗、菊池亮太がジブリの楽曲を上質にお届けするピアノと歌のスペシャルコンサートだ。東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN(立川ステージガーデン)での公演を皮切りに、全国7カ所での公演が予定されている。
【麻衣 コメント】
ウィルスが世界を震憾させてから、3年目になる2022年、まだまだ終わりがみえない日々のなかで、この アルバム制作はわたしの光となりました。
このアルバムの大きな鍵は、女声合唱リトルキャロルです。私は5歳からNHK東京児童合唱団で合唱の基礎を学び、卒団後、同級生たちとこの合唱団を立ち上げました。今年で活動26年目になります。合唱団時代を合わせると、38年も一緒に歌い続けている人たちもいます。26年間、ほぼ毎週練習を続けてきた仲間との絆や歴史は、私のかけがえのない財産です。合唱は、どれだけ個人を消せるかが勝負、一方で自分が輝ける場所を探していくという、追求するときりがない世界で、だからこそ、この感覚を持ち合わせている同じ感性の人たちと、この⻑い間合唱を続けて来られていると思います。
この何年間で失われてしまっているのは、喜びの感情と誰かと一緒に時間を過ごすことだと思います。毎 日、懐かしい場所を探しているような気分になりました。
なので、1人でいる時でも、誰かのことを思って、どこか懐かしさを感じられるアルバムにしたいと思いました。
どんなことが起こっても、世の中には素敵なことがたくさんあり、いつでも帰って来られる場所がある、そう思えることがどんなに幸せだろう、と思います。私にとってはそれがリトルキャロルであり、その喜びが、このアルバムを通じて、みなさまに少しでも伝われば、こんなに嬉しいことはありません。
麻衣 2022 年春
このアルバムの大きな鍵は、女声合唱リトルキャロルです。私は5歳からNHK東京児童合唱団で合唱の基礎を学び、卒団後、同級生たちとこの合唱団を立ち上げました。今年で活動26年目になります。合唱団時代を合わせると、38年も一緒に歌い続けている人たちもいます。26年間、ほぼ毎週練習を続けてきた仲間との絆や歴史は、私のかけがえのない財産です。合唱は、どれだけ個人を消せるかが勝負、一方で自分が輝ける場所を探していくという、追求するときりがない世界で、だからこそ、この感覚を持ち合わせている同じ感性の人たちと、この⻑い間合唱を続けて来られていると思います。
この何年間で失われてしまっているのは、喜びの感情と誰かと一緒に時間を過ごすことだと思います。毎 日、懐かしい場所を探しているような気分になりました。
なので、1人でいる時でも、誰かのことを思って、どこか懐かしさを感じられるアルバムにしたいと思いました。
どんなことが起こっても、世の中には素敵なことがたくさんあり、いつでも帰って来られる場所がある、そう思えることがどんなに幸せだろう、と思います。私にとってはそれがリトルキャロルであり、その喜びが、このアルバムを通じて、みなさまに少しでも伝われば、こんなに嬉しいことはありません。
麻衣 2022 年春