タップダンサー熊谷和徳による公演『
VOICE ヴォイス』 新たにアイヌ伝統
歌の唄い手6人の出演が決定

2022年5月28日(土)Bunkamuraオーチャードホールにて、熊谷和徳『VOICE ヴォイス』が上演される。この度、新たな出演者が決定した。
世界で活躍するタップダンサー熊谷和徳の満を持してのオーチャードホール公演である本ステージ。今回のテーマは様々な“VOICE=声”との競演。昔から歌い継がれてきた美しい調べの鹿児島県奄美大島のシマ唄や北海道アイヌの伝統音楽に、タップダンスの音が加わる。
すでに元ちとせの出演が発表されているが、新たな出演者が決まった。阿寒湖アイヌコタンから日川キク子をはじめ山本榮子、床みどり、渡辺かよ、床絵美、郷右近富貴子の6名が参加する。
阿寒の大地で生まれ育まれてきた唄の数々を披露し、熊谷の“声”と合わせていく。中でも日川が歌う、独特の揺らぎと節から生まれるその唄の響きは、古(いにしえ)のウポポ(唄)そのままに、今を生きるアイヌウポポ(唄)界のレジェンド的な存在である。それぞれに“アイヌ文化伝承者”として活躍している面々だが、床絵美と郷右近富貴子は姉妹でKapiw&Apappoとしても、様々なジャンルのアーティストと共演もしている。
本ステージは、2部構成のステージで、前半はアイヌの面々、後半は元ちとせとの競演となる。熊谷ならではの繊細かつ多彩なリズムもたっぷりと、ハイセンスな演出で圧巻のステージを実現させていく。元ちとせは故郷・奄美大島のシマ唄で、聴衆を奄美の浜辺へと誘う。シマ唄とタップとのセッションはもちろん、ヒット曲「ワダツミの木」などオリジナル曲もこの日限りのスペシャルアレンジで披露される予定だ。
また、本ステージを彩るミュージシャンも魅力的な面々が集まった。リトル・クリーチャーズの鈴木正人がアレンジャーとして参加し、様々なアレンジを披露。当日はウッドベースとピアノを担当する。そのほか、クラシックを軸にしながらも菊地成孔ら多くのアーティストと積極的に共演を重ねているハープの堀米綾、ドイツのジャズ名門レーベルECMから日本人二人目となるリーダー・アルバムをリリースし、自身のレーベルも持つドラムの福盛進也、コーラスには太田美帆を中心としたグレゴリオ聖歌を標榜する、u+ta(ゆた)太田美帆、鎌野愛、小松陽子、根本理恵、 勝政美紀の参加も決定している。
盛りだくさんの楽曲を豪華メンバーで奏でる一夜に期待しよう。

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