晏愁李が大病を克服し3年2カ月ぶりに
歌手活動再開、ファンの前で快気祝い
ライブ

日本デビューして2022年で29年目を迎える韓国人歌手・晏愁李(アン・シュウリ)が、3年3カ月ぶりに歌手活動を再開し3月13日、東京・赤坂のマリーグラン アカサカで<妟愁李“春が来た!”>と銘打った快気祝いライブを開いた。

頸椎の病気で約3年にわたって入退院を繰り返し、一時は、復帰が危ぶまれたが、歌への意欲を燃やしながら懸命に病気と闘った結果、見事、大病を克服。休業前と変わらぬほどの健康を取り戻し、ファンの前に元気な姿を見せた。

そんな彼女を待っていた約100人の熱烈なファンが詰めかける中、韓国の民族衣装、チマチョゴリを着て登場。細川たかしの「北酒場」でオープニングの幕を開け、「久しぶりなので緊張しました。3年ぶり(のステージ)です。3年ぶりに皆さまの顔を見たらあまりにうれしくて、いま心臓がパクパクしています。3年間、本当にお待たせしてすみませんでした。最後まで頑張りますので、皆さま、どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつ。
出身地・韓国のヒット曲から「釜山港へ帰れ」「鳥打鈴(セタリョン)」、オリジナル曲から「男の漁場」「今夜はあなたを帰さない」「愛は腕の中」「天命(いのち)」などを元気いっぱいに全18曲熱唱。

途中、ゲスト歌手・宮内ひろしと「めぐり逢い札幌」をデュエット。その宮内が、リードボーカルを務める鶴岡雅義と東京ロマンチカのヒット曲から「小樽のひとよ」「君は心の妻だから」などを披露したり、マジシャン・花島けい子の華麗なマジックショーでステージを盛り上げた。
最後は「関東一本〆」をパワフルに歌い上げ、「これからは体を壊さないように気をつけます。心配かけてごめんなさい。シュウリは今日、生まれ変わったつもりでこの舞台に立ちました。最初は興奮してどうなるかと思っていましたが、なんとか最後まで歌えてほっとしています」と笑顔を見せながら「やっとアン・シュウリにも春が来ました。いままで心は子どもでしたが、これからは大人になって頑張りたい。皆さま、生まれ変わったアン・シュウリの応援よろしくお願いいたします」と話していた。

現在、新曲を制作中だそうで、「これからは健康に気をつけて、大好きな歌を一生懸命歌っていきたい」と目を輝かせていた。
(提供:サンニュース)

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