DOMMUNEでテリー・ライリー大特集、
ライリー×久石譲の対談も放送

SUPERDOMMUNE(渋谷PARCO9階)は、2022年3月7日(月)19時~24時、『テリー・ライリービルボードライブ東京開催記念番組 FESTIVAL TANDEM Presents「Encyclopedia of TERRY RILEY」 5HOURS!!!!! 』を放送する。出演は、テリー・ライリー、久石譲。聞き手は、小沼純一、西耕一、宇川直宏が務める。
今回の放送は、番組タイトルに示されている通り、テリー・ライリーが3月16日にビルボードライブ東京でコンサートを行うことを記念したもの。20:30~21:30には、久石譲とテリー・ライリーの対談がおこなわれる。また、ライリーが出演したライブ「FESTIVAL de FRUE 2021」(2021年11月6日@つま恋 リゾート彩の郷)の模様も総尺で放送。
<配信TIME TABLE>
●19:00-20:00 テリー・ライリー バイオグラフィー1 /TALK:宇川直宏 x 西耕一 <60MIN>
●20:00-20:30 テリー・ライリー インタビュー&告知/TALK:テリー・ライリー x 宇川直宏 x 西耕一 <30MIN>
●20:30-21:30 テリー・ライリーx 久石譲 /聞き手:小沼純一 /MC:宇川直宏 <60MIN>
●21:30-22:30 テリー・ライリー バイオグラフィー2 /TALK:宇川直宏 x 西耕一 <60MIN>
●22:30-24:10 テリー・ライリー ライヴ「FRUE 2021.11.6 @つま恋 リゾート彩の郷」<100MIN>

テリー・ライリーは、1935年生まれ、アメリカ出身。ミニマル・ミュージックの創始者として音楽史に名を残す、コンテンポラリー・ミュージック界の最重要人物のひとり。1950年代後半に米西海岸でラモンテ・ヤングと出会い、彼のシアター・オブ・エターナル・ミュージックに参加。インド音楽をはじめ民族音楽と積極的な関わりを持ちながら、独自の音楽技法を編み出し、60年以上にわたる長いキャリアのなかで「A Rainbow in Curved Air」「In C」「Shri Camel」「平和のためのサロメダンス」など多くの名作を発表、スティーブ・ライヒやフィリップ・グラスらミニマル音楽家たちはもちろん、クラシック、ロック、ジャズ、電子音楽など幅広い音楽領域に多大な影響を与えてきた。1977年の徹夜コンサート以来、日本でも公演を重ねてきた。
2020年2月、DOMMUNE/宇川直宏の企画した佐渡島での「さどの島銀河芸術祭」の視察のために来日、新型コロナウイルスの世界的流行の影響により、そのまま日本に滞在し、以降は日本を拠点に活動を続けてきた。そんな中、2022年3月16日にビルボード東京でのライブが決定。1stステージでは、Terry Riley with Sara Miyamotoの演奏。オープニングアクトとしてエレクトロ界においてワールドワイドに活躍するクリコー・クーシアン。そして、2ndステージでは、映画「オシュラガ 魂の地」(原題:Hochelaga, Land of Souls 監督:フランソワ・ジラール 音楽:テリー・ライリー&ギャン・ライリー)を無声状態にし、テリー・ライリーが即興で音楽をつける。会場チケットは既に完売したが、配信チケットも販売される(3月7日18:00~3月23日21:00)。
テリー・ライリー

【各分野から、ライリーへのメッセージ】
■横尾忠則
1967年、ニューヨークに4ヶ月近く滞在した時、テリー・ライリーの音楽の存在を知って、 電撃的に取り憑かれて以来、新譜が出る度に聴いていた。テリーさんの音楽を追求していく先で インドのアリ・アクバル・カーンの音楽に出会い、西海岸の彼の学校を訪ねたり、インドで彼のコンサートを聴いたりしたが、その彼の音楽の根底には常にテリーさんの音楽があった。 そんなテリーさんが思いもよらず、東京都現代美術館での僕の個展(GENKYO展)に来館されて、2人の邂逅記念に音楽と美術のコラボレーションの約束を果たした。 お互いに80歳途上だがまだ先は長い。是非ご期待を!!
坂本龍一
18か19の頃、テリー・ライリーの演奏のヴィデオを見た。それ以来彼は僕にとって伝説の人になった。その彼が日本に住んでいるという不思議さに今でも目が眩む思いだ。4年半ぶりというこのライブ、見逃すわけにはいかない。
■久石 譲
「A Rainbow in Curved Air」を聴いてミニマル・ミュージックを知った。あまりのショックに数日寝込んだ。そして僕はミニマリストになる決心をした。 そのテリー・ライリーが日本に滞在していてコンサートを開く。日本で何を感じ、何を見つめていたのか?聴き逃すことはできない! いつか僕の主催するMusic Futureに曲を書いてもらう、そんな夢を実現したい。
Jeff Mills / ジェフ・ミルズ
It was such an honor to meet and share the stage with Terry Riley. As an admirer of his music and creative works, it was captivating to be able to see him perform so intimately. I look forward to crossing paths once again.
(2017年に)テリー・ライリー氏と実際にお会いしてステージを共にできた事、非常に光栄でした。彼の音楽とクリエイティヴな仕事の数々には長年敬服していたので、あれほど間近で彼が演奏する姿を窺う事ができ、心を奪われたものです。是非、もう一度ご一緒したいですね。
■三枝成彰
テリー・ライリーさんとの出会いは1977年。 私が企画して主催した「ニュー・ミュージック・メディア」というロックと現代音楽のイヴェントにお招きして演奏していただいたのだが、これが彼の初来日だった。 それから45年――。先日行った私の80歳のコンサートにテリーさんが来てくれて、久しぶり再会することができたが、いまは日本にお住まいと聞いて驚いた。 テリーさんはスティーヴ・ライヒと並ぶミニマル・ミュージックの旗手であり、私たちの憧れの存在だった。 今回、テリーさんの演奏を聴くのも45年ぶりである。 とても楽しみにしている。
■宇川直宏
2020年2月24日、テリーさんは来日された!DOMMUNEとの「さどの島銀河芸術祭」でのコラボレーションの為、COVID-19の感染リスクが高かった当時の日本にテリー・ライリーさんは降臨してくださった!!!!! そして当時の氏からのメールには「もしウイルスに感染していたとしても、それは私のカルマなので心配はいらない」と記されていた。そこから丸2年、カルマは巡ってテリーさんは日本に住まれている。 ミニマルミュージックとラーガの守護神と我々はいま同じ空気を吸っているのだ!!!! パンデミック、そして、ロシアによるウクライナ軍事侵攻...混乱のただなかで、音楽/芸術はあらためてその使命を探っている!!!!! テリーさんのライヴにはその一つの提言が含まれているに違いない!!!!!!!
■勝井祐二
テリー・ライリーさんの演奏を日本で聞くことが出来るのは本当に素晴らしい事だと思います。テリーさんの音楽は天からの贈り物の様です。 楽しみましょう。
U-zhaan / ユザーン
光栄にもテリー・ライリーさんの公演でオープニングアクトを務めさせていただいたことがある。そのときに隣の楽屋でテリーさんが、インドの「Bageshree」というラーガの旋法を息子のギャンさんへ熱心に延々と教えていた様子が忘れられない。あと長い髭も忘れられない。
■Jim O’ Rourke / ジム・オルーク
今ほど、真の先駆者、革新と変革の道を歩む人物に触れる機会はないでしょう。過去、未来、そして無限を結びつけるテリー・ライリーは、今であり、昔であり、そして明日でもあるのです。
石橋英子
日本に住み始めて3年。 色々な国を渡って旅をしてきたテリーさんが私と同じ町に住んでいるのはとても不思議な気がします。 まだまだ旅の途中なのだということ、お会いする度にテリーさんのキラキラした目が訴えかけてくるようです。 そんな大先輩がいることが励みになります。テリーさんのソロライブとても楽しみにしております。

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