城田優が演出・出演、菅井友香、三浦
翔平出演 ミュージカル『カーテンズ
』開幕 ゲネプロオフィシャルレポー
ト到着

2022年2月26日(土)~3月13日(日) 東京国際フォーラムホールCにて、城田優が演出・出演するミュージカル『カーテンズ』が上演される。開幕を前に取材会とゲネプロ公演が行われ、オフィシャルレポートが到着した。

ミュージカル『カーテンズ』が2月26日、 幕を開けた。
会見で城田優は演出・主演を務めることについて「日々後悔(笑)。 新作で両方を手がけるのは実に大変でした。 台本も10回くらい直し、 美術や演出の打ち合わせと並行しながら膨大な台詞量との戦いで、 帰宅したらヘロヘロ。 1月3日と今朝の体重を比べたら9キロ減りました。 でもやり甲斐がありますし、 新たな挑戦をすることでこの先もミュージカルシーンを盛り上げていきたいです」と意気込みを語った。
ミュージカル初挑戦の菅井友香(櫻坂46)は「ついに挑戦できるという気持ち。 今も夢じゃないかと思うくらいです。 自分の実力の足りなさを痛感してトレーニングしてきましたが、 お稽古では心を解放することすら難しいと思いました。 皆さんを信じてスポンジになったつもりで日々吸収してきました。 素敵なニキ・ハリスになれるよう全力で挑みます」、 同じく初挑戦の三浦翔平は「ワクワクとドキドキが止まりません。 正直こんなに大変なんだなと。 台詞をきっかけに音楽が始まる、 音に合わせての振付などミュージカルならではの新しい刺激を勉強しました。 先輩キャストは本当に上手くて化け物だなと思いますし、 まだ自分は実力が足りないと実感していますが、 一生懸命取り組みます」。
城田はそんな二人を「本当によく頑張ってくれて、 彼らは僕のモチベーションでもありました。 公演中でも成長するでしょうから、 千秋楽が楽しみです」とエールを送った。
<公演レポート>
まず幕開きから不穏だ。 薄暗い空間に照明が一灯、 大きく揺れている。 その下に佇むキャストたち。 ホラー?サスペンス?とドキドキしていると幕が閉じて、 明るいオーバーチュアが始まった。
ミュージカル『カーテンズ』 (c)伊藤智美
再び幕が上がると、 そこはボストンの劇場、 新作ミュージカル「ロビン・フッド」の世界。 〈Wide Open Spaces Opening/ここはカンザス〉が華やかに歌い踊られるが、 主演女優ジェシカは台詞を忘れる、 きっかけを間違えることで周りをハラハラさせてばかり。
その割に偉そう~と思っていたら、 突然倒れ、 運ばれてしまう。 この新作でブロードウェイを目指しているが、 新聞に乗った劇評はひどいのなんの。 劇評に一喜一憂するプロデューサーのカルメン(原田薫)や演出家べリング(宮川浩)、 作曲家アーロン(岸祐二)らが実にリアルだ。
ミュージカル『カーテンズ』 (c)伊藤智美
ジェシカが亡くなった知らせを受けて、 カンパニーはパニックに。 そこに現れたのが警部補フランク・チョフィ(城田優)。 なんとジェシカは殺されたのだという。 ミュージカルオタクでもあるチョフィは、 捜査の傍ら「ロビン・フッド」の創作にたびたび口を出し、 ともすれば本業より情熱的。どことなくミュージカルに熱い城田本人と重なるのが面白い。
カンパニーから逃げ出そうとする俳優たちを、 Show Must Go Onだと説得する〈Show People/ショーピープル〉は見応えたっぷり。 ブロードウェイの薫りたっぷりなこのビッグナンバーに隊列を組む振付を施し、 インパクトの強い名シーンとして仕立てている。
結局、 元女優で作詞家でもあるジョージア(瀬奈じゅん)が代役を務めることに。 ジョージアはアーロンとカップルだったが今は振付家ボビー(三浦翔平)とラブラブ。 三浦は初ミュージカルながら、 頭身を生かしてダンスあり、 ソロ曲ありと大注目。
ミュージカル『カーテンズ』 (c)伊藤智美
ミュージカル『カーテンズ』 (c)伊藤智美
チョフィは新人女優ニキ(菅井友香)に一目惚れ。 菅井もしなやかなダンスで魅了、 天然?でチャーミングなニキを好演している。 カルメンは娘バンビ(中嶋紗希)とギクシャクして口喧嘩が絶えない。
ミュージカル『カーテンズ』 (c)伊藤智美
複雑な人間模様の中、 「ロビン・フッド」はブラッシュアップされていくが、 同時に第2、 第3の殺人が起こり、 カンパニーの人々はお互い疑心暗鬼に。 しかし捜査は意外な展開を迎える…。 舞台好きの人はバックステージものとして、 トライアウトからブロードウェイを目指す人々の情熱に共感できることが多いだろう。
ミュージカル『カーテンズ』 (c)伊藤智美
母娘、 夫婦、 カップルと人間関係の綾も絶妙で、 群像劇としても楽しめる。 何より誰が犯人か、 推理するワクワク感たるや。 ネタバレ禁止の笑いどころもたっぷり。 大いに笑ってハラハラして、 明日からの元気をチャージしよう!
(文・三浦真紀/撮影・伊藤智美)

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