『アカネクラブ ぶっかまLIVE』にラ
ストアイドル、26時のマスカレイド、
#ババババンビが登場ーーFM大阪の生
放送とライブが掛け合わさった熱狂の
ステージ

『明治 ポイフルpresentsアカネクラブぶっかまLIVE』2022.1.17(MON)なんばHatch
振付師・akaneがDJをつとめる、FM大阪の人気番組『アカネクラブ』発のライブイベント『明治 ポイフルpresentsアカネクラブ ぶっかまLIVE』が1月17日(月)に大阪・なんばHatchで開催。アイドルグループの#ババババンビ、26時のマスカレイドラストアイドルが熱気あふれるパフォーマンスを繰り広げたほか、akaneとFM大阪DJ・小早川秀樹とともにトークでも盛り上げた。
●ラスアイ、バンビ、ニジマスとライブ直前に公開生放送
akane
「ぶちかます」という意気込みをタイトルにした同ライブイベント。ライブ開始直前までFM大阪の本社スタジオにて公開生放送がおこなわれ、放送後すぐにライブを控えた3組がゲストで出演した。スタジオとなんばHatchが同じ建物内にあることを生かした企画で、ラジオ番組とライブを連動させた新しい試みとなる。
ラジオゲストの1番手には、ラストアイドルの大森莉緒、西村歩乃果、岡村茉奈が出演。ラストアイドルの楽曲振付を担当しているakaneが「(メンバーと出会ったのは)ダンスを鍛える企画で、イチからみなさんを叩き直した」とハードなレッスンを課したことを振り返ると、大森も「初めて会ったときは怖くて目を見ることができなかった」と当時の印象を口にした。ただ、西村は「最初は怖かったけど、最近ではakane先生がレッスンに来るときは「やったー!」と思うようになった。歳も近いから親近感がある。いつか一緒にサバゲー(サバイバルゲーム)をやりたい」とプライベートでの交流を希望した。
小早川秀樹
続いて生放送に出演した、#ババババンビの岸みゆ、小鳥遊るい、宇咲がakaneに「私たちの振付もやってほしい」とお願いすると、akaneも「#ババババンビのダンスはめっちゃ激しくて明るい。そのバカ騒ぎを盛大に生かしたダンスを作りたい。ぜひやらせてください!」と放送中に“商談”が成立。また、小鳥遊はこの後のライブについて「私は奈良県出身でずっとアイドルオタクをしています。アルバイトのために大阪には週7で来ていました。アイドルのライブを観になんばHatchにも何度も来ていたので、そんな場所でライブができるということで気合が入っています」と意気込みを語った。

akane、小早川秀樹

最後は、「ニジマス」の愛称で知られる26時のマスカレイドの中村果蓮、来栖りん、森みはる。滋賀県出身の中村は、リスナーからの「メンバー同士で喋る時は方言が出るか」という質問に、「自分的には標準語を分かっているつもりなんですけど、滋賀弁が抜けなくて。(標準語は)言おうと思ったら言えるぞ、という感じ」と返答。また東京出身の来栖は、akaneから「めっちゃ好きやねん、と言って欲しい」と関西弁のリクエストを受けたが、「めっちゃ嫌だ……(笑)」とやんわり拒否。それでも周囲から「ライブ中にぜひ」と食い下がられ、困惑していた。
約50分のにぎやかな生放送は、ライブ前の会場全体にも流れていたので、早めに到着したファンは楽しそうに耳を傾けながらステージへの期待を膨らませていた。
●前のめりでポジティブな#ババババンビ
#ババババンビ
ライブのトップバッターをつとめたのは、#ババババンビ。岸が「今日は最高にバカ騒ぎしましょう」と煽り立て、2曲目に披露した曲「バカになって好きっていうだけ」の歌詞にも出てくるように終始、前のめりなパフォーマンス。「カノン」「うましか超!」などでも縦横無尽にステージを駆け回った。
#ババババンビ
#ババババンビ
ラストの「ハナビガタリ」までフルスロットルで、ポジティブなライブを見せた。またMCでは、主催のakaneと同名のメンバー・吉沢朱音が「私の主催ライブにお越しいただいて、ありがとうございます」とボケると、ほかのメンバーから「また暴れてるよ!」とツッコミが入り、ファンを笑わせた。

#ババババンビ
#ババババンビ

トークコーナーでは、akaneが「ぶっかましてくれましたね。すごく元気。「うましか超!」が気に入りました。ダンス的にもおもしろかった。元気と勢いがあった。まさしく「ぶっかま」の象徴」と絶賛。生放送のなかでakaneが「#ババババンビの曲を振付したい」と話していたこともあって、壇上で改めてメンバーから「めちゃくちゃ激しくて、めちゃくちゃ厳しく(レッスン)してください」とお願いされる一幕もあった。

#ババババンビ

●26時のマスカレイドは「あざとかわいい」
26時のマスカレイド
2番手に出演した26時のマスカレイドは、凛としたステージングで魅了した。サマーソング「ちゅるサマ!」で寒いこの季節にちょっとカラダを熱くさせてくれたかと思えば、美しいハーモニーが堪能できる「二人だけの初めてをもっと」でニジマスの世界観へグッと引き寄せるなど、変幻自在な面を見せた。
26時のマスカレイド
26時のマスカレイド
「ハートサングラス」は空に向かって手を振ったり、指を丸めてサングラスの形を作ったりするなど、一つひとつの仕草が愛らしく、最後には「ポイフル~」とこのイベントをサポートする明治のお菓子の名前を口にするアドリブまで入れて楽しませた。
26時のマスカレイド
26時のマスカレイド
akaneは、ニジマスについて「ダンスがあざとかわいい。押しすぎてもダメ、一歩引くところがある」と振付を分析。さらに「作り込まずに都会的なところが良い」と彼女たちの魅力を紐解いた。また、生放送で関西弁をリクエストされていた来栖は、オンエア後に中村、森から関西弁のレクチャーを受けたそうで、最後に「大阪でこんな目に遭うとは思わなかった。ホンマにありがとう」とファンに向かって関西弁でお礼を言うと、大きな拍手が起こった。
26時のマスカレイド
●緊張感たっぷりのラストアイドル
ラストアイドル
トリを飾ったラストアイドルは、模造刀を手に殺陣をモチーフとした振付の曲「何人(なんびと)も」でスタート。圧巻だったのは、4曲目「好きで好きでしょうがない」だ。この日のライブに参加した13人全員が歌詞の「好きだ」を迫力たっぷりに連呼。曲中盤の全員が膝をついて「ごめん」と歌い続ける場面など、すべてにおいて圧倒的な表現力があり、歩幅ひとつをとって見ても魅了するものがあった。
ラストアイドル
ラストアイドル
元気いっぱいの「Break a leg!」、大人の艶やかさを感じさせた「君は何キャラット?」など、全8曲のなかでグループのいろんな顔をのぞかせた。また、akaneが振付を担当した曲を中心としたセットリストということで、このイベントならではのステージに。
ラストアイドル
ラストアイドル
パフォーマンス後、akaneは「(舞台の)袖では厳しい目で、モニターカメラに釘付けになった。メンバーだけではなく、ファンの皆さんも教育していきたい。動きがキレていなかったから!」と、よりまとまりのある振付の制作に意欲を燃やした。山本愛梨も「akane先生が見ているから、冷やひやしながらやりました」と緊張していたようで、小澤愛実も「(akaneと)どう接して良いか分からなくて、変にぎこちなくなっちゃって!」と、akaneの前でのパフォーマンスは格別なものがあったようだ。

ラストアイドル

●akaneが大喜び「一発目のライブがこの3組で良かった」
3組はライブ後、『アカネクラブ』の2月度のパワープレイ(楽曲オンエア)をかけて早口言葉対決にもチャレンジ。「カラフルポイフルをあぶるトラブルピープル テーブルのダブルバルブからバブル噴出」という言葉を、いかに早く、正確に言えるかを競った。
『明治 ポイフル presents アカネクラブぶっかまLIVE』
#ババババンビは水湊みお、近藤沙瑛子、ラストアイドルは大森、小澤、26時のマスカレイドは中村が挑戦。ラストアイドルは小澤が「akane先生の眼差しにやられました」とプレッシャーで噛んでしまい、ニジマスは中村がおっとり口調でスピードが足りずに敗退。トータルで#ババババンビが勝利し、2月度のパワープレイをゲットした。
『明治 ポイフル presents アカネクラブぶっかまLIVE』
イベントの最後に、#ババババンビが「みんなと一緒に最高のバカ騒ぎができました!」、26時のマスカレイドは「いろんな人とライブが楽しめました」、ラストアイドルが「みなさんと、一体感のある素敵なライブになりました」と感想を口にすると、akaneも「一発目のライブがこの3組で良かった」と大喜び。そして「2022年も思いっきりぶちかましていきたいと思います。ぶっかま!」の一言でしめくくった。
取材・文=田辺ユウキ 撮影=ハヤシマコ(hayashi maco)(オフィシャル提供)

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