闇/病みを抱いた「赤」から、純潔な
心描いた「白」まで。太田彩華、1st
アルバム「Achroite=Rubellite」が
誕生!!

2月1日に誕生日を迎える声優・アーティストの太田彩華。同日に、彼女は1stアルバム「Achroite=Rubellite」を発売。渋谷SPACE ODDを舞台に、ワンマンライブ「Achroite=Rubellite」も開催する。
1stアルバム「Achroite=Rubellite」には、太田彩華の魅力を2つの面から表現。それが、以下になる。
【Achroite=白】歌唱提供楽曲を中心にキャラクターボイス的な声の魅力を届ける、明るいイメージの楽曲群。
【Rubellite=赤】ヤンデレシリーズの楽曲を中心に憂いのある表現力の魅力を届ける楽曲群。
アルバムには、ゲーム「スターメロディー ユメミドリーマー」のED主題歌「夢の中の旋律」や、「ヤンデレシリーズ」のテーマ曲「True or Bad Ending」「メロウ=ディストピア」、アイドルの向日葵プリンセスへ歌詞提供した「瞬間とドラマチック」のカバーなど、話題になった曲たちを多数収録している。
このたび、1stアルバム「Achroite=Rubellite」に収録した全楽曲について太田彩華が思いを届けてくれた。
1stアルバム「Achroite=Rubellite」誕生の背景。
1stアルバム「Achroite=Rubellite」へ収録した全11曲中、8曲が作品にまつわるなど、あらかじめテーマ性を持って誕生した曲たち。中には表情の全く異なる曲たちが並んでいます。そこへ意味を持たせるために掲げたのが、2つの色を持つ作品にすること。それが、「【Achroite=白】歌唱提供楽曲を中心にキャラクターボイス的な声の魅力を届ける、明るいイメージの楽曲群。【Rubellite=赤】ヤンデレシリーズの楽曲を中心に憂いのある表現力の魅力を届ける楽曲群」でした。そのうえで、白を象徴する楽曲。赤を司る楽曲と、それぞれ新曲を制作しました。曲順も「毒々しい赤い色から幕を開け、曲が進むごとに色が薄れていき、最後は純潔の白になる」形を取っています。レコード盤で例えるなら、「A面/B面」という構成。A面/B面それぞれの中でも、一つの流れを持った作品として仕上げました。そのうえで、物語を締めくくるに相応しい歌を最後に収録。作品へ明瞭な色付けをした形を取っています。
「ポスト・アポカリプス」
「ポスト・アポカリプス」を訳すと「終末の後」になります。文明がすべて破壊された後の世界は、空気も、星空も綺麗で、ずーっとそこへ浸っていたくなるような場だとわたしは想像します。破壊された終末後が舞台とはいえ、終わった後の世界からまた始めようと、「赤」の物語を幕明ける「ポスト・アポカリプス」を冒頭に持ってきました。楽曲は、アルバム収録曲中最も「赤」の色が似合うダークや壮大な世界観を描いた曲調になっています。
「メロウ=ディストピア」
先に、「True or Bad Ending」が「ヤンデレ」シリーズの主題歌として誕生。こちらは「ヤンデレシリーズ 学生編」へ向けて歌詞を書きました。その学生が社会人になったのが、「メロウ=ディストピア」。「君の好きなものは全部全部嫌い」と言ってるいて、社会人になっても、こんな病んでることを言ってる奴はマジで救いがないと思ったことから、”躁鬱病”をテーマに、どうしようもなく救いのない歌を書きました。
「True or Bad Ending」
「True or Bad Ending」の特徴が、「3つの感情が入り交じった曲調」になっているところ。最初は明るく華やかな表情から始まり、どんどん激しさや狂気が増してゆく、とてもストーリー性を持った構成に仕上がりました。詩も、楽曲の変化に合わせ感情がどんどん病んで壊れていきます。
「薔薇の狂死曲」
「薔薇の狂死曲」は、わたしが物語の進行を司るキャラクターとなり、拷問器具について語るYouTube番組「暗黒歴史館」という番組のオープニングテーマに起用していました。物語に出てきた、歴史上一番人を殺したと言われるエリザベート・バートリーという女性が「薔薇の狂死曲」の題材。彼女は、惨殺した若い女の子の血を大きな湯船に溜め込み、そのお風呂へ浸りながら美肌を保つことをしてきた人物。その様を綴りました。ダークなのに華やかでドラマチックな世界観は、エリザベート・バートリーの亡霊が踊り、歌っているようです。
「夢の中の旋律」
「夢の中の旋律」は、【Rubellite=赤】の最後を彩るバラードになります。ゲーム「スターメロディー ユメミドリーマー」エンディング主題歌として制作。ヒロインが心に閉じ込めている思いを描写した歌詞は、ゲームをすべて終えたときに意味がわかる内容にしています。
「メリージェーンが踊り出す」
「メリージェーンが踊り出す」は、【Achroite=白】の始まりを告げるに相応しい曲。軽やかなギターの旋律も印象深いお洒落な楽曲に合わせ、恋した女性の心弾む様を詩に書きました。好きな人へ会いに行くとき、心弾みすぎてスキップしたくなる。そこから、靴が躍りだす表現を用い、ウキウキとした女性の心情を書きました。
「ET CETERA STORY-color-」
太田家で演奏しても違和感ない青春パンク色の出た楽曲。詩のテーマが「家族愛」。「ズーッと近い距離であなたを見てきたけど。本当にいろんな物語を作ってたきたよね。大切な宝物のような存在をこれからも大事にしていくから」と歌っています。
「僕は夏の幽霊」
「僕は夏の幽霊」は、これまでわたしが歌ったことのない、明るい中にもちょっと切なさを覚える楽曲です。その切なさを歌詞にしたいなと思い、夏という季節にずーっととらわれてしまった幽霊少年の、君を思う切ない物語を書きました。
「瞬間とドラマチック」
「瞬間とドラマチック」は、向日葵プリンセスさんというアイドルグループさんの楽曲の歌詞を担当したご縁から、太田彩華の色に染めた形でカバーさせていただきました。中盤や終盤のギターサウンドが瞬間的に吹き抜ける強い風の音にも聞こえるように、爽やかさとドラマチックさが重なり合った楽曲に仕上げました。活動してゆくうえではいろんな障害を乗り越えながら進まなきゃいけない。この詩には、向かい風だって乗り越えてくぞという思いも記しています。
「愛は永遠,華はメロディ」
「愛は永遠,華はメロディ」は、「Little Devil Beat!」という作品に登場する柏木華音ちゃんの歌になります。彼女の花言葉が「愛は永遠、華はメロディ」、その花言葉を題材に歌詞を書きました。
柏木華音ちゃんは、星から地球に歌を届けにやってきた女の子。彼女の心情がわたしとも共通していたことから、応援してくれるファンのみんなへ向けた素直な気持も重ねながら書いています。
「春の宵」
「春の宵」は、ドラマCD「わたしとわたしの12ヶ月」のテーマ曲。このドラマCDのお話も、すべてわたしが書かせていただきました。中に綴ったのは、女の子どうしの淡い12ヶ月の恋物語。「春の宵」には、夜桜の見える風景の中を2人で歩いているイメージで書いています。【Rubellite=赤】【Achroite=白】と続いた物語を締めくくるに相応しい楽曲にもなりました。
アルバムタイトル「Achroite=Rubellite」について。
【Achroite=白いトルマリン】【Rubellite=赤いトルマリン】と2つの石をタイトルに据え、「執着した心の赤」「汚れ泣き純粋な心の白」を=で繋ぎあわせ、「Achroite=Rubellite」と名付けました。”=”なのは、両方ともいろんな「愛」について歌ってるから。そんな、二面性を持った愛の表情たちを詰め込みました。どんどん物語が変わりながらも、心地好い流れを持って楽しんでいただける作品に仕上がったなと思います。
【ワンマンライブ】「Achroite=Rubellite」
1stアルバム「Achroite=Rubellite」を手に、わたしの誕生日になる2月1日、渋谷SPACE ODDを舞台に発売記念ワンマンライブ「Achroite=Rubellite」を行います。メンバーは、ギターにエリカさん、キーボードに佐々木久夫さん、ドラムに竹村忠臣さんとお馴染みのメンバーが参加。さらにベーシストに「メロウ=ディストピア」でもベースを弾いてくださったToshiさんに参加していただけることになりました。この日、バンド演奏を通し、どんな迫力ある楽曲になって飛びだすのか、とても楽しみにしています。当日は、わたしの誕生日であり、1stアルバム「Achroite=Rubellite」の発売日。ぜひ、お祝いも兼ねて遊びにきてください。
 
TEXT:長澤智典
太田彩華オフィシャルHP
http://ota-ayaka.com/
太田彩華 楽曲関連YouTube
https://twitter.com/ota__ayaka
太田彩華1stフルアルバム「Achroite=Rubellite」
2月1日発売
全11曲収録
アニメイト、ゲーマーズ、タワーレコード、HMV、新星堂、Amazonで
ご予約の方はオリジナル特典あり
太田彩華ワンマンライブ
「Achroite=Rubellite」
2月1日(火)
開場18:30/開演19:00
[会場]
渋谷SPACE ODD
チケット発売中
スタンディング ¥4500
※整理番号付き

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