「劇場版 呪術廻戦 0」緒方恵美インタビュー

「劇場版 呪術廻戦 0」緒方恵美インタビュー

緒方恵美、「劇場版 呪術廻戦 0」で
対峙した“ポンコツで優しい主人公”
乙骨憂太

「劇場版 呪術廻戦 0」緒方恵美インタビュー 2020年10月~21年3月放送の人気テレビアニメ「呪術廻戦」の前日譚を描いた「劇場版 呪術廻戦 0」が公開中だ。シリーズ初の劇場版となる今作は、テレビアニメでは名前と立ち姿のみ登場していた乙骨憂太(おっこつ・ゆうた)が主人公。怨霊と化した幼なじみ・祈本里香の呪いに苦しみ、自らの死を望んでいた乙骨――同キャラクターを演じる緒方恵美に話を聞くと、乙骨との出会い、逡巡した日々、演じ上げるまでの道のりを、真っすぐに語ってくれた。(取材・文・写真/編集部)
(c)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (c)芥見下々/集英社 今作は、「呪術廻戦」本編の約1年前を描いた「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」が原作。結婚の約束を交わした幼なじみ・祈本里香(CV:花澤香菜)を交通事故で失い、呪いと化した彼女に憑りつかれた乙骨(CV:緒方)が、東京都立呪術高等専門学校(呪術高専)に編入し、里香の呪いを解くことを決意する。
「どうやったら自然な形で乙骨憂太になれるだろう」
(c)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (c)芥見下々/集英社 「出演オファーをいただいた時は、『オーディションではなくていいんですか?』と聞き返してしまって」と、オファーを受けた当時を振り返る緒方。そこから原作漫画に触れ「本当に面白い。自分が関わっていなくも劇場に見に行きたいと思うくらい面白い」と感じたが、一方でキャストとしての思いは複雑だったという。
「作品全体ではなく、乙骨という役にフィーチャーすると『この子の芯がどこにあるのかがわかりづらい』と感じました。日常ではないシーンから物語がはじまる、乙骨が呪われているところからはじまるので、『呪われていない“普段の乙骨憂太”はどういう人なのか』ということがわからない状態から作品に入らなければならなくて。そこからのあの覚醒。どうやったら自然な形で乙骨憂太になれるだろうと、ずっと逡巡していました」
乙骨は「ポンコツなんだけど、とても優しい人」
(c)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (c)芥見下々/集英社 乙骨を呪術高専へと導く五条 悟、同級生の真希、棘、パンダとの出会い、そして夏油 傑(げとう・すぐる)ら敵との戦いの中で、乙骨はさまざまな表情をのぞかせていくが、そこもまた緒方を戸惑わせた。「少しずつ何かが加わっていくなかで、パンパンパンという風に乙骨の性格が変わっていきます。なかでも終盤に出てくる乙骨の“あの言葉”。夏油に『女誑(たら)しめ』と言われた“あの言葉”が、演技ではなく、彼のなから自然に出てきた言葉だと考えると、そこでも『彼の芯はどこにあるのか』と悩みました」。そうした思いをスタッフ陣に伝え、「監督と音響監督とお話させていただき、そのおかげで少しずつ“ターゲット”が絞れました」。
(c)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (c)芥見下々/集英社 模索を続けながら、キャラクターと対峙していった緒方だが、乙骨の印象を問うと、シンプルな言葉が返ってきた。「ポンコツです(笑)。もちろん成長はしますが、もともとはポンコツだと思います。でも、ポンコツはポンコツなんだけど、随所で感じたのはとても優しい人なんだなということ。『人に優しい』それを起点にして動いていることがよくわかったので、そこはベースにしました」。
「今回は『呪術廻戦』起点の物語」
(c)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (c)芥見下々/集英社 今作はシリーズ初の劇場版であり、緒方自身もシリーズ初参加となるが、作品クオリティへの信頼は厚い。テレビシリーズの印象を「バトルシーンに定評のあるMAPPAさん制作なので、迫力あるバトルシーンはたくさんありました。ですが、それだけでなく、普通のシーンもとても細やかに描かれていました。シリーズ最後まで映像のクオリティが落ちない点もすごいなと思いました」と絶賛し、劇場版のクオリティにも「(インタビュー時は)まだ完成していませんが、楽しみですね」と期待を寄せていた。
(c)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (c)芥見下々/集英社(c)2021「劇場版 呪術廻戦0」製作委員会 (c)芥見下々/集英社「今回は『呪術廻戦』起点の物語、はじまりの物語です。作品の注目ポイントはお客様が決めることなので、私からは『どこを見てほしい』という指定はしません。ただ、今まで『呪術廻戦』に触れていなかった方でも、問題なく見ていただけると思います。何の先入観もなく見ていただけますし、もちろん先入観を持ってきていただいても大丈夫。どんな方でも、楽しんでいただけると思います」
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