Machico

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【Machico インタビュー】
大人びたバラードも
歌えるということが
改めて自分の自信へとつながった

数多くのアーティストを間近で見てきて
自分の視野が広がった

Machicoさんは2022年5月に音楽活動10年目を迎えられるわけですが、アーティストとして大切にしていることはありますか?

ちゃんと楽しみながら歌うことですね。現在は声優とアーティストの両方で活動をしていますが、もともと歌が好きで“歌手になれたらいいな”と漠然と考えていましたし、華やかな世界に憧れたのも歌がきっかけだったので、活動期間が長くなっていろいろな場面で歌う機会をいただきますが、それを仕事の一環にしたくはなくて。あとは、常に満足をしないこと。満足をしたことはないですが、この10年で数多くのアーティストを間近で見てきて、自分の視野が広がりました。それと同時に、何を歌っても下手にしか聴こえない時期も定期的に訪れて。そんな時に“最初に歌を歌った時の喜びだったり、デビュー前の楽しかった気持ちを思い出しなさい”とアドバイスを受けたんです。それと、“絶不調の時には何をしても失敗するものだから、自分を責めるよりも現状を割り切って、スランプを意識せずに過ごすことが大切だ”とも言われました。

そうしたアドバイスはどなたから?

父です。板金塗装でカスタムペイントの仕事をしていて、自分の技量に見合わない時に絶不調を味わうことが多かったそうで。いわゆる“何かを創作する側”の人間なので、感覚的な部分が私と結構似ているんだと思います。

そんなお父様から幼少期に歌を褒められたことなども、アーティストデビューのきっかけになっていそうですね。

確かに。父やその知り合いの前で歌っていましたね。父の好きな昭和歌謡を歌って褒められたりして。ただ、転機があるとしたら高校2年生の頃かな?

というと?

高校の軽音楽部でヴォーカルを担当していたんです。その当時、文化祭の前日に学校の中庭でライヴリハーサルをしていたのですが、私が歌い始めた瞬間にみんなが教室とかから出てきて、めちゃめちゃ人が集まったんですよ! その時に“歌うって、こんなに楽しいんだ!?”と感じたんですよね。

ドラマみたいな圧巻のエピソードですね。

ですよね(笑)。文化祭当日も、自分たちの出し物で私たちのステージを観られなかった人が結構いたみたいで。それこそ今まで話したこともなかったような先輩たちから“もう一回だけ歌って!”とアンコールもいただいて。しかもその後、他校から来ていた別のバンドの子に、その学校で開催するライヴのヘルプヴォーカルを打診されたんですよ。

ヴォーカリストとしての信頼がものすごく厚いことがよく伝わりますね。そう言えば、以前に高野麻里佳さんを取材した際、高野さんのアーティストデビュー時にMachicoさんと和氣あず未さんから応援コメントが送られてきたことをとても喜んでおられました。後輩声優から絶大な人気を誇るMachicoさんには、この2年間で数多くのレーベルメイトが増えましたが、ご自身への刺激もありそうですね。

なんと! そのふたりだと、まりんか(高野麻里佳の愛称)は私には真似できない表情を見せられるのがいいなと思います。あず未はキュートさを前面に押し出した楽曲が多くて。どちらも音楽を自由に表現していてすごく羨ましいです。自分のイメージとは少し離れた楽曲が多いので私もチャンスがあれば彼女たちの楽曲も歌ってみたいです(笑)。

それこそ、『ANIMAX MUSIX 2021』で、レーベルメイトでもある伊藤美来さんの「閃きハートビート」をカバーされていたので、高野さんと和氣さんの楽曲にも挑戦してほしいと思います。では、最後にアーティストとしての今後の目標を教えてください。

まず目指すは、2022年5月22日に昭和女子大学 人見記念講堂で開催する音楽活動10周年記念の初ホールワンマンライヴですね。それと、可愛い路線でなくともダンスを取り入れた楽曲にも挑戦してみたいです! 表現の幅という意味では、これまでの楽曲でさわやかさを知ってもらえていると思うし、今回の「ENISHI」でバラードも歌えることを知っていただけたからこそ、声優活動のほうで教わったダンスのほか、今まで経験してきたもの全てを詰め込めるような10周年への歩みをみなさんに見せていきたいですね。

取材:一条皓太

シングル「ENISHI」2022年1月12日発売 日本コロムビア
    • COCC-17921
    • ¥1,430(税込)

ライヴ情報

『Machico アーティストデビュー 10周年記念ワンマンライヴ(仮)』
5/22(日) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂

Machico プロフィール

マチコ:1992年3月25日生まれ、広島県呉市出身の声優・歌手。2011年の第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン~声優アーティストオーディション~決勝へ進出し、12年にソロ歌手としてメジャーデビューを果たす。13年にゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』の伊吹翼役で声優デビューし、『ウマ娘 プリティーダービー』 のトウカイテイオー役、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』の草薙寧々役など、声優としても活躍中。22年1月に約2年半振りとなるシングル「ENISHI」をリリースし、5月にはアーティストデビュー10周年記念プロジェクトの一環として自身初のホールワンマンライヴを東京・昭和女子大学人見記念講堂で開催する。Machico 日本コロムビア アーティストページ

「ENISHI」リリックビデオ

「向こう見ずFORWARD」試聴動画

OKMusic編集部

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