Editor's Talk Session

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【Editor's Talk Session】
今月のテーマ:
『POWER TO JAPAN 2021』に見る
ロックの現場主義者の想い

俺たちは俺たちのやり方で
楽しんでいる姿を見せたい

岩田
約10分ある曲ですけどまったく飽きがこなくて、イントロ→Aメロみたいなシンプルなロックサウンドかと思えば、ラップが入ってきたり、転調に使われるフレーズやテクニックも聴いていて楽しめました。稲村さんと佐藤さんは初めてこの曲を聴いた時、どうに思いましたか?
稲村
X JAPANの「ART OF LIFE」か「POWER TO JAPAN 2021」かって思えるくらいに、展開は楽譜にしたらAメロ、Bメロ、サビという概念がないっていう。そんなことはあまり関係ないからこそ、こんなに自由でいいんやって感じましたね。また、この曲が自由すぎたからこそ、尾形くんが作った当初に表現しきれなかったと言っていたことが腑に落ちました。“表現しきれなかった”というのはいい話やなって。曲に自分たちが追いつくっていうのは、自分たちも実体験がたくさんあるので、“あの「ART OF LIFE」に追いついてしまったのか!?”って驚くみたいな(笑)。そこも含めて、このプロジェクトがあって良かったと思いますね。
佐藤
曲の頭はアッパーで“ザ・HERE”というイメージだから“そんな感じだよね”と思ったんですけど、Cメロのあたりから落ちて、そのあとにDメロなのか分からないけど、ギターが入ってきてラップになるというのが“嘘だろ~!?”って思いました(笑)。で、最後にまたコーラスに戻っていく構成が本当に自由だし、ハイテンションだけじゃなくて憂鬱な部分も入っているのがリアルだと感じましたね。ただ元気にするだけではなく、裏側の表情も見せるみたいな。そこが「POWER TO JAPAN 2021」ならではだなと。
岩田
しかも、一曲の中で全楽器が主張してくるじゃないですか。だから、楽器を弾く人とか学生バンドとかはカバーしたくなる気がするんですよ。ベースがゴリゴリ出てくる箇所やドラムソロがあったり、キーボードも主張するし、ヴォーカルは常にいろんなアプローチを楽しめるんで、まさにロックを楽しんでいる楽曲だと思いました。尾形さんはアレンジで大変だった部分はありますか?
尾形
全員の見せ場を作ろうとは思っていました。だから、本当は楽器隊もいろんなプレイヤーに参加してもらいたかったんですよ。今回はバンドやグループからヴォーカルとして選出されているわけですが、ギターやドラム、ベースなどの楽器陣も呼びたかった。でも、レコーディング自体もコロナ禍で実施しているから、直前に発熱したから参加できないと連絡が入って延期を重ねたり…俺自身も発熱してしまったし。だから、収集がつかなくなると思ってヴォーカルだけにしたんですよ。本当はいろんなドラマーのソロ回しとかを入れたかったので、そこだけは正直に話すと悔いが残っています。
千々和
達成感はどうですか?
尾形
達成感もありますね。楽曲の完成度としてはすごく良いものができたと感じています。この曲をより多くの人にどう届けていくのかはじっくり考えてやっていこうと思っているので、そこはまだまだだと思いますけど。あと、ライヴで再現することが楽曲としての最終目標だし、参加してくれたアーティストの方以外にもプラスαとして参加してもらって、お客さんも一緒に《OH YEAH》と声を出せるようなライヴを必ずやりたいですね。
石田
この楽曲はシンガロングしないといけないですからね。
尾形
そうなんですよ。だからこそ、そこが最終目標になります。
千々和
ここまでお話を聞きながら受け取れる部分もありますが、めてHEREが『POWER TO JAPAN 2021』を通して伝えたい想いとは?
尾形
根本にあるのは“ロックや音楽の楽しさを伝えたい”ということなんですよ。今回もチャリティーではありますが、こんな状況だけど俺たちは俺たちのやり方で“これだけ楽しんでいるぜ!”というところを見せたいし、“自分ができることを改めて模索してみてはどうですか?”ということを伝えたい。俺たちはこれだけ“ハイテンションだぜ!”という姿を見せているので、それこそがロックで感じる喜びだということを伝えたいです。
石田
それと仲間のありがたさもこのプロジェクトを通して伝わりますよね。
尾形
そうですね。最初にも言いましたが、心を共有して何かをやるという楽しさも伝わるといいかなと。若い頃はお互いにバチバチぶつかることもあったけど、今回の参加アーティストは音楽を長く続けてきた人が多くて、自分のバンド以外の人たちも巻き込んで何かをやることで新しい刺激にもなるし、その喜びや楽しさを共有したいと思います。
千々和
それは参加者のおふたりにも伝わっている部分がありますよね。
佐藤
はい。レコーディングから楽しかったですから。
稲村
楽しかったよね。正直言って、彼と出会ってからずっとそうですよ。

HERE主催チャリティーソング
『POWER TO JAPAN 2021』

HERE主催チャリティーソング 『POWER TO JAPAN 2021』

HERE主催チャリティーソング 『POWER TO JAPAN 2021』

【CD+DVD】
HERE-019
¥2,500(税込)
※送料別途
※HERE OFFICIAL WEBSHOP&HEREライヴ会場にて発売中!

<参加者>
HERE
稲村太佑(アルカラ
デストロイはるきち(ガストバーナー)
菅原卓郎(9mm Parabellum Bullet)
鶴岡良(CRAZY WEST MOUNTAIN)
佐藤ノア
佐藤和夫(SaToMansion
sui sui
森田剛史(セックスマシーン!!)
石毛輝(the telephones)
流れ星☆
松山晃太(BYEE the ROUND,GRAND FAMILY ORCHESTRA)
豊島“ペリー来航”渉(バックドロップシンデレラ)
山下英将(folca)
ベッド・イン

※DVDには90分を越えるメイキングムービーを収録
※製作費、通販手数料を除くCD売上金を『Music Cross Aid ライブエンタメ従事者支援基金』に寄付

【HERE ライヴ情報】

『HEREのPOWERを君にあげるツアー2022』
2/12(土) 名古屋・新栄CLUB ROCK'N'ROLL
開場 17:00 開演 17:30
w)folca

2/13(日) 大阪・寺田町fireloop
開場 17:00 開演 17:30
w)folca

2/25(金) 宮城・仙台FLYING SON
開場 19:00 開演 19:30
w)aToMansion

3/01(火) 東京・渋谷Spotify O-Crest
開場 18:30 開演 19:00
w)近日発表

3/04(金) 北海道・札幌ベッシーホール
開場 18:30 開演 19:00
w)近日発表

<チケット>
全公演 前売¥3500/当日¥4000 ※D別

■チケット一般発売:2022/1/09(日)12:00~
https://eplus.jp/sf/word/0000027921

【アルカラ ライヴ情報】

※12/13よりシングル「Dance Inspire」配信中!

『Zepp Tokyo Thanks & So Long! Livemasters Inc. 10th Anniversary presents “GT-Z 2021”』
12/29(水) 東京・Zepp Tokyo

[2022年]
『ア・ル・カ・ラ 20周年イヤー初手 KOBE ART HOUSE単独公演「サビた逆争20秒前ときたか」』
1/07(金) 兵庫・神戸ARTHOUSE

『ソウルフードpre SUPER BEER ROCK FESTIVAL 2022』
1/09(日) 大阪・Banana Hall / 梅田Zeela(2会場サーキット)

『mito LIGHT HOUSE & chiba LOOK presents カントーロード vol.23』
1/24(月) 千葉・千葉LOOK

『mito LIGHT HOUSE & chiba LOOK presents カントーロード vol.23』
1/25(火) 茨城・水戸LIGHT HOUSE

『モルタルレコードPresents モルタル21周年アニバーサリー「20周年アニバーサリー公演アンコール企画#2」』
1/30(日) 埼玉・深谷市民文化会館小ホール

『A.S.O.B.i “Versus” 振替公演』
2/18(金) 東京・Spotify O-EAST

【SaToMansion ライヴ情報】

『Country Road [Change for the future 2021]』
12/28(火) 岩手・岩手県民会館 中ホール
w)日食なつこ、SWANKY DOGS、村松徳一

[2022年]
『ニューイヤーロックパーティー ”POWER TO JAPAN” in CLUB Que』
1/20(木) 東京・下北沢CLUB Que
w)HERE、folca

OKMusic編集部

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