山田裕貴、松雪泰子、ユースケ・サン
タマリアらが出演 音楽劇『海王星』
ライブ配信が決定

2021年12月6日(月)~12月30日(木)PARCO劇場にて上演しているPARCO PRODUCE 2021 音楽劇『海王星』。12月23日(木)にWOWOWオンデマンドでライブ配信することが決定した。
本作は、寺山修司が主宰した劇団「天井棧敷」結成前に書き下ろした幻の音楽劇。
これまで未上演であった音楽劇『海王星』は、主人公・猛夫、その父・彌平、彌平の婚約者・魔子の3人をめぐる悲恋の物語。猛夫を演じるのは、映画やドラマなど多方面で人気爆発中の山田裕貴。そして、魔子は松雪泰子が、彌平はユースケ・サンタマリアが演じる。
演出を手掛けるのは、今もっとも勢いにのる演出家、眞鍋卓嗣。昨年、第55回紀伊國屋演劇賞 個人賞及び、第28回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した眞鍋は、今作がPARCO劇場初進出となる。また、作曲を手掛けるのは、志磨遼平(ドレスコーズ)。今回はドレスコーズの生演奏による上演となる。
【あらすじ】
舞台は、戦艦の船底にある「北海岸ホテル」。嵐で船出を先延ばしにされた怪しげな人々が集まり、かりそめのパーティーに興じている。主人公・猛夫は一人落ち込んでいる。父、彌平の乗る船が嵐で難破し死んでしまったのだ。悲しむ猛夫のもとに、父と再婚し、義母となるはずだった魔子が現れる。彌平の思い出を語り合う内に惹かれ合う猛夫と魔子、しかし、死んだはずの彌平が、生還したことにより、悲恋へと舵を切る。恋仇となった仲の良い親子、さらに猛夫を慕う那美と悪魔的少女そばかすの存在が、3人の恋慕を悲劇的に加速させる。そして、魔子の心は揺れるまま、彌平との結婚式を迎える。物語は、この5人を軸に、ブルースを唄う老婆や昆虫採集の少女たちなど寺山修司的な登場人物が現れ、様々な心情を唄い踊り、物哀しい祝祭劇を彩っていく。

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