パート3:日本を崩壊させる? 39人の
早稲田大学出身の有名人

ノーベル文学賞に毎回落選する村上春樹

 ムダに感傷的な主人公が、些細なことに悩みながらも、女性とのセックスだけはちゃっかり済ましていくような小説がなぜか大人気の村上春樹も早稲田出身。
 ノーベル文学賞に毎回名前が挙がり、毎回落選している村上だが、実は過去のノーベル賞受賞者の日本人は国立大出身者しかいない。そのため、もし村上が受賞した際には、早稲田の関係者らが自分のことのように私学初とか言って、大騒ぎするのは間違いないだろう。
 最年少で芥川賞を受賞した綿矢りさや、昨年『何者』で平成生まれで初めて直木賞を受賞した朝井リョウも早稲田卒だ。

 なんでもかんでも批判して叩いておけばオッケーかのような論調が目立つ日本のマスメディアだが、この分野でも早稲田の出身者は驚くほど多い。
「在野精神」からジャーナリズムを目指す人が多いという話も聞くが、その実態は、東大や京大などのOBが幅を利かせる財界や官界に対する早稲田OBのコンプレックスにしか過ぎず、安直な批判を繰り返すしか能のないマスコミ界に及ぼした悪影響は計り知れないだろう。
 『ニュースステーション』の久米宏や『ニュース23』の故・筑紫哲也をはじめ、『朝まで生テレビ』の司会を長らく務めている電波芸者の田原総一朗も早稲田卒だ。
 テレビでは、政治家たちに舌鋒鋭く迫り、反権力ぶっている田原だが、かつて自らの娘の結婚式に自民党の政治家をずらっと招待したことからもわかるように、その中身は権力が大好きな単なる目立ちたがり屋にも見える。

マスコミや政治家にも多い早稲田出身者

 他にも、ラジオを中心に活躍するフリーアナウンサーの吉田照美や、安倍総理のゴルフ友達で『いいとも!』出演をゴリ押しした日枝久フジテレビ会長、その独裁ぶりからエビジョンイルの愛称で呼ばれた海老沢勝二元NHK会長も早稲田出身だ。
 女子アナにも、おバカキャラで人気だった元日本テレビの宮﨑宣子アナ、当時未成年の内博貴(NEWS)と飲酒した元フジテレビの菊間千乃、SMAP中居正広らと浮名を流したテレビ朝日の下平さやかなど、マスコミにも早稲田出身者は多い。

 自己顕示欲が人一倍強く自分好きな人たちが多いのか、早稲田のOBには政治家もたくさんいる。
 スチュワーデスと不倫した橋下徹大阪市長も早稲田卒だし、橋下の盟友でかつて暴行事件や未成年への淫行事件を起こしたそのまんま東も、早稲田に入学している。
 社会を何も知らないうちから政治家を志す若者たちの集まりである「雄弁会」OBには、故・竹下登、森喜朗、故・小渕恵三、海部俊樹、青木幹雄ら元総理や閣僚経験者など超大物政治家が名を連ねているが、うかつな失言がニュースで放送されることが多い森喜朗をはじめ、世間からは印象の悪い政治家しかいない。
 ちなみに人前では滅多に怒らないことで有名だった竹下登は、東大卒の宮沢喜一に「竹下さんの頃の早稲田は無試験だったんですよね」とバカにされた際にはさすがに激怒したらしい。

 雄弁会以外では、野田佳彦元総理や、先日金銭スキャンダルでみんなの党代表を辞任した渡辺喜美、エキセントリックな言動で世間を騒がせたあげく、誰からも相手にされなくなった田中真紀子、学生たちが世界中を船で旅する夢のNGO団体「ピースボート」を立ち上げた辻元清美も早稲田だ。なんだか陰気臭い感じの人が多いのは気のせいだろうか。

(文・編集部)

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