ウォルピスカーターとは?ウォルピス社が提供する高音系人気曲と声の出し方を紹介!

ウォルピスカーターとは?ウォルピス社が提供する高音系人気曲と声の出し方を紹介!

ウォルピスカーターとは?ウォルピス
社が提供する高音系人気曲と声の出し
方を紹介!


ウォルピスカーターは男性の歌い手です。
まっすぐに伸びる透明感があるハイトーンボイスが特徴的で、本人は「高音の成長を見守ってあげたい系男子という新ジャンルの開拓」「信者より高音が欲しい」というくらい高音への情熱を持っています。
ウォルピスカーターは2012年から動画投稿サイト「ニコニコ動画」で活動を始めました。
デビュー曲は2012年10月に投稿された「【ウォルピス社】天ノ弱を歌ってみました【提供】」です。
また、2015年には「アスノヨゾラ哨戒班」を投稿し、1500万再生以上の記録を誇っています。
ウォルピス社の社長
ウォルピスカーターが投稿する動画のタイトルには、必ず「ウォルピス社」「提供」という文字が入っています。
さらに公式HPが「ウォルピス社」という名前になっているためウォルピスカーターは「ウォルピス社」を経営する社長という立ち位置と考えて間違いないでしょう。
そのため、リスナーの中では彼に対して「社長」という愛称を使っている人も多いのです。
高音出したい系男子
ウォルピスカーターが歌う曲の特徴は美しいハイトーンボイスです。
今では「高音出したい系男子」として注目を集めていますが、最初は高い声を出そうと思って歌っていたわけではないのだとか。
歌い手を始めたころは「音域が合わない」という理由で歌えない曲もあったのだそうです。
しかし、高音の出し方が分かった時に「こんなに高い声が出せる!楽しい!」と感じたことでハイトーンボイスの魅力に気付いたのだといいます。
部活もバイトも音楽漬けだった
ウォルピスカーターは学生の頃から音楽に囲まれ「とにかく音楽のことで頭がいっぱい」という毎日を過ごしていました。
部活は軽音楽部に所属し、部内で組んだバンドでボーカルを務めていたそうです。
さらに、リハーサルスタジオのアルバイトもやっていたのだとか。
リハーサルスタジオはバンドやシンガーが練習を行う場所です。
ウォルピスカーターはそこで受付や掃除、楽器のセッティングや簡単な機材の修理などを行なっていました。
そこで得た音楽や機材の知識が今の活動に活かされているのでしょう。
顔出しはNG
ウォルピスカーターはパック飲料が頭についたキャラクターで活動しています。
名前が「カルピスウォーター」のアナグラムなので、紙パックもおそらくカルピスウォーターを表しているのでしょう。
音楽活動でそのイラスト以外の顔写真やビジュアルを公開したことは無く「顔出しNG」の歌い手となっています。
本人は「炎上したくないから顔は晒しません」とツイッターで言っていました。
その言葉通り、長い間ライブも行わず覆面歌い手として活動を続けていました。
しかし、2017年に音楽ユニット「After the Rain」のカウントダウンライブに誘われたことがきっかけで、ライブ時には顔を出して歌うようになりました。
それでも公開されているライブ画像は後姿のみなので「ネットに顔をさらさない」というルールは徹底されていますね。
ライブではキーを下げることも
ウォルピスカーターはライブ時にはキーを下げて曲を歌うことがあります。
本人は「キーを下げて歌う」というアピールを強くしていますが、これは「キーを下げることへの罪悪感」があるからなんだそうですよ。
一方で、ライブで原曲キーを歌うこともありますがそれについては何も言わないのです。
本人は「原曲キーで歌うのは歌手として当たり前」「自分から武勇伝を語る感じで恥ずかしい」と語っています。。
本人は「ワントーン下げる」という行為に罪悪感を感じていますが、トーンが違うバージョンも楽しめるのはファンにとってはラッキーなのではないでしょうか。
ウォルピスカーターの声の出し方
ウォルピスカーターの象徴ともいえる、クリアな高音ボイスはどのように作られているのでしょうか。
男性は音域が低い人が多いので、あんなにきれいな歌声が出せるのは不思議ですよね。
彼のハイトーンボイスは、生まれ持った声域や裏声への切り替えポイント、そして歌のテクニックによって作られているのです。
実際にどんなふうに声を出しているのか、詳しく見ていきましょう。
さすがの高音域
ウォルピスカーターの声は、鼻腔や軽口蓋などの上方向主体で発せられています。
さらに、高音を生み出す理由は「声区の切り替えポイント」です。
地声からミックスボイス、ファルセットへ切り替える声のポイントが女性に近いのです。
そのため、音域が高い女性のような伸びやかで美しい高音表現ができているのでしょう。
クリアで無駄のない発声
ウォルピスカーターの高音がクリアで美しいのは、声帯閉鎖に無駄がなく息漏れが少ないからです。
通常、男性が高音を歌うとシャウト風になったり音程が乱れたりしますがウォルピスカーターの高音はとても安定感があります。
息や声帯のバランスを鍛えることでクリアで安定した発生が生まれるのです。
さらに、広い音域を活用した細かなビブラートやシャウトなど表現力の豊かさもポイントです。
発声のテクニックを豊富にも持つことで、ハイトーンの歌声がよりクオリティの高い作品に仕上がるのでしょう。
【ウォルピス社】ウォルピスカーターの人気曲【提供】
ウォルピスカーターは多数の楽曲を配信サイトに投稿しています。
どの曲も得意のハイトーンが美しく、動画再生数も多い人気曲ばかりですがその中でも特に注目されている歌があります。
ここでは、特に人気が高い楽曲を4つピックアップしました。
ウォルピス社が提供する「高品質な高音ソング」を体感したいなら、まずは以下の曲を聴いてみましょう。
アスノヨゾラ哨戒班
アスノヨゾラ哨戒班 歌詞 「Orangestar feat. IA」
https://utaten.com/lyric/sa16041508
「アスノヨゾラ哨戒班」は2014年8月19日に動画配信サイト「ニコニコ動画に投稿されたボカロ曲です。
ボーカロイド「IA」が使用され、Orangesterが楽曲を制作しました。
軽快なリズムサウンドと、少年が語る「大切な人といつまでも一緒に居たい」というメッセージ性の高い歌詞が、ウォルピスカーターの透明感たっぷりな歌声にマッチしています。
特にサビ手前のシャウト系高音と、その盛り上がりのまま突入するサビの絶唱は必聴ですね。
泥中に咲く
▲ウォルピスカーター - 『泥中に咲く』【OfficialMusicVideo】
泥中に咲く 歌詞 「ウォルピスカーター」
https://utaten.com/lyric/iz19041132
「泥中に咲く」はウォルピスカーターの代表曲ともいえる人気ソングです。
作詞作曲は針原翼(HarryP)で、痛みや絶望に傷つけられた極限の「生」を描いた共感性の強い歌詞が印象的です。
美しいウォルピスカーターの声が曲にマッチし、まるで映画を1本みているかのような充実感を感じられるでしょう。
晴天前夜
▲ウォルピスカーター - 『晴天前夜』【OfficialMusicVideo】
晴天前夜 歌詞 「ウォルピスカーター」
https://utaten.com/lyric/nm20041580
「晴天前夜」はピアノメロディのゆったりとした曲調が特徴的な楽曲です。
ふわっとした優しげな歌い方は、ウォルピスカーターの歌声をより繊細に儚く感じさせてくれますね。
「誰もが羨むような名前を持っていたら、ほんの少しでも生きた心地がしたんだろうか」という歌い出しで始まる歌詞は、生きることの窮屈さを切なく歌っています。
しかし「厚い雲の向こうに晴天がある」という希望も込められていて、透き通ったウォルピスカーターの声がそんな希望をより強く感じさせてくれるでしょう。
徒花の涙
▲ウォルピスカーター - 『徒花の涙』【OfficialMusicVideo】
徒花の涙 歌詞 「ウォルピスカーター」
https://utaten.com/lyric/ac20031611
「徒花の涙」は2020年にリリースされたアルバム「40果実の木」に収録されている楽曲です。
YouTubeの再生回数が170万回を突破するほどの人気曲で、ウォルピスカーターを堪能するならぴったりな一曲でしょう。
歌われる歌詞は文学的な雰囲気がとても強く、ハイトーンボイスがその切なさややるせなさを全身全霊で歌い上げています。
時ノ雨、最終戦争
時ノ雨、最終戦争 歌詞 「ウォルピスカーター」
https://utaten.com/lyric/sa16041510
「時ノ雨、最終決戦」は、ウォルピスカーターのファーストアルバム「ウォルピス社の提供でお送りします。」に収録されている楽曲です。
ボカロの曲を作成する「ボカロP」のOrangestarが書き下ろしたことで話題を集めました。
雨が降る街の情景から始まる歌詞は「どこにもない答えを探している」という焦燥感や切なさが歌われています。
繊細なハイトーンボイスが歌詞にマッチしていて、歌に世界観が美しく表現されていますね。
最後には「その日まで負けないよ」と力強い前向きな言葉があるのもウォルピスカーターらしい仕上がりです。
ウォルピスカーターの高音への探求心は止まらない!アルバム情報も要チェック
ウォルピスカーターは「高音への探求心」を追求しながら、動画配信サイトやライブで歌を披露する男性歌い手です。
あまりにも美しいハイトーンボイスは、女性歌手に間違われることも多いほど。
現在はメジャーデビューを果たし、アルバムも多数リリースしているので高音できれいな曲を聴きたいと思ったら、ぜひウォルピスカーターの楽曲をチェックしてみましょう。

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