なにわ男子「夢わたし」は高校野球応援ソング!青春を包み込む温かな歌詞の意味を考察

なにわ男子「夢わたし」は高校野球応援ソング!青春を包み込む温かな歌詞の意味を考察

なにわ男子「夢わたし」は高校野球応
援ソング!青春を包み込む温かな歌詞
の意味を考察

なにわ男子がデビュー前に“高校野球応援し隊”に抜擢

ジャニーズグループ・なにわ男子の楽曲『夢わたし』は、2021年「第103回全国高等学校野球選手権大会」応援ソングで「熱闘甲子園」のテーマソング。
▲なにわ男子-夢わたし【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
2003年から、歴代の応援ソングではこれまで様々なアーティストが担当してきました。
その歴史の中で、CDをリリースしていないアーティストの楽曲が選ばれたのは、実は今回が初めて。
前年はコロナ禍のため大会がやむなく中止になったということもあり、『夢わたし』は全国の高校生たちにとっても、なにわ男子にとっても思い入れ深い楽曲となったことでしょう。
作詞はJ-POPユニット・天才凡人のメンバーであるMiNEとAtsushi Shimadaが担当し、作曲はFredrik Samssonを加えた3人で進められました。
ジャニーズの楽曲も多く手がけている方々なので、楽曲への期待度も高まりますよね。
大会中に公開されていたMVでは球児や応援する高校生たちにスポットが当てられ、その懸命な姿に胸を打たれた方も多いのではないでしょうか。
では“高校野球応援し隊”なにわ男子が届けるメッセージを歌詞から考察していきます。
仲間がいるから夢に向かって進んで行ける
夢わたし 歌詞 「なにわ男子」
https://utaten.com/lyric/tt21060402
高校球児たちは甲子園という夢に向け、仲間と「涙と喜びを共に分け合いながら小さな1歩を重ねて」いきます。
つらくもやりがいのある日々が力になり、清々しい気持ちでこの大きな大会に臨む時、いつもの晴れた空もより鮮明に心に刻まれることでしょう。
弧を描く投球には、彼らの「願い」が詰まっています。
努力は夢に「必ず届くと証明するんだ」と、強い気持ちを持って1試合の1球1球を大切に戦う姿がこの歌詞から伝わってきますね。
それはたとえどんな結果になろうとも、青春の「次の1ページ」に鮮やかに描かれる体験となるはずです。
夢わたし 歌詞 「なにわ男子」
https://utaten.com/lyric/tt21060402
サビの「I’ll be there for you」には「私はあなたのそばにいる」という意味があり、「離れていても君の元に駆けつけるよ」というイメージで使われるフレーズ。
ただ近くにいるというだけでなく、その人のためならいつでも助けになりたいと願う、仲間への深い友情の気持ちが表れています。
「一人じゃないから奇跡も掴める」という言葉も、仲間への信頼を感じさせるでしょう。
どんなに頑張っていても人は弱く、自分一人ではくじけそうになることもあります。
しかし、同じ夢へ向けて想いを繋ぎ支え合える仲間がいれば、奇跡と思えるようなことさえ実現できるのです。
なにわ男子も共に頑張るメンバーがいたからこそ、念願のメジャーデビューという夢を掴みました。
仲間というかけがえのない存在がいることが、どれほど素晴らしいことかが伝わる歌詞ですね。
また、続く部分で「青春」を「じだい(時代)」と読むところも深い意味を感じさせます。
青春というと人生の中の一瞬の出来事と捉えがちですが、その時間の中で人は様々なものを得て学んでいくものです。
自分を支えてくれて、自分も助けたいと思える大切な仲間を得られた貴重な時間は「時代」と呼べるほどに重要で、それからの人生にも影響を与える濃密な時間だという考えが伝わってくるようです。
「Just the way you are(ありのままでいて)」と仲間を肯定し励ます言葉にも、心が温かくなります。
共に見る景色はきっと美しい
夢わたし 歌詞 「なにわ男子」
https://utaten.com/lyric/tt21060402
マウンドに飛び交う声は、仲間からの励ましの言葉。
練習に明け暮れた日々が「自信となり僕らを強くした」という言葉には、高校球児だけでなく部活に打ち込む学生たちすべてが頷くのではないでしょうか。
どうすれば強くなれるのか、自分に何が足りないのか、これまで真剣に「自問自答」を繰り返して夢への道筋を思い描いてきたはずです。
だからもし不安になっても「立ち止まる必要はない」と力強く背中を押しています。
夢に向かって頑張っているなら、「友とみる景色」は一生美しく輝いて見えるでしょう。
結果が大事なのではありません。
「誇る未来へ」とあるように、この先の人生で振り返った時、今の自分を誇れる生き方をしていることが大切なのです。
夢へと努力を重ねる姿は、それだけで誰の目にも誇らしい存在と言えます。
夢わたし 歌詞 「なにわ男子」
https://utaten.com/lyric/tt21060402
球児たちは「果てなき情熱」を胸に「輝ける栄光」の舞台へと進んで行きます。
その時間は「光の中を走る」かのように、すべてが眩しく映るでしょう。
仲間と誓い合った「約束の場所」を目指して力を振り絞る様子が目に浮かびます。
タイトル「夢わたし」の意味とは?
タイトルの「夢わたし」という言葉には、どんな意味があるのでしょうか?
それは次の歌詞から見えてきます。
夢わたし 歌詞 「なにわ男子」
https://utaten.com/lyric/tt21060402
夢に挑んで仲間と高め合った日々は、一生心に残り続けるはず。
続く英文は「私たちは永遠に夢を見ている、永遠に笑っている」と訳せます。
1つの夢が結末を迎えても、次に新たな夢が生まれていきます。
夢を持ち続ける人の人生は笑顔であふれている、という明るいメッセージを感じますよね。
そして次のフレーズに「夢わたし」の意味が綴られています。
「夢わたし」とは、自分が抱いてきた願いという名の夢を次の世代に渡すということ。
優勝したチームは連覇を、甲子園の舞台で涙を飲んだチームは優勝を、甲子園の地を踏めなかったチームは甲子園出場を。
それぞれのチームの中で先輩から後輩へ願いを託し、受け取った後輩も次の年には後輩へ願いを託していきます。
いくつもの季節を越えて内容は変わっても、その願いの中心にある甲子園という夢は受け継がれていきます。
夢を受け継ぐことには責任が伴うため、託した相手を認め応援するということでもあり、そうして人は固い絆を結んでいくのです。
しっとりとした曲調に乗せて言葉ひとつひとつを大切に届けるような歌声からも、「夢わたし」の尊いイメージが伝わってきますね。
「夢わたし」はすべての人のための応援ソング
『夢わたし』はなにわ男子のデビューシングル『初心LOVE』の通常版のカップリング曲として収録されています。
親から子へ、仲間や友へ、命ある限り夢わたしし続けたいと思える感動的な楽曲です。
大会中に少し聴いただけという方はぜひフルで聴いて、歌詞に込められた温かいメッセージを余すところなく受け取ってください。

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