小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない
2022』ビジュアル解禁 コメント到着

2022年2月に本多劇場で開幕する小沢道成ひとり芝居『鶴かもしれない2022』のメインビジュアルが解禁となった。
同じく公開されたチラシ中面の応援コメントには、鴻上尚史、松岡 充、角田光代、峯村リエ、谷 賢一、河野丈洋、加藤 諒、徳永京子、ペヤンヌマキ、中井美穂、小泉今日子石崎ひゅーいといった著名人が名を連ねている。
4度目の上演となる小沢の代表作『鶴かもしれない』は2014年、明大前の小さなギャラリーからスタートし、2016年にOFF・OFF シアター、2020年に駅前劇場と、劇場が変わるごとに着実にスケールと深みを増してきた。今回いよいよ演劇の聖地・本多劇場で上演される。
同時に、小沢道成が“今話したい人とじっくり対話を重ねる”インタビュー連載が公式サイトにて始動する。
第一弾の対談相手は本多劇場グループの支配人・本多愼一郎氏。たった一人で、本多劇場に立つ。その険しい道のりを歩み出した小沢と、 下北沢を演劇の街にした父・本多一夫氏の跡を継ぎ、今年8月には松竹芸能から運営を引き継いで、2009 年 3 月に閉館した新宿シアタートップスを再開させた本多愼一郎氏。厳しいコロナ禍で新たに劇場をスタートさせるというその決断。共に「無謀」と言われるような道を選んだ二人の「それでもやってみよう」と決めた心の内を明かし合う。
2021年2月より小沢の創作活動に密着したYouTubeチャンネル「メイキングかもしれない」も本公演に向けた創作活動にスポットを当てていく。資金調達やスタッフとの打ち合わせ、稽古風景など惜しみなく見せる“創作の裏側”にも注目したい。
<小沢道成 コメント>
誰もが知っている鶴のお伽噺を現代に置き換えた物語にしてみよう、ラジカセ3台を共演者に一人芝居をやってみよう、それが全ての始まりの動機でした。
そこからは仕掛けをふんだんに取り入れた舞台美術を考えてみたり、 映像を駆使した演出にしてみたりと、“外側”の部分を大きく変化させ上演を重ねてきました。もちろん今回も、目に見える楽しさを存分に体験していただけるものになると思います。
けれど、上演を繰り返すにつれ、何故このような物語が起こってしまうのか、物語に潜む“内側”を考え始めるようになりました。考えれば考えるほど、それは僕たちの生活と地続きになっているようでした。現実とは懸け離れたはずのお伽噺が、 2022年を目前にした今と重なり始めているように思えるのです。これは“東京という大都会で生きる”ある男女の物語です。
今、僕は、実に面白い発想を提案してくれるクリエイティブなスタッフ陣と創作しています。舞台美術、衣裳、音楽、照明、そして劇場のロビー空間も全てを楽しめるものにしたいと思います。ひとり芝居にしては贅沢すぎる場所・本多劇場から贈る新しい『鶴かもしれない』にご期待ください。

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