サブスク世代にぶっ刺さり!今さら聞
けないFAKYの魅力を徹底分析!

BE:FIRST、INI、なにわ男子……。次々デビューするボーイズ・グループが世を賑わす中でも、国内外で強烈な存在感を放つガールズ・グループFAKY(フェイキー)を徹底分析!

メンバーであるTakiが人気恋愛リアリティーショー「オオカミ」シリーズへの2作連続出演で再注目を浴びている中、8月末にリリースした「Sayonara My Ex」では、普通なら黒歴史として隠してしまいそうな“自身の失恋”を赤裸々に歌詞にして、ティーン世代の心を鷲掴み。

サウンド面でも、海外トレンドをいち早く取り入れた「J-POPオルタナティブスタイル」を確立し、国内外から注目を集める彼女たちの魅力に、今一度注目してみたい。

J-POP界のニュー・ウェーブ、FAKY

“フェイクなフリしてとことんリアルに”をキャッチコピーに掲げ、Lil’ Fang、Mikako、Akina、Hina、Takiのメンバーで構成されるガールズ・ユニオン、FAKY。ルーツもスタイルもバラバラな5人が、ジャンルの垣根を超えた音楽とダンスのパフォーマンスで見た人を魅了している。

2016年に発売した『CANDY』が、iTunes総合トップアルバムにおいてアリアナ・グランデ、レディオヘッドに次ぐ3位を獲得し、翌年に発表した『Surrender』は、SpotifyのViral50チャートにて日米Top10入り。2019年に発表したガールズ・パワーをテーマにしたダンスシングル3部作の反響をへて、日本テレビ系情報番組「スッキリ」に取り上げられるとTwitterトレンドランキング入りを果たした。
昨今では、ニューヨーク生まれのファッションマガジン・NYLONの Sound Check(NYLON NYが選ぶ今週の楽曲TOP10)にNCT、CL、BLACKPINKと肩を並べてピックアップされ、日本のアーティストでは、嵐、Snow Man、SixTONESしか取り上げられていないアメリカ本家のMTVホストであるKevan Kennyからインタビューオファーを受けた。また、アメリカの名門メディア・コスモポリタンのYouTubeチャンネルに、J-POPアーティストで初めて取り上げられたことから、海外からの注目も高まっている。

さらに国内では、Billboard JAPANとTikTokが主催する『NEXT FIRE 4 HOUR SPECIAL』に、Awesome City Club、sui、羊文学変態紳士クラブ、Momと並び出演。このように”歌って踊る”タイプのガールズ・グループが、シンガーソングライターやバンドと肩を並べるのは”かじる世代”が台頭するサブスク時代において、進化を続けオルタナティブに活躍するFAKYだからこそといえるだろう。

赤裸々すぎる恋愛エピソードに共感の嵐

そんなFAKYは現在、8月末にリリースされた「Sayonara My Ex」で、大きな話題に。

TikTokの1本のMV切り出し投稿が、65万回再生を突破し、さらに5再生に1回「いいね」ボタンが押される驚異的なエンゲージメント率を叩き出した。

そのバズからYouTubeに飛び火し、公開わずか1週間でMVが100万回再生を突破。現在、”一番の人気・話題の指標”とされているコメント欄にも、世界各国から多数のコメントが寄せられ続けている。
【MV】FAKY / Sayonara My Ex

その人気の起因の1つは、”リアル”さ。“元恋人に別れを告げる”という意味を持つ本曲は、なんとメンバー5人の“実際にあった失恋体験”をもとに制作されているというのだ。
【Lyric Video】FAKY / Sayonara My Ex

しかも「Sayonara My Ex」のリリックビデオの概要欄には、曲の中のどこが誰の元恋人に向けたメッセージなのかまで記載してあるという赤裸々っぷり。

歌詞にも

あなたのシャツから彼女の香りがした それでもただの友達なんてよく言えたね(日本語訳)

愛されたって変えたくなくて あなたのタバコも好きじゃなくてごめん

とあるように、情景が浮かび上がるようなリアルな状況や心情を歌っている。これに対しコメント欄やTwitterには「切ない」「エモい」などの感想や共感の言葉がたくさん寄せられた。


エモすぎ
切ないー
#FAKY#Sayonara My Ex pic.twitter.com/j3Fcsfe3c0

— ❀✿Serina.H♡✿❀ (@seri_lol_hyphen) August 29, 2021


「FAKY」の 「Sayonara My Ex」を聴いています。#NowPlaying #なうぷれ#FAKY #Sayonara My Ex

エモい pic.twitter.com/NHVGEY7YP9

— りょん@10/22 (@ryo3_kun) September 15, 2021

著名アーティストも絶賛!

そんなFAKYに注目し続けているのは、ファンだけではないようだ。世界中の著名アーティスト・クリエイターからのラブコールが絶えず届いているのも、彼女たちのすごいところ。

ジャスティン・ビーバーなど大物アーティストの振り付けを手がける、世界的コレオグラファー・Galen Hooksは

FAKYは楽しさに溢れていて、エネルギッシュで勇ましく、自分らしいスタイルを持っている

とコメント。

そのほかにも、BLACKPINKやビリーアイリッシュのスチールを手がけるカメラマン・Alexandra Gavillet、デミ・ロヴァートやバック・ストリートボーイズの振り付けを手がけるダンサー・Jojo Gomez、人気フィメールラッパー・Awichなどが、彼女たちにラブコールを送る。

さらに、FAKYにとって憧れの存在であり、『NEW AGE』では歌詞を手がけた倖田來未も、

これからも進化し続けるFAKYを応援したい!

と期待を込めたエールを送るなど、世界中で活躍する様々なジャンルの著名人から評価されていることが分かる。

サブスク世代にぶっ刺さり!今さら聞けないFAKYの魅力を徹底分析!はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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