L→R タクヤ、リョウガ、ユーキ、カイ、タカシ

L→R タクヤ、リョウガ、ユーキ、カイ、タカシ

【超特急 インタビュー】
10周年を迎える超特急の、
また別角度からの集大成

さらに広がった
超特急の幅というものを見せられる

“Dance Dance Dance”というアルバムタイトルだけあって、ダンスは間違いなく見どころですよね。超特急史上初めてダンサーだけで歌っている「Добрый день」も本当にカッコ良い!

ユーキ
ものすごくカッコ良いし、ライヴでやったらものすごく気持ち良さそう!
リョウガ
今までダンサーが歌うことはあっても、いつもタカシがいた上で成り立っていたから、果たしてダンサーだけで一曲をちゃんとかたちにできるのか心配もあったけど、完成したものを聴いたら“やるやん! カッコ良いやん!!”って。僕はカッコつけるのが苦手なんで無機質に歌ってもOKなBメロが割り当てで助かったし、Aメロのタクヤのラップもすごくカッコよくないですか?
タカシ
うん、うん!
タクヤ
…すみません、練習していないです(笑)。
ユーキ
まぁ、こういう曲があるとライヴでもタカシが休めるしね。
カイ
そう! 次の曲に備えられる。
タカシ
そういう意味では、また多様性が出せていいですよね。

“多様性”と言えば、タカシさんとカイさんふたりで歌っている「Chillout @JP」も新しいですね。

カイ
歌うのは好きなのでありがたいですね。“カイに歌わせたい”と制作チームが判断してくれたのだったら全力で応えてやろうと思うし。
タカシ
強気(笑)。先にカイがレコーディングしたんで、僕はカイのラップを聴きながら歌えたんですけど、めちゃめちゃ良かったですよ! それこそヘッドホンで聴いたら耳元で囁いてくれているかのような距離感の近さがあって、曲の甘口な世界観にすごくマッチしている。
カイ
朝起きて、イチャついてるだけの曲ですからね(笑)。
タカシ
ライヴでこの曲をやったあと、リョウガの「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ~るど」が来たらいい流れやなぁ! ストーリーができる(笑)。

ちなみに他のメンバーも“次は自分が歌いたい!”と思っていたりとかは?

リョウガ
歌いたいです。タカシと個人的に!
ユーキ
カラオケに行け(笑)。

(笑)。他にもアイリッシュポルカやアイスランドをイメージしたバラードもあり、最後はメキシコで人気のスカ曲「Te quiero mucho」で心をひとつにするという流れも、“世界を笑顔に”というアルバムテーマに沿っていますよね。

タカシ
いろんな国の目線でポジティブなメッセージが詰まっているアルバムなんですよね。ただ、通常盤にだけ入っている「You Don’t Care」だけ、特に国は決まっていない。
ユーキ
ラブい曲ですよね。この洋楽っぽい感じが好きだし、心から気持ち良いと思える。
カイ
まぁ、《片道の運命》と歌ってるくらいなんで、幸せな曲ではないんですけど。

こちらもファルセットだとかタカシさんの声を活かした曲になっていますし、これだけ幅広い見せ方ができるのも10周年の今だからこそだなと。

タカシ
昔ははっちゃけ系かバラード調っていう感じだったんで、こんなにたくさんの国の曲は歌えなかったでしょうね。10周年を迎える超特急の、また別角度からの集大成というか。3年振りのアルバムということで、さらに広がった超特急の幅というものを見せられる、聴かせられることは間違いないですね。今までのアルバムとは全然違う分厚い作品になっているので、ぜひいろんな方々に聴いていただきたいです。
カイ
全曲いいよね。ライヴでも全然違う感じになりそうだし、それがまたいい!

11月23日にさいたまスーパーアリーナ、12月26日に大阪城ホールで開催される10周年ワンマンのタイトルも“DANCE DANCE DANCE”ですから、きっとアルバム曲が大量にお披露目され…

ユーキ
ないです! 絞ってやります!
カイ
『DANCE DANCE DANCE』の前に“10tn Anniversary Super Special Live”なので、このライヴをアルバム発表会には絶対したくないんですよ。
タカシ
大きな節目のライヴやからね。アルバム曲をお披露目したい気持ちもやまやまなんですけど、それだとアニバーサリー感が薄れてもったいない。
ユーキ
10周年ということで決して守らず、攻めていくライヴにしたいので、アルバムの中でも新しい挑戦だったり、ライヴ映えしそうな曲は押えつつ、10年を一気に振り返ってやろうかなと。本当に踊り明かして終わるライヴにしたいんです。
カイ
セットリストを見た時、気絶するかと思った!
リョウガ
10周年記念ライヴなので今までの集大成を見せる気持ちでやっていきたいですし、会場のさいたまスーパーアリーナも超特急のワンマンとしては一番大きな会場ですからね。コロナ禍の中で8号車に支えられた部分も大きかったので、その恩も返していきたいです。
タクヤ
無事に開催することができれば、すごく特別な一日になることは間違いないですし。大阪の追加公演では前日に10周年を迎えるので、8号車と一緒に“誕生日おめでとう!”って歌ってお祝いしたいですね。8号車もメンバーなんですから。

取材:清水素子

アルバム『Dance Dance Dance』2021年11月10日発売 SDR
    • 【初回限定盤】(CD+Blu-ray)
    • ZXRC-2081
    • ¥7,480(税込)
    • 【通常盤】(CD)
    • ZXRC-2082
    • ¥3,300(税込)

ライヴ情報

『BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live「DANCE DANCE DANCE」』
11/23(火) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
12/26(日) 大阪・大阪城ホール

超特急 プロフィール

チョウトッキュウ:2011年12月25日に結成、翌12年6月10日にシングル「TRAIN」でCDデビュー。今話題のメインダンサー&バックヴォーカルグループ。2011年12月25日結成。12年6月にシングル「TRAIN」でインディーズデビュー。17年4月26日にリリースしたCDデビュー5周年記念シングル「超ネバギバDANCE」は初のオリコンウィークリーチャート1位、ビルボードチャートHOT100総合1位を獲得! 18年12月には念願のさいたまスーパーアリーナでのワンマンライヴを成功させ、19年12月〜20年1月にはグループ史上最大規模のアリーナツアーを、20年12月にはグループ史上最大スケールのオンラインライヴを、そして21年6月には神奈川・ぴあアリーナMMにて3日間にわたる有観客ライヴを成功させた。22年 結成10年を迎え、約3年振りとなる全国ホールツアー 『BULLET TRAIN 10th Anniversary Tour 2022 Progress』を決行。そして、同ツアー初日の4月23日に、8号車と一緒に想像を超えた未来へ行くため、新メンバーオーディション『超特急募』を開催することをLiveのMCにて発表し、同年8月8日の「8号車の日」に追加の新メンバー4名を発表し、9名の新体制となる。“君との笑顔が終着駅”、さらなる進化を遂げた彼らがどんな11年目の未来を進んでいくのか目が離せない!超特急 オフィシャルHP

「같이 가자(カチ カジャ)」MV

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(ドーブリジェン)」MV

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OKMusic編集部

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