鈴木愛理、日本武道館にてワンマンラ
イブを開催「明日も頑張ろうって思え
る歌を届けたい」
最初のブロックの終わりには、先日MVが公開されたばかりの「rescue」(楽曲提供:Amber's)。「みんなちゃんと予習してきてくれたかなー?」と快活に煽りを入れ、歌詞にも“愛“を感じさせるアップテンポチューンで会場を一つにまとめあげた。MCではこの日の雨模様に思いを馳せ、鈴木が所属していた°C-ute 時代の“大きなライブの日に雨が降ると成功する“というジンクスを思い出す場面も。コロナ禍の影響で鈴木愛理の単独公演は約2年ぶりの開催となったが、「この雨は、きっと地球全体が喜んでいる雨だ!と思っています。みんなともやっとここで、音楽でひとつになれるね」とコメント。また、この2年間を「自分を見つめ直す時間が増えた時期でした」とも語り、吉澤嘉代子の楽曲提供による新曲バラード「笑顔」をアコースティックギターの響きとともに初披露する。
転換開けの中盤では、パラリンピックにも参加した5人組ガールズブラスユニット・MOS がパフォーマンスに参加。ブギーナンバー「Let The Show Begin」では彼女たちのブラスサウンドに鈴木のパワフルな歌唱がのり、会場の熱気を一気に盛り上げる。MCでは歓声の代わりに観客の拍手による大きなコール&レスポンスが会場に響き渡った。後半戦では°C-ute や Buono!時代のヒット曲やソロ曲のメドレーを交え、鈴木雅之とのコラボで話題となった「DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理」で華やかに本編ラストを締めくくった。
「ソロデビューで武道館に立った時と今と、心のなかで少しステージに立っている時の感情が違います」と鈴木。コロナ禍で公演が中止になるなどの苦しい展開もあった一方で、たくさんの出会いと勉強する機会があったという。その積み重ねを経て「DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理」で鈴木雅之と共演した際にこれまで培ってきたものを全て表現にぶつけ、自分に納得することができた。「歌うことは好きだし、私にかかわってくれる人たちが笑顔になってくれること、明日も頑張ろうって思える歌を届けることが私のやりたいことなんだなって、それに改めて気づけた2年でした」と感極まった様子で会場のファンに打ち明けた。
はオフィシャル映像配信サイト「HELLO! PROJECT STREAM ONLINE STORE」にて11月7日(日)よりストリーミング配信される予定だ。
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