【FreeKie インタビュー】
チバニャンをプロデューサーに迎え、
約150人のユニットが
メジャーデビュー!
大勢でのMV撮影はアットホームで
学校みたいだった
ここに集まった7組だけでもそれぞれ個性やグループのカラーが違うのが伝わってきました。総勢約150人のユニットのFreeKieとして、チバニャンさんがプロデュースと作詞作曲を手がけた「We are “FreeK”」でメジャーデビューしますが、楽曲の印象や今の心境などを聞かせてください。
成田
最初に思ったのは、“150人って多くね?”ってことでした(笑)。でも、ボーイズグループとガールズグループが一緒に何かをやる機会ってなかなかないと思うので、どこもやっていないことがやれるというすごさを感じました。チバニャンさんって、特に若い人はみんな知ってるぐらい有名な方なので、どんな曲が届くのか楽しみでしたね。
祐大
地元の友達もチバニャンさんの楽曲が好きで、“羨ましい!”っていうLINEがきました(笑)。僕的にはあまり聴かないジャンルの曲なのですが、キャッチーで耳に残る曲だなって。振り付けは女性寄りですけど、曲自体は男性も女性もどちらでも歌える曲なので、聴く側も男女関係なく楽しんでもらえたらいいなと思います。何なら一緒に歌ってほしいですね。
高宮
私も人数の多さにびっくりしましたし、“どうやってリリースイベントをするの?”って(笑)。私がイメージするリリイベはタワーレコードさんやHMVさんとかで行なうインストアライヴなので、この人数だとイベントスペースには入りきらないじゃないですか。でも、FreeKはFreeKだけでイベントやライヴをしていたりするし、独自のスタイルでリリイベもやれているから、“そういうリリイベもありなんだ!?”って思いました。
今日も別の選抜メンバーが別室で同時に取材を行なっていますしね。池田さんはどうですか?
池田
buGGは『FreeK-Laboratory』の所属じゃないのですが、こういうかたちでかかわるのが初めてだったので、人数の多さもそうですし、いろんなことにびっくりしています。buGG の楽曲とは違い新鮮でした。buGGのファンの方も驚いていましたけど、違う一面を見せることのできる曲なので、一緒に踊って楽しんでいただきたいです。
寺田
まず“『FreeK-Laboratory』が何かやるみたい”っていう噂を耳にしたんですけど、ハープスターも事務所が違うので、私たちがそこに入っているとは思ってもいませんでした。でも、スケジュールにMV撮影が急に入って、それが今回のFreeKieのMV撮影だと知らされた時に、“私たちも参加するんだ!?”って。普段はバラード系が多いから、それとは全然タイプが違うし、さすがにメンバーみんなと話し合いましたね。“私たちに《わっしょいやー》っていう歌詞の曲が歌えるのかな?”って(笑)。でも、練習していくうちに慣れてきて、今では口ずさんだりしています(笑)。
津崎
私はそういう噂も知らなかったので、FreeKieをやると聞いた時、“150人”とか“徳間ジャパンからメジャーデビュー”とか“チバニャンさんの楽曲”とか、いろんなことが一度に入ってきて“これ、ヤバくね?”って感じでした(笑)。てるてるもこういうタイプの曲はやってこなかったので、レコーディングはみんな苦戦しました…。サビの速いところとか、最初は噛み噛みだったし(笑)。MV撮影もすごく印象に残っています。いくつかのグループで撮ったり、全員で撮ったり、朝から夜まで撮影が続いたんですけど、1テイク終わるごとに周りから拍手が起こったりしましたし、全部の撮影が終わった時には達成感がありました。
JYA☆PONは普段の楽曲に近い感じなんじゃないですか?
天野
そうですね。JYA☆PONっぽいタイプの曲だと思いましたし、練習の時からみんなノリノリでした(笑)。あと、私たちはまだメジャーデビューしていないんですけど、今回のFreeKieで徳間ジャパンさんからメジャーデビューするという話を聞いて、FES☆TIVEさんとか、この作品にも参加しているchuLaさんとかと同じところからデビューするというのが嬉しかったです。あと、私もMV撮影が印象的でした。“大勢での撮影はどんなふうになるだろう?”と最初は思ったんですけど、アットホーム感があって学校みたいでした。
CDが全21形態でリリースされ、表題曲は全員参加のバージョンで、Type B〜Type Uのカップリングには各グループの個別バージョンを収録するというのも驚きですよね。
祐大
そうですね。それぞれのグループのバージョンが収録されたタイプのCDはジャケットもそれぞれ違うので、発売日にCDショップでどんな感じで並べられるのかも興味がありますね(笑)。
確かに(笑)。今回のCDの発売が各グループにとって、多くの人に名前を知ってもらえるきっかけにもなると思うので、今後の予定と目標も聞かせてください。
天野
JYA☆PONは10月3日にZepp Haneda TOKYOでワンマンライヴがありますので、それが一番近い目標です(※本取材は9月15日に実施)。前回のワンマンの動員数が336人だったので、今回はその2倍の672人の動員達成を目指しています。
津崎
てるてるは今、“パフォーマンス力を上げていきたい”と思っています。まずはレベルを上げて、それから具体的な目標を考えていきたいなって。
寺田
ハープスターは“魅せる曲”が多いんですけど、ステージから客席を見た時に、じっくり聴いてくれているのか、盛り上がってないのかが分かりにくいんです(笑)。イベントとかで盛り上がる曲をやるグループのあとに、ハープスターが出てパフォーマンスをするとお客さんが反応に困っていたりするので、魅せながらも沸けるような曲をもっと増やしていきたいと思っています。
池田
buGGは11月6日にワンマンが決まっています。昨年は無観客での配信ライヴになってしまったので、今年は会場にたくさん観に来てもらいたいです。あと、buGGを知らないFreeKさんのファンの方にも知っていただけるように、いろんな面を見せていきたいです。
高宮
//ネコプラ//は新メンバーが加入して、新しい体制でスタートしたばかりなんですけど、やっぱり私たちもグループとして音源をリリースをしたいと思っていますし、単独ではMVをまだ撮ったことがないので、今回を機にMVが撮れたらいいなって思っています。
祐大
UnK≠LucKは脱退したメンバーがグループの中でダンスが一番うまかったので、新体制としてどういうふうにしていくのかを今考えています。方向性は変わらないんですけど、人数が減ったぶん、ライヴとかでの魅せ方も違ってきますから。あと、僕らもMVを撮りたいと思っています。5人体制になったということもあって、今のUnK≠LucKとして映像でもかたちに残せたらいいなって。あと、今回のシングルに参加している男女の比率でも分かるようにボーイズグループが少ないので、自分のグループだけでなく、もっとボーイズグループもプッシュしてもらえるように頑張りたいと思います!
成田
僕たちは“Zeppでワンマン”という目標を掲げて活動をスタートさせました。最初は小さな箱からスタートして、ちょっとずつ会場が大きくなっていき、東名阪ツアーもやらせていただいて、その次にはTSUTAYA O-EASTと、だんだん目標に近づいてきたのかなって。なので、目標のZeppワンマンに向けて、さらに頑張っていきたいと思っています。
取材:田中隆信