「魔法科高校の劣等生 追憶編」今冬
放送決定 オーディオドラマから井上
喜久子、遠藤綾が続投

(c)2019 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校2製作委員会 今年2月末にアニメ化決定が発表された「魔法科高校の劣等生 追憶編」の放送時期が、今冬に決定した。メインキャストとスタッフの顔ぶれが明らかになり、第1弾CMとキービジュアルも公開されている。
 原作は、佐島勤氏による小説「魔法科高校の劣等生」シリーズ。魔法が技術として確立された世界を舞台に、魔法科高校こと国立魔法大学付属第一高校に通う司波達也と、才色兼備な妹の深雪が繰り広げる波乱の日々を描く。2014年にテレビアニメ第1期、20年に第2期「来訪者編」、今年7~9月には深雪を主人公としたスピンオフ「魔法科高校の優等生」が放送された。シリーズ10周年記念プロジェクトの一環として制作される「追憶編」では、本編から3年前の沖縄を舞台に、冷え切っていた達也と深雪の関係を急接近させた、あるできごとのてん末が明かされる。
 主演はシリーズ本編から続投し、魔法師の名門・四葉家直系の息子として生まれるも、魔法力に劣る“欠陥品”だったため使用人のような扱いを受ける中学1年生の達也役を中村悠一、たぐいまれな魔力を備えた次期四葉家当主候補で、達也をガーディアンとして従える中学1年生の深雪役を早見沙織が担当。2012年に発売されたオーディオドラマDVDから引き続き、達也たちの実母で“忘却の川の支配者(レテのミストレス)”と呼ばれる強力な魔法師でもある司波深夜を井上喜久子、深夜のガーディアンを務め、達也たちに対しては姉のように接する、調整体魔法師「桜」シリーズの第一世代・桜井穂波を遠藤綾が演じる。
 スタッフは、テレビアニメ第2期「来訪者編」を手がけた顔ぶれが再集結。吉田りさこ監督のもと、助監督をジミー ストーン、脚本を中本宗応(ライトワークス)、キャラクター原案と総作監を、原作小説のイラストも手がける石田可奈、アニメーション制作をエイトビットが担当する。
 第1弾CMには、「私は、あの人のことを何も知らない」という深雪の独白とともに、中学生時代の司波兄妹が南国の海沿いを歩く姿を収録。キービジュアルにも、波打ち際にたたずむ2人の姿が描かれている。

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