森田剛、有村架純が主演する『前科者
』で約6年ぶりの映画出演 脚本を読
み「自分に何かできるのではないかと
直感的に惹かれました」

2022年1月に公開される映画『前科者』に、森田剛が出演しているじことがわかった。
『前科者』は、『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて2018年1月から連載が始まった香川まさひと原作、月島冬二作画による漫画。罪を犯した「前科者」の更生・社会復帰を目指して奮闘する保護司の姿を描いた作品で、2019年の『第3回さいとう・たかを賞』最終候補に選ばれている。今回の映像化では、有村架純を主演に映画と連続ドラマの2つの形で制作。映画『あゝ、荒野』の岸善幸監督がメガホンをとり、連続ドラマでは新⼈保護司の阿川佳代が様々な前科者“と向き合い成⻑する様子を、映画では保護司として現在進⾏形の凶悪犯罪と向き合う姿をサスペンスとして描く。
出演が発表された森田は、本作で約6年ぶりの映画出演を果たすことに。森田は、職場のいじめが原因で同僚を殺めてしまった男・工藤誠を演じる。工藤は出所後、佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたのだが、ある日、忽然と姿を消し再び警察に追われる身となる人物だ。
森田、岸監督のコメントは以下の通り。
森田剛
本作の脚本を読ませていただいた時に、自分に何かできるのではないかと直感的に惹かれました。
今回演じた工藤誠を始め、何らかのトラウマを背負って戦っている人たちを描いている物語で嘘が無い脚本だと思いましたし、一人でも嘘があると成立しないとも思いました。
少なからず、自分自身もそういう思いを持って生きているのを感じているので、すごく難しくもありますが、勝負をしてみたいと思い、出演をさせていただくことになりました。
役作りにおいては事前に岸監督とお話する機会があり、疑問に思ったことも色々と話し合うことができました。岸監督は、役者をすごく信用している方で、自由にやっていいと任せていただけたので、それに応えたいなという気持ちで現場に集中できました。
有村架純さんとの共演シーンは、台本にない部分で気持ちがつながった演技ができました。
自分の中でも大切にしていたシーンだったので、集中して出し切れたなと思っています。
人は1人では生きていけないという、人との関わりを感じる作品になりましたので、是非ご覧ください。
岸善幸(監督)
この映画にとって、罪を犯してしまった人間の存在感がとても重要だと考えていました。
森田さんの設計する誠は気弱で優しく、常に罪悪感を背負っていました。
それは本作品にとって大きな力となりました。
映画『前科者』は2022年1月全国ロードショー。
『WOWOWオリジナルドラマ 前科者 -新米保護司・阿川佳代-』は11月20日(土)スタート(全6話)/第1話無料放送/各話放送後、WOWOWオンデマンド、Amazon Prime Videoで見逃し配信。

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