村中知&梶裕貴が再現コーナーで涙、
語彙力を失う特報映像も解禁 『ワー
ルドトリガー』生配信イベントvol.2
レポート 

アニメ『ワールドトリガー』のキャストによる生配信イベント『ワールドトリガーチャンネル Vol.2』が、2021年9月8日(水)、YouTubeの東映アニメーション公式チャンネルにて配信された。
出演は、空閑遊真役の村中知、三雲修役の梶裕貴、雨取千佳役の田村奈央ら“玉狛第2”の3人。さらに、本作のイベントには今回が初登場となった、城戸正宗役の桐本拓哉も出演し、普段なかなか聞くことのできないトークで盛り上がった。
10月9日放送開始となる3rdシーズンの最新情報に加え、名シーンの再現コーナーなど、ファンにはたまらない内容となった本イベントの模様をレポートする。なお、イベントの模様はアーカイブ配信も実施中だ。
『ワールドトリガーチャンネル Vol.2』アーカイブ
【レポート】3rdシーズンでは城戸司令のエピソードも
4名のキャスト陣に加え、永富大地プロデューサーが登場すると、まずは2ndシーズンを振り返っていくことに。
かつて敵として戦った近界民〈ネイバー〉のヒュースを仲間に加えるために、修がボーダー幹部を説得しにいったエピソードについて、永富プロデューサーは「会議室での戦いはとても『ワールドトリガー』らしい“いい戦い”」とコメント。
梶裕貴(三雲修役)
キャスト陣も、アクション的な戦いだけではない、言葉での戦いや交渉術の熱さに注目してほしいと語り合った。さらに永富プロデューサーからは、「(会議室での戦いで)遊真・修・千佳に立ちはだかるように見えた城戸司令のなかに、なにがあるのか……。3rdシーズンでは、そういった部分が少しだけ垣間見えるエピソードもある」とも語られた。
桐本拓哉(城戸正宗役)
魂が吹き込まれた特報が解禁
3rdシーズンへの期待が高まったところで、キャストボイス入りの特報映像が初解禁。これにはキャスト陣も視聴者コメントも、語彙力を失うほど大盛り上がりだった。
ヒュース(CV:島﨑信長)の「指揮官ならさっさと方針を示せ」、迅悠一(CV:中村悠一)の「揺れるな」、修の「……千佳!お前の出番だ!」などなど、原作ファンにはたまらないセリフがぎっしり詰まった映像に、永富プロデューサーも「役者の皆さんの魂が吹き込まれると、映像が動き出す」と声を弾ませていた。
続いて、新キャストとして、ミカエル・クローニン役を竹内良太、林藤ゆり役を能登麻美子が担当することが解禁され、梶と村中がふたりのコメントを代読。
ここでは梶から、竹内はかつて同じクラスで声優を目指し講習を受けていた“同期”であること、そして共演が叶った喜びが語られた。また、能登の起用理由について永富プロデューサーは、「林道ゆりの性格の柔らかさと、かなりハードな経験をしているギャップを体現できるのは能登さんだった」とコメント。感染症対策により、少人数での収録のため、実際に掛け合いで演じることができていないキャスト陣は、竹内が演じるクローニンと、能登が演じるゆりに、大きな期待を膨らませていた。
田村奈央(雨取千佳役)
声も心も震わせた、名シーン再現コーナー
イベントでは、ファンから要望の多かった名シーンの実演コーナーも実施。​1stシーズンより、3つの名場面が披露された。
●物語序盤、遊真・修・千佳の3人がチームを結成するシーン。
●大規模侵攻が終わった後、病院の屋上で遊真と修がレプリカについて話すシーン。
●大規模侵攻後の記者会見を経て、B級チームを結成した修に城戸指令が話しかけるシーン。
いずれも、かなり胸に迫るもののあるシーンばかり。
村中知(空閑遊真役)
演じ終えたキャスト陣は、涙がこみ上げたり、演じ終えてからもなかなか気持ちが抜けなかったりと、大いに心を震わせていた。画や尺のあるアニメのアフレコとは違い、心の動くままに演じることができるとあって、キャストにとっても視聴者にとっても、とても特別な時間となった。
『ワールドトリガーチャンネル Vol.3』は10月6日
次回の『ワールドトリガーチャンネル Vol.3』は、3rdシーズン放送直前の10月6日(水)に開催。『ワールドトリガー』2ndシーズンの最終話・12話を、村中知と梶裕貴の生オーディオコメンタリーを配信する他、最新情報の解禁やさらなる企画も調整中だという。こちらもお楽しみに。
『ワールドトリガー 3rdシーズン』は、​2021年10月9日(土)よりテレビ朝日系列にて放送開始。
文・撮影=実川瑞穂

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