アニメ化50周年記念作品『ルパン三世
PART6』超豪華ゲスト脚本家陣が参加
キービジュアルも公開

アニメ化50周年記念作品として10月9日(土)24時55分より放送予定の『ルパン三世 PART6』に超豪華なゲスト脚本家陣が参加することが発表された。合わせてキービジュアルも公開された。
シリーズ構成を務めるのは、映像化作品多数の推理小説家でありアニメ・特撮の脚本も手掛ける大倉崇裕が担当。オムニバスエピソードの脚本には特別ゲストとして、辻真先、芦辺拓、樋口明雄、湊かなえ、押井守など、小説界・アニメ界を賑わす豪華な顔ぶれが名を連ねている。
脚本家陣からのコメントも届いている。
<シリーズ構成・大倉崇裕コメント>
ルパン三世でミステリーを。その依頼をいただいてから、シャーロック・ホームズの名前を思い浮かべるまで、あまり時間はかかりませんでした。五十年にわたって、世界各国の警察組織を翻弄してきたルパンファミリーと真正面から戦える人物は、やはり彼しかいないでしょう。また今回、各方面で大活躍されている方々が、脚本で参加してくださっています。どんな話が飛びだすか、どうぞ、お楽しみに!
<辻真先コメント>
半世紀前に『ルパン三世』を小説家したとき、モンキーさんがイラストを描いてくれました。今度は『ルパン三世』のシナリオを書きました。いちばん見てほしいモンキーさんは、もういません。50年の時の流れは激しいけど、でもきっとむこうで見ててくれるだろうな。だってぼくが書いた『ルパン』だよ、絶対に面白いよ!だからモンキーさんも、もちろんファンのみなさんも、絶対に見てください!
<押井守コメント>
まさか、またルパンに関わるとは夢にも思っていませんでした。シリーズ構成の大倉さんが、「好きに書いてください」と言ってくれたので好きに書かせて貰いました。責任はとれませんが、きっと大倉さんを始めとした皆さんが戦ってくれるのでしょう。この脚本を採用してくれた製作者の皆さまの英断に感謝します。
<芦辺拓コメント>
13歳でアニメ『ルパン三世』に出会ったとき、それは当時盛んだったライトで洒脱で痛快な冒険活劇のエッセンスに思えました。そして半世紀、ルパン三世はこのジャンルの唯一無二のものとして私を夢中にさせ続けています。ありとあらゆる面白さをのみこんできたこのシリーズを、もし書くとしたら――そうだ、もう一つ自分が愛する「探偵小説」の世界だ!ああ、深讐綿々たる怪人と名探偵は、かくてここに相まみえたのであります……。
<樋口明雄コメント>
『ルパン三世』とは昔から深い縁がありました。何しろ、デビュー作が〈ルパン三世/戦場は、フリーウェイ〉(1967 年双葉文庫)。以来、ゲームブックや⼩説など、いくつものルパンの物語を書き続けてきました。そんな私のもとに舞い込んできたのが、TVシリーズ PART6のシナリオの執筆依頼。もちろん全力を注いで書かせていただきました。最高にクールでハードボイルドなストーリーをみなさまにお届けします!
<湊かなえコメント>
小学生の頃、毎日学校から帰って⼀番に見るアニメが『ルパン三世』の再放送でした。赤いジャケットのルパン世代です。ハンサムでも、ヒーローでもないのに、かっこいい。素敵な泥棒仲間、いつも裏切られるのに憎めない美女、まるでコンビの片割れのような警部。ワクワクしながら見ていました。まさかそこに脚本家として、錚々たるメンバーの⼀⼈に加わることができるとは! 当時の自分に、自慢したい気持ちでいっぱいです。
そして合わせて公開されたキービジュアルは、キャラクターデザインを⼿がける丸藤広貴が描いた、今シリーズのテーマ〈ミステリー〉への扉を開く荒野に佇むメインキャラクターが描かれたミステリアスなビジュアルになっている。
さらに11/3(水)に発売されるルパン三世 PART6 オリジナル・サウンドトラック 1『LUPIN THE THIRD PART6 〜LONDON』は、長年ルパンとともに歩んできた作曲家・大野雄二が手掛け、メインテーマ「ルパン三世のテーマ」の最新アレンジver.が収録されるとのこと。詳しい収録内容等は後日発表予定とのことで楽しみに待ちたい。

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