藤原竜也、溝端淳平、吉田鋼太郎らの
コメント&舞台写真到着 蜷川幸雄の
追悼公演 舞台『ムサシ』が開幕 

2021年8月25日(水)彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて、舞台『ムサシ』が開幕する。この度、演出家・出演者のコメント&舞台写真が到着した。
(左から)白石加代子、鈴木杏、吉田鋼太郎、塚本幸男、大石継太  撮影:田中亜紀
本作は、演出家・故蜷川幸雄氏が手掛けた傑作のひとつで、劇作家・故井上ひさし氏書き下ろしの舞台。今回、オリジナル演出の蜷川に加えて、「演出」に名を連ねるのは吉田鋼太郎。
本作はもちろんのこと、数多くの蜷川作品に参加し、2016年には彩の国さいたまシェイクスピア・シリーズの芸術監督のバトンも受けている。
(左から)塚本幸男、藤原竜也、吉田鋼太郎、溝端淳平、大石継太  撮影:田中亜紀
(左から)鈴木杏、白石加代子  撮影:田中亜紀
初演から一貫して宮本武蔵を演じるのは藤原竜也。井上ひさし氏が藤原をイメージしながら書き上げたこの当たり役を、確立した演技で座長として作品をリードする。藤原の武蔵に真っ向勝負を挑む佐々木小次郎役には、近年益々舞台での活躍を魅せる溝端淳平。加えて、第28回読売演劇賞で大賞と最優秀女優賞を受賞した鈴木杏や、舞台や映像で揺るぎない存在感を放ち続ける白石加代子、シェイクスピアから現代劇まで多くの作品に出演する塚本幸男ら、蜷川作品を彩ってきた超豪華キャストが再集結する。
(左から)藤原竜也、吉田鋼太郎、溝端淳平  撮影:田中亜紀
撮影:田中亜紀
本作の命の重さや負の連鎖を断ち切ると言う普遍的なテーマは、今の世の中だからこそ響く、見どころのひとつ。重厚なテーマの中に笑いを盛り込んだオリジナリティ溢れるエンターテインメントを劇場で目に焼き付けよう。
(左から)藤原竜也、溝端淳平  撮影:田中亜紀
撮影:田中亜紀
(左から)白石加代子、鈴木杏、齋藤慎平、大石継太、溝端淳平、藤原竜也、吉田鋼太郎、塚本幸男  撮影:田中亜紀
吉田鋼太郎 演出/柳生宗矩役 コメント
『ムサシ』、回を重ねておりますが、さらにパワーアップし強く、深く、繊細になっていると思います。
出演者一同、初演からのメンバーは体にこの作品が叩き込まれておりますので、叩き込まれたことと、今回新たに発見したこと、その2つをプラスして、さらに井上先生の深い世界、 蜷川幸雄演出のダイナミックな部分、そして細やかな部分すべてが際立つような仕上がりになってます。
初めてご覧になる方も、何度も観ていらっしゃる方も、またまた楽しめますので、ぜひ劇場へ足をお運びください。素晴らしい作品です。
藤原竜也 宮本武蔵役 コメント
井上先生と蜷川さんの想いの詰まった『ムサシ』は、初演から12年に渡り世界各地の劇場で、たくさんのお客様にお届けする機会に恵まれてきました。
コロナ禍という大変な状況の中でも、この作品をより良いものに出来るように、チーム一丸となって稽古を重ねてきました。劇場で芝居を観るという喜びをお客様と共有できるように、ひたすらに頑張ります。
溝端淳平 佐々木小次郎役 コメント
僕個人としては3度目の参加となりますが、また一から小次郎と向き合う中で改めてこの戯曲の崇高さを感じています。 同時に老若男女問わずクスッと笑える優しさと、命の尊さを力強く伝えてくれる『ムサシ』はまさに今やるべき戯曲であると思います。井上さんと蜷川さんが残して下さった世界にまた自分が挑戦させてもらえる喜びと、この状況下で板の上に立たせてもらえる有り難みを噛み締めながら、一つひとつ丁寧に小次郎という役を生きていきたいと思います。
鈴木 杏 筆屋乙女役 コメント
振り返れば、人生の3分の1の期間に渡り『ムサシ』に関わっている事になるのだなと気がつきました。
こんなに何回も再演できる作品は中々ないですし、今回で最後かもしれないという思いで、1公演1公演大切に舞台の上に立ち、井上先生の言葉を紡いでいきたいと思います。
頑張ります。
塚本幸男 沢庵宗彭役 コメント
幸せなことに、これまで『ムサシ』には全公演出演させていただいていますが、この度、初めて沢庵和尚を演らせていただきます。
どんな和尚になるのか、とにかく頑張ります。
『ムサシ』ほど、おもしろい作品はなかなか無いと思っております。
今もまさに地球上で起こっている、恨みの連鎖を断ち切る!!
ぜひ劇場でお楽しみください。お待ちしております。
白石加代子 木屋まい役 コメント
幾度も再演を繰り返す中で、『ムサシ』ほど思い出の多い作品は他にないといっても過言ではありません。国内はもとより海外公演でいただいた盛大な拍手喝采が物語るように、全人類の課題が敷かれたこの作品のテーマは世界にも通じました。グローバルな思想が貫かれた世界観を楽しんでいただきたいです。
撮影:田中亜紀
なお、埼玉公演は8月29日(日)まで彩の国さいたま芸術劇場 大ホール にて、 その後、東京公演は9月2日(木)~26日(日)までBunkamuraシアターコクーンにて上演、その後9月30日(木)~10月10日(日)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、10月15日(金)~17日(日)福岡・北九州芸術劇場 大ホール、 10月22日(金)~10月24日(日)静岡・浜松市浜北文化センターにて上演。

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