「ちびまる子ちゃん」ゲスト声優にロ
バートと上白石萌音 秋山竜次「トゥ
トゥトゥはもう封印」

(c)さくらプロダクション/日本アニメーション 国民的テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」に、お笑いトリオの「ロバート」と、上白石萌音のゲスト出演が決定した。
 「ちびまる子ちゃん」では「まるちゃん大好き! 8月のゲスト声優まつり」を展開中。ゆりやんレトリィバァ、お笑いコンビの「かまいたち」、井上清華(フジテレビアナウンサー)に続き、4週目となる8月22日放送の「まる子と3人の風来坊」に「ロバート」の秋山竜次、馬場裕之、山本博が出演し、ヒッチハイカーの若者3人組を演じる。彼らは北海道の宗谷岬を目指す旅の途中でまる子たちと出会い、幸せを呼ぶ魔法のリズムとして「ロバート」の持ちネタである「トゥトゥトゥ」を披露する。秋山は「ネタが生かされているストーリーだから、まさか自分たちのネタを、まるちゃんたちがやってくれているっていうのが感動するよね」とアニメキャラクターとの共演を喜び、「このネタはもう封印ですね。『ちびまる子ちゃん』のなかに出たら、ひとつのゴールだろ」と語った。
(c)さくらプロダクション/日本アニメーション 上白石は5週目となる8月29日放送の「まる子とひまわり少女」に出演。演じる役は、最初は自信のなさからまる子たちに意地悪な態度をとるが、次第にまる子のペースに引き込まれて打ち解けていくという9歳の少女で、高木淳監督が「私から言うことは何もありません」と絶賛するほどの芝居だったという。上白石は「夢にも思っていなかったので、本当に飛び上がるほどうれしかったです。小さいときもずっと見ていたし、大人になってからも、さくらももこさんのエッセイを読んで再びこの世界観が大好きになって、『ちびまる子ちゃん』は今でもよく見ているので、“こんなことってあるんだな、続けていたら良いこといっぱいあるんだな”と思いました」と出演を喜んだ。
 「ロバート」の3人と上白石からのコメント全文は下記に掲載。
【ロバート/秋山竜次、馬場裕之、山本博(竜次、裕之、博役)】
・ちびまる子ちゃんに出演すると決まったときの感想は?
馬場「一瞬だけの出演だと思っていたのに、こんなに長く出演させてもらえて、思い出になるというか、なかなか今までになかった仕事ですね。映画の声優とかもさせていただいたことがあるんですけど、“兵士A”とかしかやったことがなかったので、裕之役で『ちびまる子ちゃん』の中に入っているっていうのがすごい違和感でした」
秋山「ネタが生かされているストーリーだから、まさか自分たちのネタを、まるちゃんたちがやってくれているっていうのが感動するよね。これまで、コントやらなさそうな芸能人の方といろいろコラボとかもやってきたけど、これは絶対無理だもんね。まるちゃんの家に上がるってまずないからね」
山本「うちは奥さんも『ちびまる子ちゃん』が大好きだし、毎回録画しているんですよ。だから信じられないですよね。ひとつ自分の中で思い出というか、記念に残ります。この台本も絶対大事にしますし、宝物になるものだと思っています」
秋山「コントを考えた俺にも感謝してくれよ~」
山本「トゥトゥトゥがまさかね……。最初は“それの何が面白いんだ?”って言ってたからね」
秋山「このネタはもう封印ですね。『ちびまる子ちゃん』のなかに出たら、ひとつのゴールだろ」
・自身の演じる役のイラストをみて、感想は?
馬場「よせてるというか、本当にまんまですね」
山本「キャラクターもちゃんとそれぞれ分けてくれて、すでに存在する役にあわせたキャラクターをこっちで作ってくださいということではなく、自分たちにあったキャラクターを新しく作っていただいて、あのTシャツも、あんな感じのよく着てるもんね」
秋山「なんとなく色分けしてくれてるし、この髪型も再現してくれてるもんね」
・自身の若い頃の旅のエピソードは?
馬場「旅と言えば、ぼくは秋山と、自転車で北九州から大分まで、普通のママチャリで旅しましたね」
秋山「結構今回のお話に近いことやってましたね。高校生の時に馬場と友達4人でチャリンコ旅やってましたね。隣の県ですけど、100kmくらいあるので、それをママチャリで行くという無謀なゴールデンウィークの挑戦でしたね。部活入ってる人は部活を、バンド組んでるやつはバンドを、彼女がいるやつは彼女と遊ぶ、俺たちはただただ男4人でママチャリで旅に行ったんで“あいつら大丈夫か?”って学校でうわさになってましたね。帰りはしんどいから電車で帰ることになったんですけど、JRの人に聞いたら、自転車をバラさないとダメだって言われて。でもママチャリだからバラすような自転車じゃないんですよ。他の2人はそこで処分したんですけど、俺と馬場は自転車に愛着わいてるし、その場で分解して。到着したすぐ目の前のロータリーで組み立てたんですけど、組み立て方がわからなくて、結局地元で捨てましたね。バラすタイプのチャリじゃなかったってことですね」
山本「僕は高校の時は群馬県に住んでいたので、海がないんですよ。それで、海を見るために原付の免許とってみんなで行こうっていうのはやりましたね。群馬から4時間くらいかけて、一番近い海に行ったんですけど、その時初めてしっかり海をみて、よく潮のニオイっていうけど、“これがそうか!”っていったのを覚えてますね」
・みどころを(トゥトゥトゥのリズムで)
秋山「み・な・さ・ん、ぜ・ひ・と・も、た・の・し・み・に~」
馬場「ぼ・く・た・ちが・でてる~、ち・び・ま・る・こ~」
秋山「トゥトゥトゥトゥ、トゥトゥトゥ、トゥトゥトゥトゥトゥ~……」
【上白石萌音】
・ちびまる子ちゃんに出演すると決まったときの感想は?
「夢にも思っていなかったので、本当に飛び上がるほどうれしかったです。小さいときもずっと見ていたし、大人になってからもさくらももこさんのエッセイを読んで再びこの世界観が大好きになって、『ちびまる子ちゃん』は今でもよく見ているので、“こんなことってあるんだな、続けていたら良いこといっぱいあるんだな”と思いました」
・演じたキャラクターについて
「自分がうまくいっていないことで、人が楽しそうにしていると、ちょっとやっかみたくなる気持ちはあると思うので、とっても共感しながら演じました。最初はちょっとひねくれていても、新しいステキな考えに触れることで、コロっと自分の気持ちや考え方を変えられるのが子どものステキなところだなって。この子を見習いたいです。大人になるとそんなにコロっと考え方を変えることはできないので、さすが、まるちゃんの世界観だなと思って演じました」
・演じる上で気をつけた点、工夫した点は?
「ちょっとだけおませさんなところがある子だったので、大人になりすぎないように、あんまり子ども、子どもし過ぎないあんばいを攻めたいなと思ってきたんですけど、いざ始まってみると、まるちゃんとたまちゃんの声に引っ張ってもらって、自然とあの世界に入ることができました。やっぱりお2人の声はすごかったです」
・楽しみにしているみなさんにメッセージを
「すごくジーンとしたとっても良いお話で。台本を読んでいてもジーンとしたのに、それがまるちゃんの声で語られると余計すっと胸に入ってきて、改めて『ちびまる子ちゃん』という作品の良さが凝縮されているお話だと思いました。すごく夏らしさがありつつ、でもちょっとしっとりしていて、夏の終わりの放送にぴったりのお話。ぜひご家族で楽しんでもらいたいです」

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