「紅蓮華」作曲の草野華余子、コロナ
禍じゃなかったら...カラオケ印税は
5倍!?

 アニメ「鬼滅の刃」オープニング曲「紅蓮華」を作曲したことで知られる、シンガーソングライターの草野華余子が、19日放送の日本テレビ系『ダウンタウンDX』に出演。コロナの影響がなければ「紅蓮華」のカラオケ印税は5倍だったことを明かした。

 さらば青春の光の森田哲矢が、ゲスト出演者に関する“ゴシップ数字”を紹介する企画を実施。草野に関しては「2億5千万円」との数字が提示されたが、それは『紅蓮華』で得た作曲収入であるとした。

 作曲家に関して大きく「4つの印税」があるという森田。(1)CD印税、(2)配信ダウンロード印税、(3)サブスク印税、(4)カラオケ印税を取り上げ、CD印税だけなら378万円の印税収入があるなど、それぞれの印税収入を独自に計算。

 (4)のカラオケ印税では、「紅蓮華」は2020年のJOYSOUNDカラオケ年間ランキング総合1位を記録していることを紹介し、10代から50代までの年代別でも1位となる人気を得たことを説明。

 そして、「相場を聞くと、1曲歌われるごとに3円入ってくるんですって」と言い、「仮に日本人の半分の人が1回でも歌ったとしたら、、6000万人×3円=1億8千万円」と森田。スタジオでは「アバウト」の声が飛んだが、カラオケ印税の大きさを説明した。

 この森田の具体的な数字の提示に対し、草野は「すごい番組ですよね」と驚きつつ、「この数は若干オーバーかなとは思うんですけど、見たことない額がドーンって入った瞬間は、父親と母親にカバンとか買って送ったりはしました」と当時を振り返った。

 同じくアーティストの西川貴教もこの数字について聞かれると「ちょっと大袈裟ではありますけど」と前置きしつつ、カラオケの場合、「(オケは)元のCDの音源から、カラオケメーカーさんとかが独自に作られるんです」と説明。西川のように実際に歌唱する実演家はカラオケ印税から切り離されるものの、「作曲家さんとか、作詞家さんのほうには入っていくので、これからものすごく…」などと指で輪を作りながらスタジオを盛り上げた。

 これには草野もタジタジの様子を見せたが、「コロナじゃなかったら、5倍は入ってたって言われました」とし、「本当にカラオケに行っている人の数がとにかく――」とコロナ禍の影響を大きく受けたことに言及。「母親が調べて『おしいね、あんた』って」とオチをつけて共演者を笑わせていた。

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