プロジェクト大山、結成15周年の節目
に新作を上演 絵本作家・荒井良二の
作品世界をもとに新たな表現に挑む

ポップかつシニカルな作風で人気を博す古家優里率いるダンスカンパニー「プロジェクト大山」が、結成15周年記念公演『グッバイ!キャラバン』を2021年9月シアタートラムにて上演する。今作では、絵本作家の荒井良二の作品世界から得たインスピレーションをダンスによって立ち上がらせ、新たな表現に挑む。
プロジェクト大山は、2006年、主宰の古家優里を中心に、お茶の水女子大学舞踊教育学コースを卒業したメンバーにより結成されたダンスカンパニー。09年横浜ダンスコレクションRにて「審査員賞」、10年トヨタコレオグラフィーアワードにて「次代を担う振付家賞」を受賞。これまでに、11年『キャッチマイビーム』、12年『みんなしってる』『ホルスタイン』、13年『ファンタジー』、16年『それでもおどって』、18年『すばらしきあいまいな界』などを発表。カンパニー公演の他、演劇作品への振付・出演やNHK Eテレ「みいつけた!」での楽曲振付・出演など活躍の場を広げている。
撮影:HARU
撮影:HARU
今回の公演についてプロジェクト大山は、「眉間に皺を寄せた「オトナ」のためではなく、そんな大人の中にある「コドモ」に響くように。『想像してわくわくする気持ち』が呼び起こされるような、そんなダンス作品です」としている。
公演は、9月24日(金)~26日(日)の3日間。前日の9月23日(木・祝)には、「前夜祭」として、プロジェクト大山のこれまでの活動経験を次世代の若手の発展に繋げるイベントを開催する。ダンス・音楽・衣裳・演劇・美術など、様々なジャンルの若手表現者が集まり出会い、ひとつの作品を創作する機会を提供することで、若い世代の舞台作品づくりを応援し、今後の舞台芸術の発展を目指すという。

アーティスト

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

新着