ハナレグミ、東阪野外ワンマンライブ
『ツアー発光帯 〜in the moon lig
ht〜』終幕 オンライン事後配信が今
週末よりスタート

2021年7月22日(木)に開催されたハナレグミの日比谷野外音楽堂でのライヴ『ツアー発光帯 ~in the moon light~』のオフィシャルレポートが到着した。

特別な瞬間がたくさん詰まったライブだった。
日比谷野音に集まった2000人のオーディエンスが開演を待つざわめき、周囲の緑から湧き立つセミの鳴き声、そして楽しげな気分にさせてくれるBGM、すべてが輝いて見えた。
会場中に鳴り響く拍手に迎えられて現れたハナレグミ。ステージ上手、下手、中央と移動しながら拍手を全部受け止める。陽が傾き始めた日比谷の空に溶けるようなエレキギターのクリアトーンが響き、「on & on」からこの日のライブが始まった。曲終わりでバンドメンバーが入り、「モーニング・ニュース」の8ビートが体を揺らす
ハナレグミ (c)RYO MITAMURA
鈴木正人 (c)RYO MITAMURA
石井マサユキ (c)RYO MITAMURA
坂田学 (c)RYO MITAMURA
ハタヤテツヤ (c)RYO MITAMURA
美央ストリングス (c)RYO MITAMURA
「自分の選んだ道を真っ直ぐ進んでいる人、悩み苦しんでいる人、そういう様すべてが光って見えた」と、3月にリリースしたアルバム『発光帯』を制作するときの気持ちをMCで明かしたあと披露した表題曲「発光帯」は、盟友でもある二人、池田貴史が作曲、原田郁子が作詞した曲だ。
胸を鷲掴みにされるようなメロディとコロナ禍と呼ばれる日常に寄り添った言葉が永積の声によって解き放たれる。「家族の風景」「ハンキーパンキー」と続いた後は、弾き語りで「踊る人たち」「光と影」(途中で「今夜はブギーバック」を織り込む遊び心も)「きみはぼくのともだち」を披露し、後半の盛り上がりパートに突入。「大安」〜「Peace Tree」〜「オアシス」〜「大安」と途中のアドリブ合戦も交えながらつなぐという激アツな展開にオーディエンスは総立ちとなった。
アンコールは、「真夏の果実」(サザンオールスターズ)、「ありふれた言葉」(ROCKING TIME)のカバーを披露。そして、「明日天気になれ」でアンコール終えると、Wアンコールではチャップリンが作曲し、多くのアーティストがカバーしている名曲「Smile」でこの日のライブを終えた。
永積崇という一人のアーティストが通ってきた音楽の道のりが光り輝いて、この先もずっと続いている――そんなふうに思えたライブだった。

なお、ライブの模様はオンライン事後配信されることとなっており、現在イープラスで配信視聴チケットは発売中。配信チケット購入者は7月24日(土)18時~7月30日(金)18時までの期間内であれば何度でも視聴できる。
3月に発売された3年半ぶりのニューアルバム『発光帯』をはじめとした、これまでの名曲の数々を臨場感溢れる映像で楽しみたい。
<セットリスト>
M01. on & on
M02.モーニング・ニュース
M03.賑やかな日々
M04.僕のBUDDY!!
M05.発光帯
M06.家族の風景
M07.ハンキーパンキー
M08.踊る人たち ~ 今夜はブギー・バック 
M09.光と影
M10.ハイ!チーズ
M11.サヨナラCOLOR
M12.棚から落ちたホリデイ
M13.大安 – Peace Tree – オアシス – 大安
M14.独自のLIFE
M15.Quiet Light
M16.笑う月 ~ムーンライト~
M17.真夏の果実 ~ ありふれた言葉
M18.明日天気になれ
M19.Smile

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